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昼寝サプリをつくろう。|【第5話】|クラウドファンディングしてみよう

前回までのあらすじ

プロダクトを睡眠ウォーターから昼寝サプリに変更し、商品名を【Nap Shot】と決め、商品とともに【昼寝=戦略的小休止】というワードと認識を広めようと考えた。さてまず何から始めればいいのか。。。

とりあえず動こう

新規事業の方向性が決まったところで、まず平岩くんに報告をした。答えは「めっちゃいいっすね〜」という返答であった。基本肯定しかしないので心配になる…
賛同も得られたことで、ではどうするかという話になった。

まず、最初の売り出し方をクラウドファンディングと決めた。プロダクトを作ったところで、いきなりD2Cはリスキーだろうという結果になった。まずはニーズの調査を含めてクラウドファンディングで反響をみるのが狙いだ。

ちなみにクラウドファンディングには大きく分けて2種類のやり方がある。ALL in形式とALL or Nothing形式だ。どちらも最初に目標金額を設定するのだが、ALL in形式の場合、目標金額を達成せずに終了した場合でも集まった分だけ支援金を受け取れる。ALL or Nothing形式の場合、目標金額を達成した場合のみ支援金を受け取り、プロジェクトを実施することができる。ちなみに目標金額を達成しない場合は、支援がキャンセルされ返金される。

今回はこのALL or Nothing形式で行うことに決めた。つまりどれだけ支援を集めても、1円でも目標金額に届かなければプロジェクトはその時点で終了/解散である。

震えますね。

クラウドファンディングとは…
「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語で、「インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達する」ことを指しています。

D2Cとは…
「Direct to Consumer」の略で、企業がECサイト(自社が商品を販売するためのインターネットサイト)上で、顧客に直接自社製品を販売する販売方式を指します。

次に決めなければいけないのは、どんなサプリメントをどうやって作るかということだ。選択肢はOEM一択だったので、とりあえずサプリメントのOEMを請け負っている企業をネットで調べてピックアップすることにした。

OEMとは…
「Original Equipment Manufacturer」の頭文字を取ったもので、日本語では「相手先ブランド製造」などと訳される。 意味としては、メーカーが自社ではないブランドの製品を製造することを指し、自動車や電化製品、化粧品、食品などさまざまな分野で取り入れられている生産形態。

調べてみると色々なところでOEMを受注していたので、簡単にピックアップすることができた。
ある程度ピックアップしたところでとりあえず各企業HPのお問い合わせフォームから問い合わせてみることにした。

ここで大きな問題が発生した。

基本的にそういったOEM受注を請け負っている企業のお問い合わせフォームには必須で会社名の記入を求められるのである。
今回、一旦個人名義でサプリメント開発とクラウドファンディングを行う予定の僕は記入できる企業名がなかった。なのでとりあえず株式会社オープンパーソンと記入して問い合わせることにした。

すると問い合わせた企業先から返ってくるメールには基本、「法人名を検索しても出てこない」だったり、「法人番号を調査してもなかった」ということが書かれている。
そのメールへの返信で正直に、現在法人ではないこととやろうとしていることを説明するのだが、すべて法人でなければ取引はできないと丁重にお断りされてしまうことが続いた。

困った。

まず法人を作らなければいけないのか。道のりは長いな、、、
と思いながら懲りずに連絡した企業から、「うちではそういうのは受けてないですが、ここならやってくれるかもしれません」と、S社を紹介された。

すぐにS社に問い合わせてみると、返信メールでオンラインでの打ち合わせをセッティングしてくれた。神様かと思った

オンラインの打ち合わせでは何もわからない僕に丁寧にOEMの流れを教えてくれた。流れがわかったところで、実際のサプリに調合する成分のすり合わせを行なった。とはいえ成分としてどんなものがあるのか、どんな作用があるのかなど僕は全然わからないので、とにかくイメージで実現したいサプリの概要をその時に伝えた。

イメージは、昼寝前に飲むと眠くなり、数十分で目覚めやすくなるというものだ。(そんな成分はないと言われた。笑)
まあそんなことは想定内なので、もう少し具体的にイメージを伝えた。
まずは起きやすくするという観点でカフェイン(またはそれと同様の効果をもつ成分)、清涼感で覚めた時にスッキリさせるということでブレスケアのようなメントールを配合したい旨を伝えた。

該当しそうな成分がまとまった資料を後日ピックアップして送付してくれた。神様だった。

ということで送付してもらった資料から入れたい原料成分(下記)を選択して、再度S社に戻し、見積もりをもらうことにした。

ファーマギャバ
L-テアニン
テアニン
チャボトケイソウ乾燥エキス
ガラナ
スペアミント
メンソール

とりあえず一旦、見積もりを待つことに。
見積もりを待つ間に、ロゴやパッケージのデザインも決めなければならない。これはかなり重要なポイントになる。理想は「これを飲んで昼寝をする自分イカしてるぜ!」というNap Shotを飲んでることをアピールしたくなるようなデザインとブランディングだ。

とはいえ僕にはそんなデザインの知識や技術はない。
困った。
さてどうしようか。。。

ということで今回はここまで!
ここまで読んでくれてありがとうございます!
また次回お会いしましょう!アディオス!!


読んでいただきありがとうございます!