2022年3月の記事一覧
「それこそ」という口癖を考える
最近いろんな人から聞くし、自分も使ってしまう話し言葉に、「それこそ」というのがある。
どんな場面で使っているか考えてみると、わたしの場合、テーマに関連して例を挙げるときや、話を広げるときによく使っている気がする。たとえば、「それこそ、⚪︎⚪︎さんも言ってたけど、〜〜なんだって」とか。
果たして、この「それこそ」の使い方は合っているのだろうか。そんな疑問を胸に、辞書を開いてみる。すると悲しいこと
まとめ本・抜粋本は「入り口」にする
Web記事には「まとめ記事」と呼ばれるものがある。あるテーマについて情報を集めて、ときに独自の観点で整理し、まとめて紹介する記事だ。具体的には、「片付けのコツ10選」とか「おすすめアイテムまとめ」といったタイトルの記事がそれにあたる。
そんな「まとめ記事」と同じように、大事なエッセンスだけを抜き出して、整理してまとめたような「まとめ本」というのも、この世には存在しているように思う。
たとえば『
ニュースを見て知ること、考えること
ヤフーとLINEが、今年も東北支援の施策をやったいた。『Yahoo! 検索』と『LINE Search』で「3.11」と検索することで、それぞれ10円ずつ寄付される仕組み。純粋な気持ちで、この取り組みをいいなと思う。かなしいニュースを見て胸を痛めることもあるけれど、結局わたしにできることは、知ることと考えることなんだという結論にいきつく。
3.11の震災が起きたとき、わたしは高校2年生だった。普
Googleのストリートビューって切ない
スマホのメモ帳に「Googleのストリートビューって切ない」というメモを見つけた。それ以外のことは何も書いてなくて、その1文だけ。
最初は、なんのこっちゃと思った。でもよくよく考えてみると、一時期ストリートビューで懐かしの場所を調べて、勝手にノスタルジックな気持ちに浸ってた自分がいたことを思い出した。
ちなみに『花束みたいな恋をした』という映画にもGoogleのストリートビューが登場するのだけ
好きな人のために、渋々付き合うときの顔
渋谷駅の交通広告が『東京リベンジャーズ』一色になっていた。何メートルにもわたって、壁一面にめちゃくちゃ大きな広告。ひとつひとつの柱にも、マイキーやドラケンや、人気のキャクターたちが描かれている。
そのひとつの柱の前に立ち止まって、嬉しそうにスマホでキャラクターの写真を撮る女性がいた。そのすぐ近くには彼氏さんと思しき男性が寄り添っている。
通りすがりにちらりと見たら、その男性があまりに苦笑いで退
「人生損してる」に怒ってた誰かと、人生得してるって思わせてくれるもの
「この本を読んでいないなんて、人生の半分を損している。」
手書きの文字で読者の感想がいくつも書き並べられた本の帯に見つけた1文。昔、「人生損してる」っていう表現に憤慨してたひとのことを思い出した。
それを知らないとか食べられないとか、やったことないってだけで、人生損してるわけないじゃん。お前に何がわかるんだって感じ。
そんな風にそのひとは怒っていた。
思い返せば、そんな話をしたのは、そのひ
あまのじゃくに、期待の先をいく人
Filmarksに映画の感想を書いてたら23時半近くになっていて、慌ててnoteを書いている。今日は『スパイの妻』を観て、それから昨日放送の『アメトーーク!』の「しずる池田(KAZMA)大好き芸人」の回を観た。
出演するゲストの芸人さんが話す池田さんのエピソードは、どれも面白くてめちゃくちゃ笑った。それで知ったのだけれど、しずるの池田さんは「あまのじゃくで、あえて逆をいきたくなる」のだそう。