第3回「10日間で作文を上手にスル方法」

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今日も世界のどこかで誰かが四六時中「テキストする」危険性について:第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part8-5)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使する(ための)レイアウト

・テキストをデータ解析(語の関係性の強弱)や、図示(空間的な表現{等高線的な表現とか、時系列とか}にして、発見できた印象的な事例があった
ら教えてください。
・スマホのフリックで書く時と、PCのキーボードで文章を書く時に、感覚が変わったりしませんか。スマホ横書きだと文章の意識が変わる気がします。(かに座)

日常動作としての「テキスト」「テキストする(texting)」は家庭用コンピュータの普及で

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「バランスのとれた標準体型」みたいな文章を目指したい?:第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part8-4)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使するためのレイアウト

分析・描写と試考のバランス(29 years old.)

連続講座の第3回では、会場のみなさんにポストイットを1枚配って、ふだん文章を読み・書きするときに悩んでいること、考えていることを自由に書いてもらいました。

外出先で椅子に座らされて、机なしで文字を手書きすると、思いのほか肘や肩に負荷がかかるもので、そのちょっとした変化が文体に緊張を与える気がする。たいてい消せない筆記具を使うからかもしれ

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声に出して読む「脈絡」と「リズム」:第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part8-3)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使するためのレイアウト

文章を(戯曲を)書いている時の悩み。
長い文が書けず、なぜか体言止めになってしまうこと。
文章(本)をよむとき前から読めない。
小説であっても。時系列が分からなくなってしまう。(23歳)

「長い文」には、a.文頭から文末までの字数・文節が多いもの、b.いくつかの段落からなる構造化された文章が続くもの、c.複数の章立てを用いたより大きな被写体を扱うものとがあって、質問者は(戯曲を)「書くとき」には

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「次の1冊」の費用対効果をどう高めるか?:第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part8-2)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使するためのレイアウト

アマチュアの場合(プロでも?)文章はプロジェクト単位で書かれる。告知は、SNSとか。n作目を読んで、「次も読みたい」と思った人にn+1作目を届けることに成功する割合(リテンションレート?)を上げるためにはどうしたらいいんだろう……と考えがち(25?26?歳)

恐縮ながら、僕はグロース・ハックの専門家ではありません。デジタルマーケティングに分析者として関わった経験はありますが、事業全体の業績管理に

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お礼メールの書き方に悩んだら:第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part8-1)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使するためのレイアウト

メールにおける)感謝の表現のバリエーションがない。

「お礼」がそもそも難しいTwitterに愚痴をつぶやくのに比べると、メールでお礼の気持ちを伝えるのは難しいですね。書こうとすればするほど、何に感謝すべきか分からなくなる。相手に伝わるか。失礼に当たらないか。なぜじぶんは嬉しかったのか。本当に喜ばしいのか。非常識に浮かれてないか。ありふれた感動譚に毒されて、できごとの受け止めが歪んでいないか。

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【講演記録】第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part1:はじめに)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使する(ための)レイアウト

はじめに 第3回目の講座は、2019年2月2日(土)に三鷹の上演スペースSCOOLで行われ、2019年5月19日までに講演記録を公表すると決まりました。春が近づくと、日本で働くひとはいつにもまして忙しくなりがちで、いぬのせなか座もその例外ではなかったのです。長らくお待たせして、ごめんなさい。
 3ヶ月が経ちました。10連休明けの地下鉄で、大切な短い会議に向かいながら、第3回を担当したぼく(=笠井)

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【講演記録】第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part2:講座の要約)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使する(ための)レイアウト

講座の要約第1回の概要 ふり返れば、2018年6月におこなった第1回は、「言葉の踊り場」と題して、日本語による近現代詩の技術表現史を扱いました。鈴木一平が中心となって、萩原朔太郎や北川冬彦、春山行夫、北園克衛、北原白秋、萩原恭次郎、富岡多恵子、安東次男、田村隆一らの作品や詩論を分析しました。
 西欧詩の形式の輸入として始まった『新体詩抄』(1882)以降、明治の詩人が七五調を頭に置きつつ、「内面」

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【講演記録】第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part3:上演用テキスト)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使する(ための)レイアウト

上演用テキスト 当日の大まかな流れを知るには、このテキストの目次をご覧いただくと手っ取り早いです。上演されなかったし、そもそもする気があったのか本人にさえ疑わしいことが、いくつか書かれてもいます。2019年1月20日に作成が始まり、1月31日に加筆を止めたあと、5月1日までに9回の(誤打による)修正提案がなされています。

 構成は全2幕とし、前半は笠井が45分ほど語りました。後半は1回25分の4

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【講演記録】第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part4:書き起こされた会話)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使する(ための)レイアウト

書き起こされた会話 今回の講座も、いぬなどの佐藤俊さんが、音源や写真の記録を行ってくれました。その音源をもとに、間投詞や相づち、言い淀みといったフィラーワードを除去して作られたテキストです。元の語りをなるべく損なわないように手入れしたので、台本のない雑談にはおなじみの、説明不足や論理の飛躍、話の食い違いが見られます。あらかじめご了承ください。

 2019年2月14日に作成が始まり、2月26日に草

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【講演記録】第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part5:スライド資料)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使する(ための)レイアウト

スライド資料 それ単体では読みものにならないので、投影資料は書き起こしテキストに挿入してあります。2019年1月6日から作り始められ、総編集時間は「55:33:00」とのこと。でも、ファイルを開きっぱなしで何もしなかった時間が、80%を超えるんじゃないか。だとすると、制作時間はせいぜい12時間くらい。当日は35~40分で話すつもりが、43分くらいかかりました。

(有料ページには「スライド資料」を

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