【日常的な】心
心。人の奥に在る (らしい) 箱。不思議な空間と満たす水。
心。寂しくなったりつらくなったり、痛くなるもの。
心。脳とは違う (違わない) 、私と同一であり、私を象り、私を突き動かすもの。
心。異常性の感知と恒常性の継続及び隠蔽。
多様な呼び方、印象を抱く“心”。
分かっている。知っている。そんなもの (: 心) などない。
むかしむかしのすごい場所で、偉い人が生み出した、まやかしである。実に立派なまやかしなのだが、立派なので気づかない。立派なので、ホンモノなのである。ホンモノなので、分からないのである。分からないので掴めない、証言が一致しない。一致しないから、不思議。だから扱いづらい、そして扱いやすい。
では“心”が表すものは?ホントのところ、むかしむかしの偉い人は何を心と標榜した?
それは、外界の総和じゃないか?外界の全てに見出すもの、触れたもの、響いたもの、それを“心”と表したのではないだろうか。
しかし偉い人にはひとつの“形”に見えた。
偉い人は、それは内側に在る、と言った。
その日から内側に世界が生まれた。 離れるもの、近づく、見えるけれども触れられず。
こういうことであろ。
多様に語るのであろ。
とまぁ、“心”に対する私なりの解釈を述べた。たくさんの人が、「心は実に不思議なり」と言うので、そもそものところ心とは何なのか、考えた次第である。
成るべく、現象のみを語る堅実な言葉 (〇機能美的言葉、 ✕衒う言葉) によって論を展開したいものだが、難しい。
これを確認すべく、言葉のみを頼りにして読み返したが、ところどころネジが緩んでるような箇所が見られる。というか、まったくそんなことないじゃないか。なんなんだ。今回のnoteはこのこと (現象のみを纏う堅実な言葉によって論を展開すること) を意識して書いただけに、がっかりである。なんなんだ。
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