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他者に開かれること(『手の倫理』を読んで)
以前、「読書会に参加したけれどうまく話せなかった」というような文章を書いた。
こういう後悔をするたび、「自分はもっと他人に対して開くべきなのではないか」という考えがぼんやりと浮かんでくるのだけれど、どこか漠然としていて腑に落ちない。
だが、そんな感覚を的確に表現できるかもしれない概念をとある本の中に見つけた。今回はそれについて考えたことをちょっと書いてみたい。
西洋哲学の歴史の中で倫理は視覚(
以前、「読書会に参加したけれどうまく話せなかった」というような文章を書いた。
こういう後悔をするたび、「自分はもっと他人に対して開くべきなのではないか」という考えがぼんやりと浮かんでくるのだけれど、どこか漠然としていて腑に落ちない。
だが、そんな感覚を的確に表現できるかもしれない概念をとある本の中に見つけた。今回はそれについて考えたことをちょっと書いてみたい。
西洋哲学の歴史の中で倫理は視覚(