ingm_matsuko

観た映画の感想が書きたくなって始めてみましたが、noteの機能をよく分かっておりません…

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観た映画の感想が書きたくなって始めてみましたが、noteの機能をよく分かっておりません。。 レコードの画像が多くなってくるかと思いますが、諸々、気のままに書きとめていきます。

最近の記事

#アメリカン・ユートピア

これはスゴい、、 音楽が中心なんだけど、様々な要素が絡み合ったステージ。 音楽ライヴ?演劇?ミュージカル? こういうのを目指したアーティストはいたはずだけど、デイヴィッド・バーン御大が実現するとは。。 そして、映像作品としてその魅力を余すことなくスクリーンで魅せてくれるとは。 ショーのアイディアにまず驚く。 長い鎖を上方から垂らして三方を囲う、シンプルだけど存在感のあるステージ。 鎖の間からメンバーが出入りするのも、ありそうでない演出。 このセットを観る限り、演劇的な見せ

    • (ドルビーシネマ版) #ヴァイオレット・エヴァーガーデン

      11/13(金)からドルビーシネマ用に映像と音響を新たなフォーマットにして公開されたヴァイオレット・エヴァーガーデンを観に、丸の内ピカデリーへ。 東京はここだけで、金曜から日曜の公開3日間、計9回の上映は早々に売り切れてしまった。 (シネコンで観た感想はこちら) ************ 今回驚いたのは、すべてにおいてはっきり見えること。 通常のシネコンで観た時よりも輪郭をしっかりとらえることができ、描かれたディテールをしっかり観られた。 特に、黒の深度! 暗いところ

      • Miles Davis Quintet_Live In Europe 1967 (The Bootleg Series Vol. 1)

        2011年にリリースされた、マイルス・デイヴィス・クインテットによる1967年のヨーロッパ・ツアーを収めたブートレグシリーズの第一弾。 当時、すぐにCD+DVD盤は買ったけど、このアナログは初めて見た、、 ウェイン・ショーター、ハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスが在籍した黄金期の音源で、当時テレビやラジオで放送されたものがブートレグで出回っていたものの、このシリーズで公式音源化。 わざわざ同じものを買わなくても、、と思いつつ視聴したら、ディスク1の

        • #罪の声

          リアルタイムで知っている事件をモチーフにしただけに、未解決事件をどういう形で扱っているのか興味があった。 原作ものだけど読んでおらず、どういう結末に持っていくのか楽しみながら観られた。 この作品で感じたのは、つじつまを合わせながら、上手く最後に持っていった、ということ。 こういう作品は「ここ、どうしてこうなってるの?」と思っちゃったりするけど、新しい犯人が次から次へと出てきても、「ああ、なるほど」と観られるので、よくできてるんだと思う。 小さかったとはいえ、リアルタイムで

        #アメリカン・ユートピア

          Elvis Costello and Burt Bacharach_Painted from Memory (180g SuperVinyl LP)

          参った、、 普段は(音は凄いけど)高いから買わないMobile Fidelity Sound Lab(以下、MFSL)のHPを見てたら、、 エルヴィス・コステロとバート・バカラックが共作した「Painted from Memory」のアナログが在庫ありに。 リイシューしてた!! 今のところ、タワーにも、ユニオンにも、Hにもない。 つまり、販売済みなのに、日本には入ってこない!(ということか?) (※ユニオンは11/21、一部入荷していた模様。ただ、SuperVinylの表

          Elvis Costello and Burt Bacharach_Painted from Memory (180g SuperVinyl LP)

          #82年生まれキムジヨン

          韓国映画は、今年「パラサイト」「はちどり」に続き3本目。 全部話題作だから、観といた方が良いと思って。 30代夫婦、一女を授かり、側から見ると幸せな家族で起こった話を描いている今作。評判が良かったけど、予告を何回も見ていたからちょっと構えてた。 病気は置いといても、妻側の立ち位置で見る社会は閉塞感に支配され、行き場のない状況。そこに他人に憑依する病気?になる話が加わるんだから、まぁヘヴィー。 そして、2時間1テーマ。主人公ジヨンが自分の病気を認識していく過程を見せるわけだ

          #82年生まれキムジヨン

          #ヴァイオレット・エヴァーガーデン

          今で良かった。 今観て良かった。 昨年観ていたら、エモーショナルになり過ぎていただろうな。 でも、今観たから出てくるエモーションもある。 過去作をすべて観ただけなので(インタビューや作品紹介は読んでいない)、これが完結編とか分からないけど、作品の集大成となる、ファンは号泣必至! 不意を突かれてしまった。 見覚えのあるバルコニー。 おばあちゃんの残した手紙。 冒頭から涙が出てきてしまった。 暁佳奈原作、架空の世界を描きつつ、地球上で起こった大戦後の世界観を描き出し、優

          #ヴァイオレット・エヴァーガーデン

          #甲子園 #フィールド・オブ・ドリームス

          驚いた。 これほど日本の高校野球の、高校スポーツの素晴らしい側面を描いた作品があっただろうか。 ************ 日本の高校スポーツ界は特殊だ。 端的に言うと、「学校の先生=スポーツ競技の指導者」。 世界的に見ると、異質だけど、日本という国には合っている、とされてきた。 その中でも、日本の高校野球は、特殊中の特殊。 素質がある(と思われる)選手は、必ず高校に進学する。 それが、プロ野球選手になるには一番の近道だからだ。 ただ、00年代に入って、「部活」は忌み嫌

          #甲子園 #フィールド・オブ・ドリームス

          #ミッドナイトスワン

          これほど「初めて観る」ことが大切な映画を観たことがない。 2回観ても素晴らしい!でも、「初めて」には勝てない。 「最初」を大切に。隅から隅まで。 でも、しっかり受け取って観る2回目も至極。 そして、最後まで観ること。 ************ 青みがかったスクリーンに、凪沙の唇が映るシーン。 1stカットで、この映画が大切なものになると確信した。 とにかく、この映画は凄い! 理由はたくさん。 「色が良い」 作品の大半は青いフィルターがかかっていて、ノスタルジーを感

          #ミッドナイトスワン

          #メイキング・オブ・モータウン

          話題になっていたモータウン・レコードの創立者、ベリー・ゴーディのドキュメンタリー。 そして、数多くのヒット曲の制作行程が分かりやすく解説してある、モータウンの解体新書だった! ゴーディ初の密着らしく、非常に貴重なインタビューが目白押し。特に、副社長でもあったスモーキー・ロビンソンと語り合う場面は泣ける! 90近いベリーと80近いスモーキーが、そして、ホランド兄弟やラモンド・ドジャーも元気。それを見られるだけでも見る価値あり。 ブラックミュージックと言うよりも、ポップミュー

          #メイキング・オブ・モータウン

          #ザ・ラスト・ワルツ

          正直、ちゃんと観たことがなかった。 なにしろ、昔は2枚組が高かった。 ラストワルツは後回しだった。 国内上映権が8月末で切れる前に、立川シネマシティで3日間(夕方1回×3日)上映されていて、急遽。 良い体験だった。なにしろ、でかい劇場、でかいスクリーン、ほどよくでかく、しっかり聴こえてくる音。 ここまで聴かず、いきなり体感できたのは正解だった! ちょい前に、RUMBLEを観ていたので、ロビー・ロバートソンがネイティヴ・アメリカン(モーホーク族)で、それをザ・バンド時代は

          #ザ・ラスト・ワルツ

          #RUMBLE

          2017年だから、3年前の作品。 今回、初めて日本公開された映画で、インディアン(ネイティヴ・アメリカン)の血を受け継ぐミュージシャンの歴史を描いてる。 スティーヴィ・サラスが製作総指揮としてまとめた、というのもポイント。 スティーヴィ・サラスは80年代中盤から活躍するギタリストで、最近では稲葉浩志との「INABA/SALAS」で日本での認知・人気が高い海外アーティストの一人。 自分が初めて認識したのは、彼のソロアルバム「Stevie Salas Colorcode」(19

          『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』を観る前に

          今日、『僕たちの嘘と真実DOCUMENTARY of 欅坂46』公開記念!前夜祭イベント中継付き上映会』を観に行くので、公開前に自分が考えたこととすり合わせようと、これまでインスタで書いてきたことを書き出してみた。 2015年、乃木坂から始まって、坂道グループの動向をライヴや舞台を中心に見てきたけど、何かに引っかかってしまった。いつかまとめるかもしれないけど、ま、とりあえず、目の前のドキュメンタリーを観る前に、自分の楽しみも増やしておきたいというのが本音。 読み返してみる

          『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』を観る前に

          20190925_欅坂_夏の全国アリーナツアー_東京ドーム0919

          欅ドーム。ドーム周囲が混雑スゴすぎ+我が物顔客が多すぎて、会場に入る頃にはすでに疲れてた、、2階席だけど、演出しっかり観られそうなので、それは良かったんだけど。 内容は最高! アリーナツアーと変更したセットリストはベストの選曲で、全シングルをパフォーマンスしたのはビックリした(意外と、シングルがセットリストに入らないことがある)。 4人の卒業メンバーを埋める2期生の力強さも感じたし、現時点での集大成と言って良い内容だった。観られて良かった。 ただ、絶賛するレヴューがほとん

          20190925_欅坂_夏の全国アリーナツアー_東京ドーム0919

          20190904_欅坂_夏の全国アリーナツアー_横浜0823

          8/21、和歌山で達郎さんを見て、その後に欅坂を見るというのは、一昨年も同じパターンだった。(佐賀で達郎さんを観た翌日、神戸で欅坂を観た) このグループのライブは、パフォーマンス集団のコンセプトステージという趣きになっていて、そのテイストは完全に好み。 初めはダンスの習熟度の違いがあり、やむなく簡単だけど身体を大きく動かす振り付けにしていたダンスが、今となっては全体のダイナミックさになっていて、ストロングポイントになってる。 ダンスの上手くなった今では、リズムに対して違和

          20190904_欅坂_夏の全国アリーナツアー_横浜0823

          20190510_欅坂_3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE_武道館0510

          4/6のバスラ大阪はライブビューイングで観て、和気あいあいとした感じの多幸感にあふれてた。 そして、大阪がホワイトサイドなら、東京はブラックサイド。これぞ欅坂と言える、ストイックなロックショー(とあえて言っておく)だった。 パフォーマンスの鋭さはさすがで、二期生含め、一丸となったステージは、1時間半強にもかかわらず、これ以上のものが観られる?と思えるものだった。最高! しかし、しかし。このグループの面白さは、経験やスキルが1stライブよりも上がってるにもかかわらず、「二人セ

          20190510_欅坂_3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE_武道館0510