クロエる日記★フレンドリーな接客
朝、お水を3杯、コーヒーを1杯飲みました。
秋薔薇を見るために初めて神代植物公園に行きました。ダリアもたくさん咲いていました。ダリアは握りこぶしくらいの地味なイメージでしたが、いまや顔くらいの大きさに。サイズも色々、カラーも色々、花びらも色々。ゴージャスになっていました。
このように最近、植物園に花を見にいくと「あれ? こうだったっけ?」ということが多いです。おそらく花々も品種改良され、大きさ、色、花びらなどがどんどん進化しているようです。定期的に見に行ってイメージを更新する必要がありそう。
ここで一回公園を出てランチをすることにしました。
出たらすぐに深大寺の参道で、たくさんの蕎麦屋がありました。逆に言うと蕎麦屋しかありません。あまりにもお腹が空いていたので、とりあえずみたらし蕎麦団子を一本食べました。
そこで物議をかもす出来事が🙋♀️。
実はその団子屋の女将さん?風の方が、お客さんに「すぐ食べる?」とか「蕎麦アレルギー?」とか「待ってたよ」と積極的に話しかけたり、自宅で食べる際に「レンジで三分チンしてね」とか食べ方を色々話しているのに、わたしには「すぐ食べる?」と「蕎麦アレルギー?」の二つしか話しかけなかったと友だちが指摘したのです。
「よほどあんたは『話しかけてくれるな』オーラ(キラリ)を出していたに違いないよ」と・・・😑。
まあ仮にこの女将さんをフレンドリーナ🌹と呼びましょうか。
それに対してわたしは
「そんなはずはない。わたしは微笑を称えながらもレジでまごついたらお店の迷惑になるからと思ってテキパキと会計を済ませただけに過ぎない。あんたが後ろに立って仁王立ちにして『早くしろ』オーラを全開にしていたに違いない」
と答えました。すると友達は
「いや、わたしは穏やかな笑みを浮かべて離れたところで見守っていただけだから、フレンドリーナ(の心理)に影響を与えていない」
という趣旨の反論をしました。それならばと
「わたしは『すぐ食べる』と答えたからレンチンの話はする必要はない。もしかしたら高額な買い物をした人にだけ話しかけていたのかもしれない。わたしは120円の団子一本だったから」
と新たな視点を提示したところ友達は「それはあり得るかもしれない」と若干の譲歩を見せましたがまだ納得しない様子。そこでわたしは
「そんなにいうなら今からあんたが団子を買いに行ってフレンドリーナが話しかけるか試してみろ」
と検証を持ちかけましたが、友達は「いま団子は欲しくない」といって断りましたので、この激論はここで終結しました🤷♀️。
その後、ランチのお店探しです。
「蕎麦とかつ丼定食」みたいなものはないかと思って探したのですが、協定でも結ばれているのかと思うくらいどの店も蕎麦類のみ。唯一天丼セットみたいなものがあるお店(掟破りか?)がありましたが、友達が却下しました。
なんと友達は「美味いものが食べたい」なんていう視点で店を選んでいるのです。これも議論の対象になりましたがここでは割愛します。
友だちが選んだ蕎麦屋に入り、十割太麺田舎そばを食べました。
かなりコシがありました。味は観光地風。おかげで先ほどの「美味いものが食べたい」という視点についての議論がぶり返しましたが、ここでも割愛します。
蕎麦が足りなかったのでお店を出てすぐに先ほどの団子屋に戻り、キーマカレー入り蕎麦パンを買って食べました。
すると友達は
「フレンドリーナは今回は『蕎麦アレルギー大丈夫?』と聞かなかったから、あんたのことを覚えていたんだね」といいました。
「客が多いから覚えていないのでは?」というと
「いいや。接客業の人は顔を覚えているモノだ」と友達がいいましたので
「それはそうだけど、さすがに1回では覚えない」と反論しました。
「いいや、絶対に覚えている」
そんな話をしながら、神代植物園に戻りました。再入場オッケー🙆。
再入場したのは温室を見るためです。クロエは温室好きです。食虫植物もありましたが一種類しか見つけられませんでした。温室内のサンルームに席があったので暫くそこで話し込みました。
そこではもう団子屋の話は出ず、日本のこれからの「移動格差社会」についてと「岸田首相はなぜ責められるのか」について。
それから世界一大きくて臭いというショクダイオオコンニャクという花を見学しましたが、臭いどころかむしろ感じの良い大きな観葉植物みたいで全くそのような素振りはありませんでした🙆♀️。
そのあと深大寺に向かうために植物園を出て、先ほどの参道に戻りましたが、まだ3時前なのに、あれほど活気があって客の呼び込みをやっていた蕎麦屋や団子屋がすでに閉店して、だーれもいませんでした😲。
先ほどの賑わいは夢だったのかと思うほど。
さて、深大寺も初めてです。お参りした後、吉祥寺に向かいました。吉祥寺もかなり久しぶりです。ハモニカ横丁が残っていることを確認してから、友達が入りたいといったネパール料理屋に入って晩御飯を食べました。
ほとんどインド料理に似ていましたが、サモサが想像と違ってモッサリ(今思えばサモサという名がピッタリ)していた以外はどれも想像以上に美味しかったです。
ネパール人と思われるマダムが料理を運んでくるたびに「ここ来るの初めて? うちは25年やっているのよ」「大丈夫? 辛くない?」など気さくに積極的に話しかけてくれ、フレンドリーナ🌹だと判明。料理も美味しいですが、おそらくマダムのトークと人柄で25年続いているのでしょう。
帰りにレジの前にご主人らしき人がいて、色々話しかけてきてフレンドリアーノだと判明。しかも「久しぶりだね」と言われたので「初めてです」と答えました。
その後友達がネットで調べたところ、「滅茶苦茶久しぶりに行ったら覚えててくれて感激した」というコメントを見つけてきて、「全員に『久しぶり』と声を掛けているのではないか」という分析をしたので、それには賛同しました。
フレンドリーナ&フレンドリアーノ。この辺に商売繁盛の秘訣がありそうです。
この日はハロウィン当日でしたが吉祥寺駅前に仮装した人はいませんでした。「今年は仮装した人は減ったのかもしれないね」と話して友達と別れました。
井の頭線に乗って電車が動き出した頃、たった今別れたばかりのJR線に向かった友達からメッセージが届きました。
「いま、死神とすれ違った」
それを読んでわたしはすぐに返事を返しました。
「いま、同じ電車に乗ってるよ」
大きな段ボールの鎌をもってデスノートみたいなフルメイクの死神が同じ車両にいたのです。渋谷まで一緒でした。
では、ごきげんよ。
フレンドリーナが作ってくれたお酒です。
――――――☆――――――☆―――――――☆――――――
暇潰しに最適!📢
単行本及📕び電子書籍📱各種取り揃えてございます。
池田クロエの作品はすべてAmazonで購入いただけます。
電子書籍は、Kindleの読み放題プランに加入の方は追加料金ナシで読めます。
Kindleアプリを無料でダウンロードして、PC、スマホ及びタブレットなどどこからでも読むことができます💻📱。
試し読みだけでもしていただけると、小躍りして喜びます💃💃💃。
この記事が参加している募集
サポートありがとうございます😊。池田クロエです。サポートされたお金は小説の表紙作成📕に使わせていただきたいと思います。クロエは書く📝ことぐらいしかできない人間なので是非応援をよろしくお願いします。まだnote初心者ですが、何かしら得してもらえるようにと書いています🎁。