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【講演記録】第3回「10日間で作文を上手にする方法」(Part3:上演用テキスト)いぬのせなか座連続講座=言語表現を酷使する(ための)レイアウト

上演用テキスト

 当日の大まかな流れを知るには、このテキストの目次をご覧いただくと手っ取り早いです。上演されなかったし、そもそもする気があったのか本人にさえ疑わしいことが、いくつか書かれてもいます。2019年1月20日に作成が始まり、1月31日に加筆を止めたあと、5月1日までに9回の(誤打による)修正提案がなされています。

 構成は全2幕とし、前半は笠井が45分ほど語りました。後半は1回25分の4章立てで、1章ごとに最大5つの引用(200字程度)を素材にして、「どのように書かれているか?」を起点の問いとし、5人で話し合いました。この構成はちょっとした発明なのかもしれません。読書会や輪読会、合評会などに転用できる、ひとつの対話の「しかけ」。対象テキストや参加者、起点となる問いを入れ換えると、文書とひとの「交わり」の数だけ、語りの種が生み出せそうな。

(※厳密にいえば、「人為的な取り決めなど自然法則を利用していないもの」は、特許法第29条を満たしませんし、「新規性」や「進歩性」もなさそうですから、「発明」と呼ぶに足る要件は充足せず、せいぜい「使い勝手のよいルール」くらいでしょうけど。)

(URLはこちら。Googleドキュメントに飛びます。)


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第3回目の講座は、2019年2月2日(土)に三鷹の上演スペースSCOOLで行われました。講座の要約、上演用テキスト、書き起こされた対話、ス…

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