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昼寝サプリをつくろう。|【第4話】|コンセプトをちょっとズラしてみる

前回までのあらすじ

ビジネスチャンスは【睡眠】にあると目をつけ、自分の考えや想いにも落とし込めるということでプロダクトを"睡眠ウォーター"でいこうと考えた。しかしよくよく調べてみるとすでに多くの企業で睡眠系のサプリメントが発売されていることにヒヨり、やっぱりもう少し他の路線で行こうと考えた。。。

睡眠は大事

また振り出しに戻った訳だが、とはいえ睡眠という我々人間にとって欠かすことのできない行為に目をつけたのは良かった気がする。

睡眠系の商品でよく言われていることをめちゃめちゃアバウトに解釈すると、十分な睡眠、質の高い睡眠をとることができれば生産性上がるよねって感じだ。

「生産性を上げる」ことがキーワードな気がした。僕の想いとしてある"人間にしかできないこと"も生産性が上がることによって、さらに打ち込めるのではないかと思う。
睡眠とも関係している生産性でよく聞くのは朝活だ。朝起きてから午前中の時間は頭がスッキリして生産性が上がるとよく聞く。逆に午後や夜は脳が疲労して生産性が落ちるというのだ。というよりも僕の肌感覚から言わせてもらうと午後はとにかく眠くなる。夜しっかり寝ても、午後眠い時は眠い。眠い=生産性ガタ下がりだ。

そんな午後の眠気覚ましに思い浮かぶものは昼寝だ。昼寝は僕自身も現役で体操をしていたときから取り入れることがあった。なんなら今もチャンスがあればしている。
あ、そういえば昼寝専用サプリメントとかってないな…

これだ!きた!(安易)

と思った。
飲んだら眠くなって、20分前後で目が覚める。そんなサプリメントがあればいいのではないか!無邪気にそう思った。

そこから昼寝に関してさらに調べていると、昼寝は思った以上に効果があることがわかった。また、NIKEやGoogleといった世界的企業も本社内に仮眠室などを設置し、勤務中でも昼寝/仮眠をできる環境を整えて昼寝を推奨しているという。(参照:増える「昼寝推奨」企業、アメリカ事例から現状を探る

NASAが行った仮眠に関する実験では、宇宙飛行士に昼間26分間の仮眠を取らせたところ、認知能力が34%、注意力が54%も向上したという。

NTT東日本【Biz Drive】:NASAやGoogleも推奨、脳の疲れには「仮眠」が効く

昼寝すげー。

ちなみにこういったポジティブな昼寝は『Power Nap/パワーナップ』と呼ばれている。

日本企業でも最近、仮眠室を取り入れる企業も増えてきているという。だがしかしまだまだ昼寝=サボり的なイメージを拭えていない。これは早急に昼寝の市民権を獲得させなければならない。日本の午後の生産性爆上げを担っていると言っても過言ではない。

と思い、昼寝サプリメントをつくることにした。

がしかしそんな都合よく眠くなって起きられる夢のような成分は調べてもない。
なのでちょっと発想を変えて、シンプルにカフェインを手軽に摂取できて、昼寝前にこれを飲めば昼寝後に活動的になれる!というコンセプトのサプリメントにしてみようと考えた。

とにかく積極的な昼寝をサポートするサプリメントだ。午後、より頑張ろうとする人が昼寝をする前に摂取するサプリ。

イメージはサプリメント版のレッドブル
昼寝してる人のとなりにこのサプリが置いてあったら、「あ、こいつ午後に向けて頑張ろうとしてるな?」と周りから思われるサプリを目指したい。

こんなことを考えているうちに、完璧なキャッチコピーが降ってきた。

『昼寝=戦略的小休止』

戦略的小休止というなぜか口づさみたくなるワードだ。このコンセプトを推していこう。そう思った。

次に大事なのは商品名だ。これも突如降ってきた。

『Nap Shot』

”Nap=昼寝”を”Shot=撃つ”、完璧なネーミングセンスだ。
昼寝から目覚める感じもするし、ターゲット絞って撃ち抜くという研ぎ澄まされてる感も出ている。天才のひらめきかと思った。

ということでコンセプトと商品名が決まった。文章にすると端折っている印象を受けるかもしれないが、本当にこの辺りはひらめきで決めた。

コンセプトと商品名は決まったのはいいが、内容は全く決まっていない。どう作るかを決めていかなければならない。もちろんサプリメントなど作ったことがないので全てゼロからスタートだ。

さてどうするか。。。
ということで今回はここまで!

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