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Miles Davis Quintet_Live In Europe 1967 (The Bootleg Series Vol. 1)

2011年にリリースされた、マイルス・デイヴィス・クインテットによる1967年のヨーロッパ・ツアーを収めたブートレグシリーズの第一弾。
当時、すぐにCD+DVD盤は買ったけど、このアナログは初めて見た、、

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ウェイン・ショーター、ハービー・ハンコック、ロン・カーター、トニー・ウィリアムスが在籍した黄金期の音源で、当時テレビやラジオで放送されたものがブートレグで出回っていたものの、このシリーズで公式音源化。

わざわざ同じものを買わなくても、、と思いつつ視聴したら、ディスク1の「Agitation」を聴いたらグッと来て購入。
CDの音源も良いけど、このレコードはそれぞれの楽器の音が聴こえてきて、なかなか良い。

ただ、3会場の録音状態は(当然だけど)違う。
A1〜C3のベルギー・アントワープ(1967/10/28)、D1〜E2のデンマーク・コペンハーゲン(1967/11/2)は、生々しい、ライヴ感のある音源。楽器の音がしっかり聴こえる。
F1〜J2のフランス・パリの音源はジャズフェスティヴァルでのもので、全体の音が馴染んでいて、どれが突出しているというわけではない。

若干気になる点も。
それは、奥に行きすぎてて目立たないベース。
これで良いのか、ジャズ素人の自分には分からないけど、もうちょい絡んできた方が厚みがあって良いような気もする。どうなんだろう?

いずれにせよ、買って悔いなし!

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