帝国主義と第一次世界大戦
眠らない国が眠れない戦いへ18世紀にイギリスで産業革命が起こり、全世界に波及したのは周知のとおりだ。そして、蒸気機関を用いた軽工業が中心となった時代から、やがて重化学工業中心となって鉄道や石油、鉄鋼などの産業が主力となる時代へと変化していった。
そんな中で、特に勢力を伸ばしてきた国がある。南北戦争、金ぴか時代を経て急成長し、1880年にイギリスを工業生産で抜いたアメリカと、バラバラな国の集合体だったのが1871年にまとまって一つの帝国となり、保護関税政策や工業化によって重化