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放送大学大学院の記録 院試~修了まで

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放送大学大学院で修士号を得るまでの記録。
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記事一覧

放送大学大学院(20) 修

放送大学大学院(20) 修

放送大学大学院の修了が決まり、学位授与式の案内を頂いた。3/25にNHKホールで開催とのことである。

参加する場合には返信用はがきでその旨を申し出るようである。
僕は生憎その日は仕事があり、欠席ということになった。

あと正直なところ、都内に行くことに腰が引けているという部分も否めない。コロナ的な意味で。

コロナ禍は、生活を大きく変えた。もっとも、コロナ対応ということで、大学院のゼミはZOOM

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放送大学大学院(1) 出願

放送大学大学院(1) 出願

出願まで出願は夏。僕は2020年8月下旬に出願を行った。インターネットでも出願できるようであったが、僕は郵送であった。なお、願書は最寄りの学習センターで配布されている。

「これを出すと、2年間の研究&約50万」と思うと、なかなか筆が重いものである。しかし、今にして思えば、50万でこれほど濃密で充実した日々を送れたのだ。決して高いものではあるまい。

提出書類①出願票出願票は基本的に、住所氏名や勤

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放送大学大学院(2) 院試(1次試験)

放送大学大学院(2) 院試(1次試験)

院試は1次試験と2次試験がある。2020年入試は、1次試験は10月3日であった。科目は、英文和訳と専門試験(選択)である。

開始まで8:45。最寄りの学習センターへ集合する。コロナ禍ということで入口で「今朝の体温に関する申告書」を提出し、試験会場に案内される。各プログラムごとに席が決められており、社会経営は3人であった。9:30の試験開始まで、試験の説明が滔滔と行われる。

9:30。問題冊子を

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放送大学大学院(3) 院試(2次試験)

放送大学大学院(3) 院試(2次試験)

2次試験は面接である。2020年はコロナ禍の只中であったのでZoomによる面接だった。

■対策対策らしい対策をした訳ではない。
自分の提出した研究計画書を読み直し、深堀されてもいいように追加情報を紐付けたこと。あとは、指導を希望する先生の情報を収集した。
ウィキペディアの記載とCiniiでダウンロードできた論文に目を通した。指導を仰ぐ先生と僕の専門は厳密には異なるので、先生の論文の全てを理解する

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放送大学大学院(4) 院試に係る若干の考察

放送大学大学院(4) 院試に係る若干の考察

2020年度実施の院試については、以下のとおり感想を抱いた。2023年度要項を確認して記載したが、経験談はあくまで2020年度実施の院試のものである。

■第1次選抜第1次選抜については、次のように記載されている。

既に書いたが専門分野(法律)は民法、レベルは高くない。基礎事項である。英語は外務省のホームページに掲載されている文章の長文和訳。僕は辞書を引く時間がなかった。

生涯学習分野の有名人

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放送大学大学院(5) 大学院オリエンテーション+資料の探し方

放送大学大学院(5) 大学院オリエンテーション+資料の探し方

2021.4.3。大学院の社会経営プログラムのオリエンテーションであった。午前がプログラム全体、午後がゼミのオリエンテーションである。

■午前(プログラム全体)入学から修了までの全体的な流れなどが説明された。特に大事なのは2点。肝に銘じなければならない。

レポートⅠ・Ⅱ・Ⅲは、必ず期限内に、事務へ提出すること

研究倫理のeラーニングを受講すること

そのほか「教員と他のゼミ生のやりとりを聴く

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放送大学大学院(6) 資料整理① タブレットの活用

放送大学大学院(6) 資料整理① タブレットの活用

■研究の進め方研究は、文献を探して読むとことがメインだ。教えていただいた方法は次のとおりである。

僕は、PDF形式でダウンロードした文献をアンドロイドのタブレットで管理していた。
PDFを管理していたアプリはXodo。比較的容易にアンダーラインやメモ書きができる(アノテーションというらしい)。

端末はLenovoの安いやつ。使い倒しても惜しくない。ただし、手書ノートアプリで論文の下書きや、思い

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放送大学大学院(7) 資料整理② 研究資料の読み込み(レジュメの作成)

放送大学大学院(7) 資料整理② 研究資料の読み込み(レジュメの作成)

■研究の進め方(再掲)研究は、文献を探して読むとことがメインだ。

レジュメ作成の参考にしたのは、先生の説明は無論だが、以下のサイトを参考にした。

「研究レビューの書き方-山田悟史」様

■レジュメの作り方僕は、以下の作り方を原則とした。

ファイルネームは、【分野】-氏名-論文タイトル-出典の順とした。
 例【行政学】坂本忠次「財政再建と地方分権--最近の広域行政論に関する一考察」(2008,

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放送大学大学院(8) 「アカデミックスキルズ」(必修科目)

放送大学大学院(8) 「アカデミックスキルズ」(必修科目)

■内容修士1年の前半に履修したオンライン科目「アカデミックスキルズ」。これは必修である。基本的な研究の手法や心構えを説くものだ。

「これまでずっとやってきたことだ。そんなことは知っている」と思ったり、「方法は何となく知っていたけど、こういう理由だったのか」と思ったり。あるいは、知らなかったこともあった。基本的に面白い授業である。

研究をするについて必要なことを一から叩き込み直す。

「学部レベ

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放送大学大学院(9) 研究倫理のeラーニング(必修)

放送大学大学院(9) 研究倫理のeラーニング(必修)

■概要
必修であるが、単位にならない。
しかし、これをクリアしないと修士論文が提出できないと説明された。

スライドを読んで、都度問題に答えていく。

早々にクリアしたが何も覚えていない。割と常識的な出題だった記憶がある。

「ゆめゆめ忘れるな」
「早いうちに終わらせろ」

以上である。

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放送大学大学院(10) ゼミの雰囲気

放送大学大学院(10) ゼミの雰囲気

■雰囲気
これは主宰する先生によるだろう。
僕のゼミの場合は、以下。

基本的にzoomで行う

50音順にゼミ生が発表を行う。

先生から質問や指導が行われる。

ゼミ生から質問や意見が提出される。

時間が余れば、雑談が行われる。

僕のゼミはゼミ生が同期2名(僕を含む。)。僕が1年の時は、2年生が休学中だったようで、1年のみだった。1人あたり1時間の指導を受けた。

なお、1年の8月以降は、

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放送大学大学院(11) 学費

放送大学大学院(11) 学費

大学院修士課程に進学すると、どのくらい学費がかかるのか。放送大学のホームページにも記載がある。

手元の経費メモから転記しよう。

検定料:¥30,000

入学料:¥48,000

研究指導料:¥176,000

以上が入学時の最低限度の納付金である。その他授業料として、

授業料:¥242,000(¥11,000/1単位×22単位)

ということで、計は¥496,000である。

この他の経費

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放送大学大学院(12) 履修した科目

放送大学大学院(12) 履修した科目

修論指導以外の科目の概要を書いておこう。

■アカデミックスキルズ(必修)マルA1単位授業。先行研究の読み方などを学ぶ。レポートは、自分の修論作成のために報告した参考文献を題材にしたもの。レポート提出はwakabaからできる。入学最初の半期に履修することにより、研究生活に慣れるまでのペースメーカーになるように思う。

■法律文献購読 マルA1単位授業。アカデミックスキルズが1単位なので、帳尻を合わ

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放送大学大学院(13) レポート1

放送大学大学院(13) レポート1

■大学院在学中に提出するレポート
大学院在学中に提出するレポートは、次のとおりである。これらを提出しない限り、修士論文を提出することができない。

レポート1 修士課程1年の8月

レポート2 修士課程1年の2月

レポート3 修士課程2年の8月

修士論文  修士課程2年の12月

■レポート1の課題
課題は先生による。僕の場合、修士1年の7月中旬に課題設定があった。「これまで作成してきた先行文

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