「恋愛」という言葉について
「恋愛」という言葉について考えたことがありますか?
先日オンラインである生徒さんと話していて質問を受けたのですが、答える際にこの「恋愛」という言葉について考えることになりました。
突然の質問に深く考える時間がなくとっさに答えたのですが、しばらくこの言葉が余韻をもっていて、書き残すことにしました。
よろしければ、お付き合いください。
なぜ「恋愛」の話になったかというと・・
あるアメリカ在住の韓国人男性の生徒さん(医大生 Yさん)とフリートークレッスンをしていた時のことです。
週末どう過ごしたの?なんて聞きながらレッスンをスタートしまして、今週はちょうどアジアマンスというお祭りがあったので彼女とそのお祭りに行ってきたんです、と Yさんは答えてくれました。お付き合いされている方がいるのは知っていたのですが、韓国人の彼女かなと勝手に思ってたんですよね。すると、Yさんが「僕の彼女はインド系アメリカ人ですよ」と教えてくれました。
正直、ちょっと驚きました。私の知る韓国人の方たちは保守的な方が多いんですよね。(ヨーロッパへ移住された韓国人の生徒さんはそうでもないですが・・)そんなこんなで、国際恋愛についての話を少しした後に、Yさんが質問してきました。
「YouTubeで見たんですけど、日本人は浮気する人が多いんですか?」
ドキッとしましたか?
私は、ちょっとドキッとしました(笑)。
パートナーが別の異性に対して示す行動や感情のどの部分から浮気とみなすかは、人によってちがいますよね。生徒さんともそんな話をしたのですが、ふと「恋愛」という言葉について考えが巡ったんですよね。
「恋愛」を辞書で引くと?
辞書でみてみましょうか。
なるほど、特別の愛情を感じて、恋い慕うこと。そしてそのような感情をもつこと。Specialな感情ですね。
英語でも、特定の相手がいるか聞くとき、Do you have someone special? なんて言いますよね。むかし若いころ、この”Someone special”という響きにドキドキしたりしましたが… ふいに懐かしくなりました(笑)。
話は戻りまして、私は Yさんにこのように伝えました。
「恋愛」という言葉がありますよね。
「恋」+「愛」で「恋愛」という言葉ですが、「恋」はドキドキと気持ちが高鳴る感情で、「愛」はLove(사랑【サラン】)であり、「愛情」という意味ですよね。恋愛をしてその後結婚して(しない場合もありますが)家族になる過程で、「恋」から「愛」のかたちへ変遷していくと思いますが、人によってはふと「恋」を求めてしまう気持ちがあって何かの拍子に別の異性に「恋」という感情を抱いてしまい、さらに追い求めてしまうこともあるのでしょうね。日本だけでなく、韓国でも浮気する人いると聞いたことありますし、世界中でありえますよね。
理想は、パートナーといつまでも「恋」を感じつつ「愛」も育んでいけるといいのでしょうけど。。
正解のない質問に答えるのはむずかしいですね。
「恋愛」や「パートナーシップ」は相手のあることなので、いまだにむずかしいなと感じることの一つです。
韓国語の「연애(恋愛)」という言葉について
余談ですが、韓国語で「付き合おう」という時、「付き合う」という意味の「사귀다【サグィダ】」を使い、「사귀자【サグィジャ】」と言いますが、「恋愛する」という意味の「연애하다【ヨネハダ】」を使って「연애하자【ヨネハジャ】」という言い方もします。
「恋愛しよう」なんて、なんだかいい響きだと思いませんか?
韓国ドラマでよく出てくるフレーズだと思うので、恋愛ものを見る際に「연애하자【ヨネハジャ】」というフレーズに注目してみてください(笑)。
今日はとりとめもない内容でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
RoMiってどんな人?と思われた方は、
自己紹介ページもお読みいただけると嬉しいです ^^
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