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平坂 和弘

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記事一覧

1歩先を目指す方へ

1歩先を目指す方へ

走りの学校の要素と、陸上の技術には違があります。誰でもできる走りの1+1、そして、それができて当たり前でさらにいろいろな技術が詰まっている陸上の走り。これは、各種スポーツに感覚が存在している様に、プロフェッショナルな部分だと思います。
 だから、陸上の感覚や技術が他種目に直結しにくいと印象を持たれる1つの要因でもあります。
 走りの学校を通して、速く走る技術があるんだ!?と思われて、走るのが楽しく

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タイトルはなんだろ?がタイトル

タイトルはなんだろ?がタイトル

 最近の記事では、走りの学校の皆さんが取り組む中で見られる傾向を書いてきました。正しい動きと、そうでない動きの違いを見つけるのは、誰でもできるというか、間違い探しをしているだけなので比較するだけで見えてきます。それはきっと、やっている本人も。あれ?なんか違う…と感じている【モノ】だと思います。

 肝心なのは、間違い探しではなくて、じゃあ、どうすんだよ!という欲しい部分。

 間違い探しは指導じゃ

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タイミング

タイミング

ここ何回か、走りの学校の皆さんが陥っている傾向をいくつか書いてきました。今回も、そのことについて書きます。

 タイトルの通りです。

速く走る技術を理論的に理解して、いざやると、自分のできなさに笑った方もいますよね?筋力やバネやもろもろあるかと思いますし、僕が言っている速く走ろうとしないとか、もうなんやねん!?って感じ 笑

 そして「タイミング」です。
ぶっちゃけます、タイミングが合っている方

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頭だけ下げないで

頭だけ下げないで

 前回の記事は、よく見られる皆さんの傾向を1つ書きました。腰が進まないと速く走れないし、どれだけ脚や腕を頑張って動かしてもダメなんだよぉと、最近の記事が少しずつ繋がってきていると思います。
今回も、よく見られる動きを挙げたいと思います。

 加速局面における、前傾姿勢あるあるです。

 走りの基礎での動きから、加速局面に変わっていくと突然レベルがあがります。難しいですよね。でも、この加速が重要で、

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リニアモーション

リニアモーション

ボクの発信するnoteって、全然参考にならないですよね…。
自分でも笑っちゃいます。
全然、全国レベルの選手でもないし、競技を極めたわけでもない、地方のおっさんスプリンターだけど、観察眼はいいと思うし、考えるタイプの選手だと思ってます←井の中の蛙の可能性あり 笑
ということでね、
今回も役に立つのか、立たないのかよくわからない事を、逆に自信満々で書きたいと思います!!

 走りの学校と出会って、自

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末端操作をやめろ

末端操作をやめろ

 2週にわたって、力いっぱいもしくは一生懸命走っても、速く走れないんだとお伝えしました。力を出し続けるんではなく、ONとOFFのタイミングを考えてくださいとポイントをお話しました。これが難しいんですけどね…。

 今回は、その力のONとOFFをどこから産み出すかを書いていこうと思います。
またこいつは何を言ってるんだ?と思うかもしれませんし、SNSやyoutubeが発達しているので知っている方もい

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一生懸命走るな②

一生懸命走るな②

前回の記事の続きになります。

「速く走るのに、速く走ろうとしない」。

「力を出す」ではなく、「力が出る」。
「速度を出す」ではなく、「速度が出る」。

 僕たちのセッションの中にミニハードルが沢山登場しますが、基本的な動きを正しく習得しすることの目的の一つです。
ミニハードルの動きのまま、ミニハードルが無くなっても同じ動きを続けると、もちろん習得できていない段階では、動きがぎこちなくなったり、

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一生懸命走るな

一生懸命走るな

以前の記事で、「速く走るのに、速く走ろうとしない」と書いたことがあります。みなさんの宿題や走りのSNSへの投稿をいつも拝見し、気になることなどがあり、今回は書いていこうと思います。

 「腕振りが小さいですか」「脚はもっと上げた方がいいですか」「ピッチを速くしました」「ストライドを大きくしました」などなど、きっと皆さんもどこかで見かけたり、聞いたことがあるコメントではないですか?もしくは、自分もそ

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人のエネルギー源

人のエネルギー源

皆さんこんにちは。ジムトレーニング担当の鈴木です。
トレーニングに関わらず、私たちが生きるためにはエネルギーを生み出さなくてはなりません。特に、運動する際に、どのようにエネルギーが生み出されているのか、数回に渡り見ていきましょう。冬の時期は、スピードが上げられない分、体力面を強化する時期であるので、エネルギーがどのように生み出されるのかを知ることで、いわゆる「体力をつける」トレーニングに生かすこと

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年末年始

年末年始

明けましておめでとうございます。

前回の投稿から、年末年始を挟んで2週間ぶりになりましたが、クリスマスが過ぎ、お正月が過ぎ、あっという間でした。その期間、学校やお仕事も休みに入り、イベント事にみなさんもお忙しかったかと思います。
少しでもトレーニングされましたでしょうか?少し動いた方も、全く動かなかった方も、新年、気持ち新たに頑張っていきましょう。この期間休むこともとても大事です。
 とはいえ、

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伸びしろ

伸びしろ

みなさんが走りの学校に入学したり、youtubeやSNSを通して、速く走ることは才能ではなく、方法を知らない、もしくは知らなかっただけ、だとお気づきいただいたかと思います。

 ぼくも、陸上競技23年目になり、基本的な技術練はもちろん、少し特殊な技術練も行ったりして、できていると思い込んでいたことがまだまだだったと気付かされることが、つい先週ありました。

 県内でも有名なコーチの方がいるのですが

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普及員

普及員

普及員講習会
 12月の3週目にあたりますが、普及員の方が60名を超えています。僕たちの目標は、各都道府県に少なくとも1名の配置です。人数的にはクリアしてますが、各県となるとまだまだです。それでも、これだけの人数の方が受講してくださり驚きと感謝です。皆さんありがとうございます。

 普及員の方々は、youtube観ましたや、SNSみていますとおしゃってくてくれる方が多いです。見て既に取り組んでいる

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部活動 大学時代

部活動 大学時代

高校とは違い
中学校編、高校編と書いてきましたが、先生のメニューに依存しちゃう感じで来ちゃったぼくは、大きな結果を出すことはできませんでした。とは言いつつ、いつでも自分次第なんですよねぇ。

 そして大学へと進むんですが、またまた2年間ほど苦しむこになります…笑
大学では、ぼくにとってはありがたい環境でした。監督はいますが、メニューは自分たちで考えてやっていくスタイル。高校ではやりたくなかったマイ

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部活動 後編

部活動 後編

中学~高校
 学校で3番手だったボクは、特に陸上の強豪校に行くわけでもなく、近くの進学校へ進みました。というか、どこが強いとか全く興味もなく 笑
この選択で、もう少し競技レベルはあがったのかなぁと思います。進学校でも強い学校はあったのに、近いが最優先という、間違ってはないけど 笑 当時の自分にもっと考えろと言ってやりたい…。
 そんなこんなで進んだ高校では、部活は二の次、当たり前です進学校なんだも

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