そると

おはよう、世界。

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  • 炭酸ソーダの水荘|交換日記

    • 22本

    世界の終りと平成ノート・ワンダーランド|平成最後の五月雨が降る日、僕らは遺書みたいに濡れて空を見る。これは、僕らが書く交換日記だ。|ツイッターの文章書き達がnoteで描く珠玉のエッセイ集|#交換エッセイ集

記事一覧

心に刻む

祖母が亡くなった。 自身の祖父母の中で最も長生きし、 最も長く過ごし、 最もお世話になり、 最も大好きだった、 そんな祖母だった。 諸事情で、わたしは彼女の葬儀への…

そると
5か月前
2

印象的だった作品2023

早いもので、今年ももう年末ですね。 もう全然文章力も衰えていますが、とりあえずこれはやっておかねばと 重い腰を上げました。 ではいきます。 印象的だった作品2023。 …

そると
6か月前
5

印象的だった作品2022

さて、今年もまとめます。 印象的だった作品たち。 あくまで今年わたしが 個人的によく触れたとか、 強く印象に残ったとか、 そんな作品たちです。 順不同です。 ■book …

そると
1年前
4

2021年振り返り

この2021年について、改めて振り返ってみる。 いろいろと考えたけれど ざっくりまとめるとこんな1年だったかと。 ①仕事での挑戦 ②お金の管理 ③住空間を心地よく ④心…

そると
2年前
5

印象的だった作品2021

2021年のまとめ第2弾は 印象的だった作品2021、です。 これは毎年Twitterであげてるけれど、 今年はnoteにも記していこうかなと。 なお、これは各作品の発表年などは関係…

そると
2年前
2

買ってよかった2021

お久しぶりです。 1年のまとめということで、いくつか記事を 投稿してゆきたい所存。 まずは買ってよかったものの記録から。 画像は各所のホームページよりお借りしてま…

そると
2年前
1

2021.05.22

こんにちは、そるとです。 相変わらずの日々ですが、 少しずつ、休みの日の過ごし方への 満足度が高まってきたので、 忘れないように記しておきたいと思い noteを開きまし…

そると
3年前
2

2020年振り返り

noteではとってもお久しぶりです。 そるとです。 2020年は変化の年だったので 記録しておきたいなとおもって 久々に開いてみた次第です。 まあ、誰に宛てるでもなく ただ…

そると
3年前
1

2018年振り返り

いつの間にやら年の瀬、大晦日ですね。 一年、早いものです。 完全に自己満足ですが、一年の振り返りを、 簡単に、ここに書き留めておこうと思います。 【1月】 ・初日の…

そると
5年前
1

いきてゆく

さてさて、半ば予想通り、日記じみたものは続かないもので。だからつまり、残りの夏休みについては心の中に留めておくことにする。 唐突に、生きてゆくことへの気力がなく…

そると
6年前
1

雨降る夏のはじまり

私事ではあるけれど、7月7日土曜日から7月16日月曜日まで、実は夏季休暇をとっていた。というか、とっている最中である。弊社では7~9月の間の任意の3日間で、夏季休暇を取…

そると
6年前
1

あの頃の日常はもう日常ではない

毎朝6時10分に起きて、朝ごはんを食べた。 近所の子どもたちで編成された班で、7時5分に集合した。 集合場所は、私たち姉妹の家の前。 4kmの道のりを、1時間かけて通学した…

そると
6年前
2

交換日記2(2)宝石の涙

<2週目のお題「宝石の」> 哀しくて、泣いた。 あなたのように涙は流れなかったけれど。 ころころと転がって、地面に落ちた粒。 拾い上げたそれは、情けないほどに美しか…

そると
6年前
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交換日記 (2) 世界の終りと君と夕焼け

<1周目のお題:世界の終りと> 「明日世界が終わるなら、あなたはどうする?」 実にありふれた、もしも話の定番。あの頃の私は、「会いたい人に会いにゆく」と…

そると
6年前
2

心に刻む

祖母が亡くなった。

自身の祖父母の中で最も長生きし、
最も長く過ごし、
最もお世話になり、
最も大好きだった、
そんな祖母だった。

諸事情で、わたしは彼女の葬儀への参列を
控えることとなったのだけれど、
このままでは自分の中で
上手く消化できそうにないと思い、
今感じていることや思い出したことを
言葉にしてみることにした。

そもそもうちの家族は海外転勤などがあり、
親戚と深い付き合いはあまり

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印象的だった作品2023

早いもので、今年ももう年末ですね。
もう全然文章力も衰えていますが、とりあえずこれはやっておかねばと
重い腰を上げました。

ではいきます。
印象的だった作品2023。

あくまで今年わたしが個人的によく触れたとか
印象に残ったとか、そんな作品たちを羅列します。
順不同です。

◾️book
海賊と呼ばれた男(上)(下)/百田尚樹
下鴨アンティーク-アリスと紫式部-/白川紺子
まほろ駅前番外地/三

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印象的だった作品2022

さて、今年もまとめます。
印象的だった作品たち。

あくまで今年わたしが
個人的によく触れたとか、
強く印象に残ったとか、
そんな作品たちです。
順不同です。

■book
図南の翼/小野不由美
かがみの孤城/辻村深月
ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~/三上延
永遠の0/百田尚樹
ハケンアニメ!/辻村深月
県庁おもてなし課/有川浩
東京會舘とわたし/辻村深月
転職の思考法/北野

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2021年振り返り

2021年振り返り

この2021年について、改めて振り返ってみる。

いろいろと考えたけれど
ざっくりまとめるとこんな1年だったかと。

①仕事での挑戦
②お金の管理
③住空間を心地よく
④心を豊かにするお金と時間の使い方

順番に自分の中で振り返りをば。

①仕事での挑戦
仕事では、色々と挑戦させてもらった1年だった。
今いる部署は、専門的知識を用いて
対外的に関わっていくような、
学術的な雰囲気の場所。
私はその

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印象的だった作品2021

2021年のまとめ第2弾は
印象的だった作品2021、です。
これは毎年Twitterであげてるけれど、
今年はnoteにも記していこうかなと。

なお、これは各作品の発表年などは関係なく、
あくまでわたしが個人的に
今年気に入ったものであり、順不同です。

では、どうぞ。

■book
風の万里 黎明の空/小野不由美
後宮の烏/白川紺子
閉鎖病棟/帚木蓬生
烏百花/阿部智里
お金は寝かせて増やし

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買ってよかった2021

お久しぶりです。

1年のまとめということで、いくつか記事を
投稿してゆきたい所存。

まずは買ってよかったものの記録から。
画像は各所のホームページよりお借りしてます。

①Amazon Fire Stick

今年に入ってYouTubeやドラマ、アニメを
よく観るようになって、購入。
Amazonプライム会員の人はアマプラも
勿論観ることができるし、
そうでなくとも自宅のテレビで気軽に
You

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2021.05.22

2021.05.22

こんにちは、そるとです。

相変わらずの日々ですが、
少しずつ、休みの日の過ごし方への
満足度が高まってきたので、
忘れないように記しておきたいと思い
noteを開きました。

昔は、特に前の部署に所属していた頃は
仕事が凄まじく忙しかったので
休日にも仕事をしたりしていて、
そのほかには眠るか、買い物か、
みたいなことをしながら
せかせかと過ぎていくことも多かったし
夕方までだらけてしまって

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2020年振り返り

noteではとってもお久しぶりです。
そるとです。

2020年は変化の年だったので
記録しておきたいなとおもって
久々に開いてみた次第です。

まあ、誰に宛てるでもなく
ただ自分用の記録なので、
恐らく無駄に長く無意味なものになるかと。
つまり、別に読まなくて大丈夫です。



さて、2020年の出来事といえば
10人中10人が新型コロナウイルスについて
挙げるのではないでしょうか。
まあ、そ

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2018年振り返り

いつの間にやら年の瀬、大晦日ですね。
一年、早いものです。

完全に自己満足ですが、一年の振り返りを、
簡単に、ここに書き留めておこうと思います。

【1月】
・初日の出を見に行く
・マンションの一室にある神社にお参り(衝撃でした)
・1/3仕事始め
・星降ル森@日本橋
・スマホゲーム「CARAVAN STORIES」にはまる
・美味しいもつ鍋会
・青藤スイさん個展
・映画「勝手にふるえてろ」(よ

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いきてゆく

いきてゆく

さてさて、半ば予想通り、日記じみたものは続かないもので。だからつまり、残りの夏休みについては心の中に留めておくことにする。

唐突に、生きてゆくことへの気力がなくなる。そんなことを幾度も繰り返してきた。

僕はどうしたらいいの。生きたくないのに生きるの。やめることはできないの。勇気がないだけなの。ねえどうしたらいいの、ねえ、ねえ。

そんなどうしようもない言葉をひたすらに繰り返して、声にならずに、

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雨降る夏のはじまり

雨降る夏のはじまり

私事ではあるけれど、7月7日土曜日から7月16日月曜日まで、実は夏季休暇をとっていた。というか、とっている最中である。弊社では7~9月の間の任意の3日間で、夏季休暇を取得できる。そのためカレンダー通りの休みが与えられている部署は、週末と繋げて、時には有給休暇も取得して、長期休暇を過ごす人たちもそれなりにいる。
個人的にはそんなに長い休暇は要らなくて、可能なら小分けにして取得したいと思っているのだが

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あの頃の日常はもう日常ではない

あの頃の日常はもう日常ではない

毎朝6時10分に起きて、朝ごはんを食べた。
近所の子どもたちで編成された班で、7時5分に集合した。
集合場所は、私たち姉妹の家の前。
4kmの道のりを、1時間かけて通学した。
通学路には田んぼと畑ばかりが広がっていて、小学校に着くまでに通過する信号は3つだった。

夏休み、飼育当番で夏休み中に学校に行くのは、何故だかそれほど億劫ではなくて、帰り道は、近道と称して涼しい竹薮を通って帰った。
冬の登校

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交換日記2(2)宝石の涙

交換日記2(2)宝石の涙

<2週目のお題「宝石の」>

哀しくて、泣いた。
あなたのように涙は流れなかったけれど。
ころころと転がって、地面に落ちた粒。
拾い上げたそれは、情けないほどに美しかった。
それはどこか、あなたの吐いた花に似ていて、
だからつまり、
哀しさが美しさに昇華される様が、
酷く、切ないのだった。

防衛機制の一つである、“昇華”という言葉。
社会的に実現不可能な、反社会的な欲求を、別の、より高度な、或い

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交換日記 (2) 世界の終りと君と夕焼け

交換日記 (2) 世界の終りと君と夕焼け

<1周目のお題:世界の終りと>

「明日世界が終わるなら、あなたはどうする?」

実にありふれた、もしも話の定番。あの頃の私は、「会いたい人に会いにゆく」と答えていた。会いたい人ってなんだ。そもそもそんな行動力なんて持ち合わせていないだろう。今でこそそんなことを言いたくなってしまうけれど、当時まだ夢見るロマンチスト思考を抱えていた私は、平然とそんな答えを口にしていた。

人との関係

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