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休職して、復職して、いま全然死にたいわ
2月の終わり、私は休職した。去年の暮れぐらいから、うっすらと仕事が忙しい時期が続き、多少の無理はみんなしているもんだし、私も別に無理できていたから、そのまま何も考えずに働いていた。
日曜日の朝、目が覚めてからずっと泣いていた。月曜日からの仕事が憂鬱でとか、そういうことじゃなくて、もっと大きいものがつらくて嫌になって泣き続けた。泣きながらパソコンと向き合って仕事してた。
「こんな生活を続けるくら
自分のこと「気遣い屋」と思ってたけど、ただの小心者だった
気を遣いすぎるがゆえに、「気を遣っていること」を他人に気づかれてしまう。バレてしまうような気遣いは、さらに相手の気遣いを生んでしまうから、それだったら最初からそんなにビクビクしないで生きればいいのに、それでも気を遣わずに過ごす方法がわからない。
とか言いながら、その性格のせいでけっこう周りに大体的に迷惑をかけながら生きている。たぶんそれは気を遣う方向を間違えているから起こるミスであって、私が「気
みんな仕事いけてる? 無理なら辞めていいよ
ただ好きって言えばいいのに、好きっていう2文字を数百から数千文字で言い換えることが是だと思っているのが、もしかしたら、一番遠回りで厄介な私の職業病かもしれないなって、今この文章を書いては消している時間の中でそう思った。
人のことが好き。じゃなかったら、わざわざ人に訴求するような仕事になんて就いていない。
人のことが好きなのは、私個人は上手に人と話せないことが理由だと思う。
興味はあるし、ある
穏やかでいたかっただけ
モラハラされる人は自己肯定感が低いことが原因だと、なんかのネットニュースで見た。どこに所属してるライターが書いたかもわからん文章なのに、なんの違和感もなく私の腑には落ちた。
なんでこんなことを書いているかと言うと、今好きな人が、今までの人生で出会った中で一番穏やかで、一番感情の起伏が緩やかで、喜怒哀楽の「喜」と「楽」に全振りしているような人だったから。
もちろん、彼にも落ち込むこととかイラッと
ラーメンみたいに、人間で「味変」すんな
電車に揺られるのも癪だし、いまさらピカピカした青白い朝をまじまじと見るのが嫌で、タクシーを拾った。とっくに酔っ払っているから、どのみち起きたって何かしら後悔するんなら、後悔の負債を増やしても変わんないだろうって思って投げやりになる早朝。
どっちでも良かったし、どうでも良かった。誰が誰を好きでも、私の好きな人がどこで眠ろうとも、いったん私は安全な寝床に返って眠ってしまいたいという気持ちになってしま
起床9:30、出勤9:40
毎朝9:30に起きて、9:40にPCを立ち上げて、だいたい20時まで仕事をする。嘘みたいだ、こんな普通の会社員の人間みたいな生活。ありえない。
だって元来私は、体育の時間に二人一組を探して最後までウロウロと焦りながらペアを探すのが怖くて小学校へ行かず、スカートの下にタイツを履くのが禁止という訳のわからんルールが理不尽で中学校へ行かず、入学初日に「もっとクラスに馴染んでくれ」と担任に言われたことが
「え、それって、なんのために付き合ってんの?」
「え、それって、なんのために付き合ってんの?」
昨日、友だちと高円寺で飲んでいた。飲んでいた子は私より1〜2個年下の友だちで、「最近彼氏と大きめのケンカしちゃったんだ〜どうしよ〜」みたいなことを言っていたから、てっきり向こうの恋愛相談になるのかと思っていた。
しかし蓋を開けてみたら「でも、なんだかんだ好きだから、どうしたもんかね〜」という、深刻な相談に見せかけた小さな惚気話だった。
話を聞く
あんたのママじゃないのに、私は弁当を作っていた
結婚しているわけでもないのに、あなたのママでもないのに、私はあなたのお弁当を作っていた。
なんの気無しに「夕飯作るついでに、お弁当でも作ろうか?」と提案したのが運の尽き、いつしか「なんで今日は弁当ないの?」「わざわざお弁当箱を買ったのに、最近弁当作ってくれなくない?笑」とまで言うようになってしまった。
私は料理が好きだから、料理自体はまったく苦じゃなかったんだけど、人から強制されて自分の好きな
1人で生きるからほっといてほしい
どれだけ忙しい日々でも、空いた時間にちゃんと掃除をできるようになった。コンビニのご飯は味がしないので、クタクタな日でも冷蔵庫の野菜を炒めて食べている。高校生が好きそうな音楽ばかり聴いて、年不相応な感傷に浸って自分をなまぬるく慰めている。
このあいだ、急に丸一日休みができたので、朝7時に思い立ってホテルの部屋をとった。隅田川沿いにある小さなホステルで、トイレもシャワーも共同部分を使うしかない、本当
「卵ない」と思って買ったら、だいたい冷蔵庫にめっちゃある
缶はゴミがかさばるからと思って、瓶の焼酎と炭酸水を買ってみたけれど、ゴミの種類が増えたうえに排出するゴミの総量も変わらなかった。
「いや、たぶんあと2個くらいしか残ってなかっただろう!」と、自分の記憶を信じて卵(10個入りパック)を買った時に限って、同じことを考えた過去の私がパンパンに卵をストックしていたりする。あと20個もあるけど、何作ろっか。
ライターを買った日に限って、しばらく使っていな
夏と冬に電気代が上がるなら、大人になりたくなかった
夏と冬に爆増する公共料金の支払、給料日に大量に下ろす預金、どこまで払い終えたのかわからない税金の振り込み、引っ越し資金の準備、外食ばかりしていたら生計が立たないから自炊して、それでも貯金に回せる額なんて微塵もないような暮らし。
学生時代、大人になんて全然なりたくなかったけれど、人は時が経てば自動的に「大人」へと押し上げられてしまう。なりたくないと思っていた大人は、案外気楽で自由な部分もあるけれど
恋愛トピックスしか書けない自分がキモい
何かを書こうと思うと、決まって恋愛の話がメインになってしまう。
意識しているわけではなかったから、無意識に湧いてくる感情がすべて恋愛に向けられているような自分が情けなくて仕方なくて、すごくすごく嫌だった。「私の人生には恋愛しかなかったのか?」と思うたびに、安っぽい人生に嫌悪感が溢れてどんどん自分を嫌いになった。
何気なく、紙のノートに今日の日記を書いていた時に、やっとそのジレンマの正体のしっぽ
しょうもないのに、なぜか覚えている幼少期の記憶
どうでもいい場面だし、大した記憶でもないのに、やけに鮮明に覚えている記憶ってありませんか?
私はね、小学生の時にスケートリンクで母親が小銭を側溝に落とした時のことをめちゃくちゃ覚えてる。
理由こそ覚えていないけれど、なぜかその時は苛立っていた母と、イライラと共に側溝に10円玉が沈んでいくことが、とにかく悲しかった。
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学校へ行きたくない日の朝、薄くて軽いタオルケット
「女の子っぽいね」という呪縛
年の瀬、再び私は引っ越しをして世田谷区へと舞い戻ってきた。「また誰かと同棲を始めたの?」と、友人からは言われたが、ええ、そうです。しかし、まもなく齢24の私は、18や19の頃の同棲とはわけが違う。
いや。本当は何も違わないのだけれど、それでもそれなりに覚悟をしてこの家に引っ越してきた。
初めに言っておくと、今この家で一緒に住んでいる人と結婚する気は、ない。そして、向こうも私と結婚しようなどとは
酒を飲むと涙が出るのは、なんでなの
「酔った時に本性が出る」
そんなのはよく聞く話だけど、
例えば“大人しい人が暴言を吐く”とか、
“怒りっぽい人が実は優しかった”とか、
そういう、他人のある種のギャップのことを指すのだとばかり思っていた。
私は、最近の私が晩酌をすると泣いてしまう理由が、よくわかっていなかった。
ただ、漠然としたなにかに疲れているだけだと思っていた。
篭りがちで捌け口のないストレスが、そのタイミングで爆発し
「死にたい」とほざく人生には、なんの意味もない
どうしても学校に行きたくなかった頃、母は私を叩いた。
それは、朝起き上がれない私に対してなのか、こんな子を生んでしまった自分の化身に対する憤りなのか、はたまたまったく別のことで憂さ晴らしをしているのかは、今になってもわからないけれど。
本が好きだった。自分以外の人生の一部を見て、希望を得たり絶望を垣間見たりしながら、生きていると思うのが好きだったから。そうすることでしか、退屈な日々の中で生きて