今林 開人

元体操選手。27歳で現役引退。2021年からセカンドキャリアを歩んでいます。日頃考えて…

今林 開人

元体操選手。27歳で現役引退。2021年からセカンドキャリアを歩んでいます。日頃考えていることや感じたことを書きます。すべて個人的な考えです。

マガジン

  • 昼寝推奨サプリができるまでの話

    イチからサプリメントを作るまでの過程をまとめています。

  • 考え方

    少し真面目に書いた文章です。

  • エッセイ

    日常の出来事から感じたことをつらつらと書きました。

最近の記事

昼寝サプリをつくろう。|【第10話】|クラファン開始!

2023年9月16日。ついにクラウドファンディングが始まった! プロジェクトページとリターンの微修正を重ねてようやくスタートすることができた! ここからがスタートだが、まずは公開まで辿り着けたことに安堵している。 しかしながら公開後も落ち着かない日々だ。支援があるたびに安堵し、支援がない時間が続くと不安になる。だがそんなジェットコースターみたいに感情を揺さぶられる日々もかなり刺激的である。(ちょっとMかもしれない。いや自分に対してS?) 現状、執筆現在スタートから11

    • 昼寝サプリをつくろう。|【第9話】|クラファンの準備しなきゃ

      前回までのあらすじ大志にロゴデザインを依頼した。色々と案を考えてもらい、僕自身も考えたが結局はシンプルな形でまとまった。パッケージも同じくシンプルな形にすることにした。さてクラファンの準備もしていかなくては… 目標金額を決めようリターンを決める前にまずは目標金額を決めなければならない。 クラファンの手数料やみんなの報酬などを加味して、試算をしてもらったところやはりどう頑張っても目標金額は150万円という結果になった。。。 スーパーベリーハード。 これはなかなかハードな金

      • 昼寝サプリをつくろう。|【第8話】|ロゴデザインの紆余曲折

        前回までのあらすじ OEM先のS社との2回目の打ち合わせで、ようやく内容成分がほぼほぼ決まり、パッケージをこちらで手配することで原価を少し下げることができた。しかしながら薬機法の壁により少し表現を変える必要があることが判明。少し前進したがデザインやクラファンページも含めてやることは山積み… ロゴとデザインさて一旦サプリ自体の成分がまとまったところで、ロゴやパッケージのデザイン案も大志から上がってきた。 どれもかっこいいしオシャレなのだが、左上のシンプルな案以外は正直、視認

        • 昼寝サプリをつくろう。|【第7話】|サプリメント販売の落とし穴

          前回までのあらすじデザインについてどうしようということになったが、大志に依頼をし快諾をもらうことに成功した。メンバーは僕を含めて3人となり、オンラインで顔合わせをしてプロジェクトを具体的に進めていく段階となった。 見積もりが届いた!諸々の準備をしている頃、S社から見積もりが届いた。 なかなかの金額である。すぐに数字の強い平岩くんに共有し、クラファンを実施した際の収支表を作成してもらった。 するとクラファンを実施した際の目標金額は200万円程度に設定しないと、赤字になってしま

        昼寝サプリをつくろう。|【第10話】|クラファン開始!

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        • 昼寝推奨サプリができるまでの話
          10本
        • エッセイ
          6本
        • 考え方
          9本

        記事

          昼寝サプリをつくろう。|【第6話】|デザインどうしよう

          前回までのあらすじクラウドファンディングで支援を募集することに決めた。重要なサプリの成分を決める処方をS社にお願いすることができて、その見積もりを待つこととなった。その間に今回のプロジェクトで一番大事と思われるデザインを決めたい。さて、どうしようか。。。 持つべきものは友デザインに関して、全くの素人の僕は誰かにお願いするしか方法がない。 ココナラみたいなクラウドソーシングでお願いするか。 いや、どうせなら二人三脚でプロジェクトに並走してくれる人がいい! 誰かいないか…

          昼寝サプリをつくろう。|【第6話】|デザインどうしよう

          昼寝サプリをつくろう。|【第5話】|クラウドファンディングしてみよう

          前回までのあらすじプロダクトを睡眠ウォーターから昼寝サプリに変更し、商品名を【Nap Shot】と決め、商品とともに【昼寝=戦略的小休止】というワードと認識を広めようと考えた。さてまず何から始めればいいのか。。。 とりあえず動こう新規事業の方向性が決まったところで、まず平岩くんに報告をした。答えは「めっちゃいいっすね〜」という返答であった。基本肯定しかしないので心配になる… 賛同も得られたことで、ではどうするかという話になった。 まず、最初の売り出し方をクラウドファンディ

          昼寝サプリをつくろう。|【第5話】|クラウドファンディングしてみよう

          昼寝サプリをつくろう。|【第4話】|コンセプトをちょっとズラしてみる

          前回までのあらすじビジネスチャンスは【睡眠】にあると目をつけ、自分の考えや想いにも落とし込めるということでプロダクトを"睡眠ウォーター"でいこうと考えた。しかしよくよく調べてみるとすでに多くの企業で睡眠系のサプリメントが発売されていることにヒヨり、やっぱりもう少し他の路線で行こうと考えた。。。 睡眠は大事また振り出しに戻った訳だが、とはいえ睡眠という我々人間にとって欠かすことのできない行為に目をつけたのは良かった気がする。 睡眠系の商品でよく言われていることをめちゃめちゃ

          昼寝サプリをつくろう。|【第4話】|コンセプトをちょっとズラしてみる

          昼寝サプリをつくろう。|【第3話】|コンセプトは情緒的に

          前回までのあらすじ数年前に自分のロゴをデザインしてもらった友人・大志と近況報告会をし、さらに前職で出会った後輩・平岩くんとの久しぶりの食事会によって、まだ何も決まってないけど新規事業立ち上げに熱が入った今林。さてここからどうしていくのでしょうか… コンセプトの発見平岩くんとの食事会から解散した後から、とにかく事業アイデアを考えた。目標は今年中に売上1円とはいえ、どうせやるならしっかりと考えてワクワクするものをやりたい。あとダサい商売はしない(マルチとか変なやつ)と二人で決め

          昼寝サプリをつくろう。|【第3話】|コンセプトは情緒的に

          昼寝サプリをつくろう。|【第2話】|自分持ってるやつはおもろい。

          前回までのあらすじ4月1日の午前中にデザイナーのたいしと再会果たし、新しい事業を立ち上げたいねという話で盛り上がった。そこで出た僕のアイデアは何の計画もない家具の輸出サービスだったが、自分の興味があることを夢物語のように語る時間がとても気持ちよかった。 キーマン参上たいしと再会したのが4月1日の午前中だったが、実はその日の夜、前職のセントラルスポーツで出会った平岩くんと久しぶりに会って食事をする予定も入っていた。 平岩くんとの出会いは僕がセントラルスポーツ時代、現役を引退

          昼寝サプリをつくろう。|【第2話】|自分持ってるやつはおもろい。

          昼寝サプリをつくろう。|【第1話】|気が合うやつと面白いことしようぜ。

          はじめに突然だけど、昼寝用のサプリメントを作ろうとしている。 まさか2年ぶりのnoteでこの報告になるとは思わなかったが、人生はサプライズの連続である。自分自身に対してもサプライズをしていくスタイルで生きている。 今回のnoteはシリーズとして僕がなぜ昼寝サプリを作るに至ったかというところから、作って販売するまでの過程をほぼリアルタイムドキュメンタリーとして記していきたいと思っている。(飽き性の僕がいつまで続くかはわからない) リアルタイムドキュメンタリーなので何がある

          昼寝サプリをつくろう。|【第1話】|気が合うやつと面白いことしようぜ。

          引退します。

          22年間続けてきた体操競技をやめることにした。 先日の全日本選手権決勝でのあん馬の演技が終わった後に決めた。 全日本選手権で引退することをずっと前から決めていたわけではなく、試合の数日前まではどんな結果であれ、その後も競技人生を歩むことに前向きだった。 でも会場入りして、ホテルでひとりいろんなことを考えた。一度ゼロから考えてみようと。 W杯の派遣得点(15.433)を超えたら環境は変えずもちろん続ける、でも簡単に取れる得点ではない。取れなかったら現役として続けて環境を

          引退します。

          苦手な数学の単位を取った話

          最近、サードドアという本を読んだ。この本は普通の大学生がいろんな成功者に成功した秘訣をインタビューしていくという本だ。インタビューした成功者たちの話自体も面白いのだが、普通の大学生だった著者が成功者たちにインタビューするまでのプロセスもまた面白い。 それから、いつだってそこにあるのに、 誰も教えてくれないドアがある。 サードドアだ。 *アレックス・バナヤン「サードドア」冒頭より抜粋 なにか新しいことにチャレンジする人はぜひ「サードドア」を読んでほしい。 そしてそんな

          苦手な数学の単位を取った話

          2019年の始まり〜種目別W杯トライアル〜

          2019年はぼくにとって激動の1年だった。 その始まりを振り返ろうと思う。 2019年年明け、新年初練習の時に初めて種目別W杯の日本代表選考トライアルがあることを知った。 それに出るためにはまずビデオ審査で14.966以上が見込める演技を1月の下旬までに出さなければいけなかった。 2018年末(11月の全日本団体)まで組んでいたDスコア(難度)は6.2。これだとEスコア(出来ばえ)で8.766以上を出さなければ、14.966には届かない。あん馬で8.766以上を出すことは

          2019年の始まり〜種目別W杯トライアル〜

          体操選手は右脳派?左脳派?

          経緯最近こんな記事を見かけた。 手と腕の組み方でインプットとアウトプットを右脳・左脳どちらで処理しているかを判断し、4つのタイプに分けられるというテストだそうだ。 ぼくは当たる当たらないに関係なく、こういう系は好きなので試しにやってみた。結果は「さう脳」タイプだった。4つのタイプの中で一番ダメそうなやつだった。(笑) 自己矛盾型となんならちょっとディスられている。とりあえずそこは置いといて、ぼくは論理的に捉え、感覚的に処理する傾向にあるようだ。これはどういうことだろう?と

          体操選手は右脳派?左脳派?

          ハゲないメンタリティを語る人

          とてもお世話になっているXさんという人がいる。 Xさんとは大学時代に知り合ったとても考え方がユニークな人だ。 ぼくはXさんの型にはまらない独特な考え方が大好きで、なにか悩みがあったり人生のヒントが欲しかったり暇だったりした時にXさんを訪ねる。 そんなXさんと先日食事をしている時に言われたのが 「おれがなんでハゲてないか知ってるか?」 である。本当に唐突に聞かれた。 本来であれば間髪入れずに「いや知らん!」で一蹴するところだが、なんだか面白そうなので「わからないです。な

          ハゲないメンタリティを語る人

          英会話教室に行ってきました。

          海外遠征のたびにコミュニケーションが取れないことを痛感して、英語の勉強を開始するんだけれどもこれがまた続かない。三日坊主もいいとこである。本屋さんに行って「これをやればTOEIC600点を確実に取れる本」とか「英語脳にする」みたいな本を買うのだが全然ダメ。身についてる感がないままモチベーションが終わりを告げる。 しかし今回はちょっと本気出してみようと近くの英会話教室を探してみた。それで見つけたのがボビー先生の英会話教室(仮)である。早速電話して予約を取りさっき体験レッスンに

          英会話教室に行ってきました。