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精神日記

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心の中のもやもやを書き綴る。セルフメンタルケアとセルフコーチング的日記。
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#コンテンツ会議

いつかオードリー若林になりたかった

いつかオードリー若林になりたかった

昔からずっと日陰を歩いてきた人間だった。根暗、陰キャと、表現の違いはあるが、日の目を見ないタイプ。

小学校の頃は運動が嫌いだったせいで、昼休みはゲームの話ができる友人とずっと話しているか図書室にいた。中学の頃は卓球部に入るも1年で辞め、ゲームとアニメと漫画に興じるというオタク街道を突き進んだ。中2くらいまで女子と話すことも苦手意識があった。

そんな少年時代を送っていると、必然的にネガティブな思

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社交性という仮面を被って生きていくことは悪なのか。『いちばんすきな花』3話で思ったこと

社交性という仮面を被って生きていくことは悪なのか。『いちばんすきな花』3話で思ったこと

「本当の自分」を曝け出して、理解し合える気の合う人と出会えることは尊い。昨日、そういうnoteを書いた。

だが一方ではこうも思っている。

それって、「本当の自分」を他人が受容できるように、良い感じに伝えられる社交性があるからできることだよね。

僕はかつて付き合っていた恋人に、僕のことをわかってよ!と碇シンジくんばりに、自分がいかに陰キャ人生を歩んできたか、いかに弱い人間かを曝け出したことがあ

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10年前の僕は、tofubeatsなんて聴きながら恋をしていた

10年前の僕は、tofubeatsなんて聴きながら恋をしていた

満員のフロアで流れる音楽に、僕はいまいち乗り切れないでいた。

音楽で身体を揺らしながらも、頭の片隅ではあの子を探していた。この満員の観客の中に、もしかするといるかもしれない。そんな期待が微かにあった。

このライブの主役、tofubeatsがきっかけで出会ったあの子。今どこで何をしているのかはわからないが、この場に来ていても不思議ではない。

tofubeatsメジャーデビュー10周年を記念した

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元引きこもりだけど共感を諦めたくない。「あ、共感とかじゃなくて。」展を見て

元引きこもりだけど共感を諦めたくない。「あ、共感とかじゃなくて。」展を見て

先日まで東京都現代美術館で開催されていた「あ、共感とかじゃなくて。」展。「共感」をテーマに5つの作品がキュレーションされて展示されていた。

展示自体は「共感」について考えさせる内容になっていて非常に良かった。ただ、展示のタイトルが共感を否定しているように思えて違和感を感じていた。もちろん、安易な共感はときに相手を傷つけることになる、ということは理解できるのだけど。SNSでの安易な共感へのアンチテ

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