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思いの募り

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いわゆるエッセイをまとめたものです
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2021年12月の記事一覧

【日常的な】心

    心。人の奥に在る (らしい) 箱。不思議な空間と満たす水。
    心。寂しくなったりつらくなったり、痛くなるもの。
    心。脳とは違う (違わない) 、私と同一であり、私を象り、私を突き動かすもの。
    心。異常性の感知と恒常性の継続及び隠蔽。

    多様な呼び方、印象を抱く“心”。
    分かっている。知っている。そんなもの (: 心) などない。
    むかしむかしの

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【日常的な】「哲学をくれよ」

 日々はうつろう。それ以上もなくそれ以下もない。
 今回は、自分なりの"詩"の創作法 (メソッドというよりも、どのような過程で詩という形を成していくか) について書き記す ("哲学"の話をするわけではありません。タイトル詐欺ではありません。どうか。)。

 「よし!詩を書こう!」という積極的な意識でもって詩を書き始めることは、まずない。なにか、霧のような異形に後ろをぐいぐい押されるように、むずむず

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【日常的な】言葉

 先日の日記にて、「朝に日記を書くことはナンセンス」と書いた。

 果たして本当にそうなのかと、日をおいて火を置いて眺めていた。
 日記といえば、その日 (零時から二十四時までの24時間) わが身に起きた諸々を記すものである。そのため、朝という一日の始まりの時間帯に書くことはナンセンス、もとはそういった文脈であった。
 しかし、ぼぅっと灯を眺め考えていた。星は流れ、雲は落ち、自己を3周ほどしたとき

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【日常的な】上澄み

【日常的な】上澄み

 たまに日記を書こうという気が起きる。でも気が起きるだけで終わる。実行に移されることはない。0%。日常がHAPPY ENDに終わる可能性に等しく。
 どうしてやる気が起きないのだろうか。雪が舞うが如く分析する。

 日記を書こうとする時間帯による影響
日記を書く時間帯は、当然ながら夜になる (朝に書く日記というのはナンセンスである。たぶん)。
→夜は眠たい (当然である)。
→よって書く気が起きな

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