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ソーシャルライティング講座(第4回)

こんにちは。NPO法人日本インクルーシブ教育研究所の御田村瑞恵です。
9月5日(火)にソーシャルライティング講座の第4回を実施しました。8月は講座も夏休みでしたので、久しぶりに皆さんが揃い、いつものように明るい笑顔が溢れました。

第4回のテーマは「子ども達の疑問に5W1Hで答える」でした。今回のグループワークは全員で1グループとなり、ソーシャルストーリーズを書く前段階の課題分析を中心に行いました。その中での気づきや学びはとても大きく、次回の講座が楽しみです。

それでは受講生からいただいた感想を紹介します。

  • 本日は、ありがとうございました。コミック会話や課題分析、トークン、認知に合わせた予告、などを教えて頂きました。その時々で使い分けたり、その子の成長段階に応じ布石を打つことができれば、子ども達ももっと成長し、生活しやすくなるのでしょうね。もっと学びを深めていきたいと思いました。みなさんそれぞれ立場も状況も違う中ですが、この子たちのためになにかしてあげたい。という気持ちは一緒だと思っています。私の知識の無さが少し恥ずかしいのですが、現場で活かせるよう、もっと勉強していきたいです。このような場を作っていただいて、ありがとうございます。【放課後児童支援員】

  • 今日は、皆様から多方面のお話しが伺えてよかったです。目の前のこもどもたちを、どんな風に自分がとらえて、見ているのか。本人の目線でみたら?少しの間でも共有し、お話ししながら、ソーシャルライティングを学びました。今日は、皆様ありがとうございました。【自閉スペクトラム保護者、ペアレントメンター、グループホーム】

  • ASDの子供たちとの関わりが少ない私には、今回も「そういうものなんだ」と思いながら、皆さんの話を聞いていました。今回は、タイトルからの課題分析をしましたが、あげた課題分析の文章とソーシャルストーリとの違いがどうちがうのか?この分析の中から1つの行動を拾い上げて、そのことのソーシャルストーリーを書く?ということなのかな?と思っていました。今回も先生はじめ皆さんの会話がとてもためになりました。【児童英会話講師】

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さて、私達、NPO法人日本インクルーシブ教育研究所はインクルーシブな社会や学校に変化していけるよう活動しています。そのためには、まずはインクルーシブ教育とはどんなものかを理解できるようお伝えしています。またインクルーシブ教育を進めていく上で、特別支援教育の視点は欠かせません。そして、それぞれが違うということを前提に共に暮らすにはどういった視点が必要なのか、どういった形を作っていけば良いのか、皆さんと一緒に考えていこうと思っています。そこで、インクルーシブ教育を進めていくにはどうしたらよいのかを共に考えていけるよう『多様な発想支援士養成講座』を今年4月から開始しています。ぜひ多くの方にご参加いただき、私達と一緒に多様な人達が共に暮らす社会や学校はどんな工夫や視点が必要なのかを考えていければと存じます。多様な発想支援士養成講座

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