一気呵成

麻雀だけでなく気になった事や出来事に対する意見などを自由気儘に書き綴ります。

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麻雀徒然草第十回『改革』

前書き この麻雀徒然草の投稿が遂に第十回という節目を迎えた。 第零回でも説明したが、この題名は、(麻雀業界では)有名なネマタ氏より継承したものである。それ故、恩を仇で返すような真似はしたくない。そう、私はこの題名を絶えさせる訳にはいかないのだ。 感慨深い題名である『麻雀徒然草』 この第十回では《改革》について書き綴っていこう。 昨今、Mリーグの設立により様々な改革を求められている麻雀界。 Mリーグは“この熱狂を外へ”という願いのもとで発足し、健全な頭脳

    • 味わう「ことわざ」

      「ことわざ」と聞いて、あなたは何を思うだろか。 古臭い、難解、つまらない……… そう否定的な見方もあるかもしれない だが、ことわざをはじめ、故事や俗信も含め、 そのような見方をするのは非常にもったいない。 それは、ただことわざを知らないだけなのだ。 知れば知るほど、噛めば噛むほど味のあることわざ(※故事・俗信も含む)を紹介していきたい。 そして、可能であれば声に出してみてほしい。 そうすれば、よりことわざのうま味を味わうことができよう。 いざ給へ、ことわざの世界へ。 ※

      • 麻雀徒然草・第十一回『維新』

        代わり映えしない、私はそう感じはじめていた。 Mリーグは今年で6年目となる。 新Mリーガーも誕生し、新チームも参戦した。 しかし、Mリーグは初年度から何も変わっていないのではないか。 そう、ここ最近感じるようになったのだ。 第十回で、Mリーグの改革の必要性を説いた。 では、具体的な問題点や解決策にはどのようなことができるだろうか。 まず第一にMリーグが抱えている問題を見極めなければならない。 そこで、私が問題として挙げるのはやはり風通しの悪さである。 具体的には、選手が初

        • 受験は格闘技

          「受験と格闘技には共通点がある」と 闘いを振り返りながら、そう思う。 相手の傾向分析、急所を突く攻撃、そして反復練習。 一見すると当たり前のように思えるが、これを実践するのは難しいものだ。 特に、反復練習。 しかし、私はその反復練習が最も大切だと考えているし、それこそが格闘技と受験との共通点だ。 では、なぜ反復練習が大切なのだろうか。 単刀直入に言えば、反復練習をすれば身体が反応するようになるからだ。 全然受験に関係ないではないかと呆れた声も聞こえそうだが、もうしばらく付き

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        麻雀徒然草第十回『改革』

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          麻雀徒然草・第九回「盛者必衰」

          渋谷ABEMASの悲願の初優勝で幕を下ろしたMリーグ。 5年連続ファイナル進出を果たし、遂に掴んだ栄光には感動すること必至であろう。 そんな歓喜の裏で、残念ながら通算2チーム目となる選手入れ替えを強いられるチームも生まれてしまった。 ─────それが、赤坂ドリブンズだ。 初年度優勝という輝かしい功績を残したものの、それ以降は成績不振に陥っていた。 2019年度には丸山奏子pが加わり、園田賢p、村上淳p、鈴木たろうpの4人というメンバーであった。 しかし、この度、選手入れ

          麻雀徒然草・第九回「盛者必衰」

          『麻雀徒然草第八回-大会戦』

          今回は大会戦記というテーマでお送りしよう。 先日、西谷馨さん(@knishitani1)主催の登録者500人記念大会である西谷馨カップに参加させて頂いた。 この大会の主催者である西谷馨さんは麻雀を中心に精力的に活動されている方だ。 ひょんなことから西谷さんのことを知り、さらに都合良くこの大会に参加できたという偶然に偶然が重なった不思議な出来事だ。 さて、そんな大会なのだが、 脳汁大量分泌待った無しのインフレルール。 簡単にルールを説明すると、 ・東風のドラ三モード ・場

          『麻雀徒然草第八回-大会戦』

          合格とキャッチボールに共通点はあるのか?

          私は今年、受験生となる。 志望校に合格するために必要なものは何があるだろうか。 勉強か、参考書か、塾に行くか。 確かに、どれも正解だろう。 しかし、それよりも重要なものがあるのではないかと私は思うのだ。 それこそが『受験・合格への心構え』だ。 そこで私は、『合格=キャッチボール理論』を提唱しよう。 まず、合格=キャッチボール理論(以後、キャッチボール理論)とは何か説明しよう。 それを端的に言うならば、基礎トレーニングだ。 キャッチボールといえば野球の基礎の中の基礎トレーニン

          合格とキャッチボールに共通点はあるのか?

          万葉人たちの結晶

          今は昔、万葉人という者ありけり。 それぞれの想いを和歌に詠い、それを或る歌集にまとめた。 それこそが、『万葉集』だ。 万葉集には天皇や貴族の歌はもちろん、庶民の歌までも収められている。 そんな万葉集には紹介したい年末年始に相応しい歌がある。 「新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事」 大伴家持の和歌である。 年が明け、新春の今日に降る雪みたいに良い事がたくさん起これという願望を詠んだ歌。 この歌は、恩師ともいえるおじいちゃん先生が紹介して頂いた歌でもある。

          万葉人たちの結晶

          古語は身近に

          私が古典の課題をしていた時のこと。 古語の意味を調べるもので、手持ちの古語辞典を引いていたところであった。 その時、ふとある歌が目に入った。 「神な月 降りみ降らずみ 定めなき 時雨ぞ冬の 始めなりける」 という後撰和歌集の歌なのだが、私の頭は違和感を感じていた。 神な月? 神無月ではないのか? 私の知識の中には「神無月」しかなかったから 「神な月」の表記に首をかしげた。 しかし、その違和感はすぐ解消した。 和歌の

          古語は身近に

          「自分」との戦い

          ある日、友人に古典の良さを説いていた時のこと。 このシチュエーションにツッコミたいのは山々だが今回はスルーしていただこう。 すると友人は 「どうせなら、古典で点を取る方法を教えてくれ」と。 私は古典が好きなのだ。 それに、定期テストや模試でも古典は他の教科と比べれば点は取れている。 ただ、胸を張って得意とは言えないが。 ここでは、点を取る方法を教えてくれと頼まれたということだけ頭に入れて置いてくれれば十分だ。 この時は、気が向いたら教えると、何とも曖昧で生意気な返事をし

          「自分」との戦い

          漢検闘争記

          今回は、漢検を受験してみて、また受験前のことそこはかとなく書き綴ろうと思う。 今回受験した級は準1級だ。 理由は、かなり捻くれているものではあったが。 まず、どの級を受験するかひどく悩んだ。 その候補は、1級、準1級、2級だ。 この中で、1級に関しては無謀さを感じた為、 準1級か2級かを迷っていた。 否、厳密には準1級に決めていた。 ただ、決意をしかねていただけなのだ。 私の捻くれた性格は2級では味気ないと言う。 しかし、もう一方の弱い私が準1級なんて無理だと囁く。 そ

          漢検闘争記

          麻雀徒然草・第七回「治乱興亡」

          悲しきニュースが流れ込んで来たのはつい先日のことだ。 U-NEXTPiratesの朝倉康心p、石橋伸洋pとの契機終了報告だった。 四年間、Piratesの顔として奮闘してくれていた二人であり、非常に悲しいことこの上ない。 朝倉pはMリーグ史上二例目となる十万点越えを、 石橋pもセミファイナル等での活躍など、爪跡は残してくれたものの契約終了。 二人とも妻子持ちであるため、この通達は痛いものであろうことは想像に難くない。 朝倉pについては配信活動などをし活動的であるし、石橋

          麻雀徒然草・第七回「治乱興亡」

          漢検との出会い

           今回は麻雀の話とは打って変わって「漢字」の話をしようと思うのだが、ご了承頂けるだろうか。  「漢字」…… 実は、高校に入るまでは何ら意識はしていなかった。 大きな理由の一つが、ただ教えられるものだからという事が挙げられる。 先生から覚えさせられるだけのもの、そういう認識だった。 それは小学校でも中学でもそこまで変わらず、ただただ覚えるものだった。 しかし、このような自分を一変させたきっかけがあった。 高1の時の現代文のお爺ちゃん先生が私を変えさせた。 先生はテストも近

          漢検との出会い

          麻雀徒然草・第六回「涙」

          「努力していないのならば、悔しがり兎や角言う権利はない———」 そう言ったのは私自身であり、今や教訓のようなものになっている。 最近は、学業に勤しむからと、麻雀の勉強は疎かになってしまっているので、負け続けても自分のせいである。 学業に関しては、そうした方が将来的に良いと咎められたからそうしている。 それも麻雀打ちから言われたので自身に響いた。 まだ私の人生は長いし、将来どうなるかなんてわからない。 兎に角、今は本業の学業に勤しむべきだと思った。 言ってしまえば、麻雀

          麻雀徒然草・第六回「涙」

          麻雀徒然草・第五回「三麻のすゝめ」

          時代は少牌マイティーの普及で三麻戦国時代。 (銀河麻雀の普及で四麻時代に遷移してしまいそうだが) しかし、未だメジャーなのは四麻。 そこで三麻の魅力をお伝えしようと思い書き綴っている所存である。 三麻は千差万別 三麻の魅力の一つに多種多様なルールがある。 関西三麻や東天紅、名古屋三麻……とご当地ルールが乱立している。 それぞれのルールに特有の魅力、特徴があり非常におもしろい。 関西三麻は、華牌を使う珍しいルール。 それだけでなくドラの枚数が兎に角、凄まじい。 5s5p

          麻雀徒然草・第五回「三麻のすゝめ」

          麻雀徒然草・第四回「憧れの人」

          先日、こんな報告があった。 始めは、 「沖中裕也? 誰やろ? 」 「でも、どっかで見た事ある顔なんやけどなぁ」 という感じだった。 ということで、サイトにアクセスしてみた。 早速、目に飛び込んできた衝撃の文言。 「退会後、zeRo名義でー」 「zeRoさん⁈ プロ復帰するのか……!」 何故だがわからないが、自分の事の様に嬉しかった。 何せ、沖中pには色々と恩がある。 こうやって記事を書いているのも沖中pが、 「記事のリンクを貼ってみては?」と、 記事を見られるのが恥

          麻雀徒然草・第四回「憧れの人」