コロナで台湾の旦那さんに1年以上会えていません。絶賛記録更新中
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コロナで台湾の旦那さんに1年以上会えていません。絶賛記録更新中

 大家好!一條心です。僕はシンガポールに住んでいる日本人のゲイで、台湾出身の旦那さんがいます。最近は、同性婚について国内で大きな動きがあったので、裁判だ!違憲だ!と騒いでおりましたが、少し固い話が続きましたので、今日は日台夫夫生活にちなんだ話をしたいとおもいます。

旦那さんとは離れて暮らしてるの?

 はい、現在僕が海外単身赴任中です。シンガポールに来る前、2015年秋まで東京で一緒に暮らしていましたが、来星以来、6年弱の間離れて暮らしています。旦那さんは途中でベースを台湾移したので、シンガポールー台湾間で遠距離の生活ですね。シンガポールでは、出張でアジア各国を飛び回る仕事をしていたのですが、運良く(上司のヘルプもあり)台湾も自分の管轄国にしてもらえたことで、2ヶ月に1回は台湾への出張のチャンスがあり、出張がない月はシンガポールに来てもらうか、第三国で落ち合う形で、ほぼ毎月会うことができていました。コロナ禍ではもう考えられませんが、「30日ルール」と自分たちでは呼んでいて、会えない期間が30日を超えないように出張や旅行のスケジュールを組みながらという生活でした。

 シンガポールには日系企業の駐在員として赴任しています。東京で赴任の辞令を受けた時には、今後の彼との生活をどうするか大いに悩みました。任期が明確でなく、そんなに長居をするつもりでもなかったので、短期間なら離れててもいいかな、ということで始めた単身赴任生活でした。赴任した2015年頃はちょうど渋谷区や世田谷区でパートナーシップ条例が始まった頃でしたが、民間で同性カップルの支援策を始めている企業はまだごくわずかでした。赴任前に上司や人事部に、パートナーを配偶者扱いで駐在に行かせてほしいと直談判したことは、今となっては懐かしい思い出です。今思えば、ずいぶんと勇気のあることをしたなと思いますが、上司は真摯に話をきいてくれて人事にも掛け合ってくれたのですが、その時の会社からは結局ゼロ回答でした。そのような制度はないし、検討もしていないということでした。赴任直後に同じ業界の競合他社が複数立て続けに同性パートナーを配偶者と同様の扱いにする制度を打ち出したニュースを見たときには、今すぐ転職してやろうかと本気で考えたものです。その後もチャンスがある度に上司や人事に話をしていますが、一向に進展なく2021年の今でも一切のLGBTQをサポートする制度のない残念な企業になってしまいました。

ロナで二人の生活はどうなったの?

 少し話がそれましたね。シンガポールではキャビンアテンダントばりに週1以上の海外出張を何年も続けていた為、コロナが始まってから暮らしが一変しました。まずあれだけ行っていた出張がなくなり、全てリモートに置き換わり、完全にシンガポール内に缶詰状態です。シンガポールは当初、感染拡大防止策で日本とは比べ物にならない厳しいロックダウン生活(食料品の買いに行くこと以外の外出は一切許されない)が3ヶ月ほど続きました。シンガポールに缶詰どころか、家の中に缶詰ですね。その後、島内での生活は不自由なくできるようになりましたが、海外への渡航制限・入国制限はシンガポールも台湾も、日本も厳しくなり彼に会うことが完全にできなくなりました。最後に彼に会ったのは2021年1月で、既にに1年3ヶ月もあっていません。彼と出会って11年強になりますが、もちろんこんなに離れて暮らしたことはありません。もう彼がどんな顔だったかも忘れました(嘘)。

 海外で暮らしている家族に会えないという状況は、もちろん国際/同性カップル特有のことではなく、すべての家族・恋人に言えることですね。海外に暮らしている私の知人の多くが家族や恋人と1年以上会えない状況が続いています。でも、もし同じ国籍だったら、もし同性婚ができていたら、もう少し取りうる選択肢が多かったかもしれません。今もまだ多くの国で外国人の入国規制、もしくは長期滞留ビザを持たない外国人の入国規制を続けています。一部の国間でTravel Bubbleといった一部規制緩和の動きも見られますが、まだまだ普通に行き来できる状態ではないですね。シンガポールも就労ビザを持っていても、外国人が出国・再入国するには当局への事前申請(それも雇用主の企業経由)が必須で、隔離措置なども厳しいです。僕が日本に帰国にするのも台湾に行くのも、ビザや隔離などでハードル高い、彼がシンガポールに来たり、日本で落ち合うのも同じくビザや隔離のハードルが高い。不可能ではないですが、仕事や費用を工面しようと思ったら、ほぼ無理ゲーです。

今後はどうするの?

どうしようもありません(笑)というのは、半分本気、半分冗談です。さすがに、離れて暮らす期間が長くなってきて、かつ越境では簡単には会えない世の中になってしまったので、一緒に暮らす方法を模索中です。一緒に暮らすためには、彼がシンガポールにくるか、僕が台湾にいくか、一緒に日本に帰るかぐらいしか選択肢がないですが、二人にとって一番心地よく暮らせる方法は何かなって具体的な検討と相談を進めているところです。方向性が固まってきたらまたお話しますね。

今後も、LGBTQ、同性婚、日台夫夫の生活などを中心に書いていこうと思っていますので、よければNoteをフォローしていただけると嬉しいです。

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一條 心|Ichijo Shin

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コラムニスト。台湾出身の旦那さんがいるゲイ。日台夫夫、LGBTQ、同性婚について書いてます。早稲田大学国際教養学部卒(香港大學交換留学)、シンガポール駐在歴6年、日中英トリリンガル。2021年台湾移住予定。発信▶https://profu.link/u/ichijoshin179