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お盆:文化、コミュニティ、働き方。さまざまな角度から、持続可能性をもたらす風習。 (CASE: 79/100)

▲「お盆」とサステナビリティ 

今年のお盆は8月13日~16日ですね。昨日が山の日で祝日だったので、今日(8/12)もお休みで5連休・6連休という方もいらっしゃるかもしれません(私は勤続5年の休暇を頂いたので、来週いっぱいお休みします!)。

お盆は、祖先の霊を祀る日本の行事で、8世紀ころから行われていたといわれています。お墓参り、迎え火、送り火、盆踊りなどは概ね全国共通に行われているようですし、地域独自の風習としては、おわら風の盆や、五山の送り火、阿波踊りなどが有名ですね。祖先を迎えるだけでなく、地元から離れて就学・就職することが多くなった昭和後期からは、地元に帰って家族や友達に会うという機会にもなっています。

このお盆という行事、祖先や地元とのつながりを永続的に保ち、文化や風土、家族や友情などを確かめ、持続させるという点で極めてサステナブルな風習だと思います。

また、ビジネスの観点では、働き方に持続可能性をもたらす制度だとも捉えることができます。日本人はどうしても長時間働いてしまう方が多く、それを長期間続けると心身ともに疲労がたまってしまいます。この疲労を回復させるためには、ある程度の長期休暇が有効で、日本にはゴールデンウィーク、年末年始、そしてお盆が存在します。

欧米のビジネスマンはクリスマス前後で長期のバカンスを取れるので、日本にいる私にはうらやましいなという感覚もありますが、祝日や長期休暇の日数では、実は日本の方が多いのです。横並び意識が強い日本では、個別に休みを取るのがなかなか難しいので(だいぶ変わってきてはいますが)、お盆などの一斉休暇は非常に理にかなったリフレッシュの機会だと思います。

私もこのお盆期間は十分に充電し、心身ともにリフレッシュして、お盆明けからの仕事に爆走できるようにしたいと思っています。家族と共に過ごしつつ、適度に学びの機会を取り、体を動かす予定です。

ということで、このキュレーション企画についても明日(8/13)から8/16までは一旦お盆休みとさせていただきます。リフレッシュ後の投稿を是非ともお楽しみに。それでは、よいお盆をお過ごしください!

▲参照資料

▲キュレーション企画について

イノベーション事例についてi.labがテーマにそって優れた事例のキュレーションを行い、紹介と解説を行います。

2022年のテーマは「サステナビリティ」です。

▲今回のキュレーション担当者

i.lab シニア・ディレクター 杉江周平

▲i.labについて

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