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境界線の私、国境の島

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孤島の端っこに1人いたい自分と。敢えて人との境界線に身を置く自分と。
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#思案

https://note.com/imogine_note/n/n1b1a2dd30731
↑先日つぷやいたことは日頃考えていることなのだけれど、自分のやってきたsmileへの姿勢はこの本の言わんとしている《ケアの倫理》だったのだな…と涙してしまった…(小川公代さん『世界文学をケアで読み解く』。特に「あとがきにかえて」の所)

私は…やはり…Smileは必要だと思う。それを無理に声や表情に出さなくとも。ユーモアとは…何よりまず自分の内側から処方箋として用意されているものだと感じている。勿論、何かの引き換えに「笑い」があってはいけないと思っている。
卑屈さや駆け引きではない笑いがある。島に育まれた宝物だ。

「常に泥臭く何か訴えてるのが本物のうちなーんちゅだ(私みたいな)どっちつかずに見える者には興味ない」…そう、私は偽物に見えるのだろう。でも私は同化政策後の沖縄人だ。強力に年を経た「名誉白人」の大和版だ。アイデンティティを揺さぶられ生きてきた。私を受け入れられるか。私も。あなたも。

人は弱い。人は間違える。そのことを前提に社会をデザインするべきなのではないだろうか。。もっとそれを全面に認めた上でシステムを構築し直す。。
本当の強さとは?…「“弱さを認めること”。それこそが強い」…という順序なのでは。特に今の日本で必要な気がする。