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「I LOVE YOU」の訳し方

言葉というのは不思議なもので、受け取り方で印象が変わることがあります。

同じ言葉でも深く心に残るもの、人生を変える様な言葉になり得るものがあったりしますよね。




今回は誰しもが聞いた事のある「I LOVE YOU」

普通に訳すと「私はあなたを愛している」。



夏目漱石さんは「月が綺麗ですね」と訳したそうです。
この短い文章で、情景や二人の距離感が伝わってきますよね。


太宰治さんは、叶わぬ恋に苦しむ女性が「結局幸せになれないなら、いっそのことあなたから別れを告げて楽にして」と告げる言葉。
それでも「もう2度とあなたとはお会いしません」とは言えない。
最後にやっぱりもう一度会いたい。という意味を込めたそうです。



お二方とも、想い人と離れたくない。そんな少し切ない雰囲気が込められた使い方をしていますよね。


I LOVE YOUの訳し方は、その人の人生が乗るものだぁと思うのです。



私はこう訳します。
「この先もずっと、二人で笑い合えたら嬉しいです」



あなたはどう訳しますか?






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