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世界一参考にならないダイエットマニュアル ~離島暮らしで7kg減~

島ダイエット、カモン、エブリバディ。

高校時代並みのナイスバディ

少し前だが、半年ぶりに体重計に乗った。すると、7㎏も痩せていた。現在61㎏。陸上部に在籍した高校時代に迫るナイスバディである。

たしかに夏の畑作業はハードだったし、何だかんだほぼ毎日1~2時間は畑でゴソゴソしているので運動量は増えてはいるのだろうが、それにしても痩せた。

栄養失調ではないか?と心配してくれている人もいるかもしれないが、私自身野菜を育てているし、島のおっちゃん・おばちゃんも何かと野菜をくれるので自炊も楽しく行っている。

米は1日3合以上食べるし、肉だって鶏もも肉なら一食200gは口にする。

というわけで、来年の目標はダイエットだというあなたに、世界一参考にならない島ダイエットをお伝えしたい。

もしご満足いただけたなら、移住について検討願います。

秘策①商店も飲食店もコンビニもない島を選ぼう

買い物をしない。買い物がすべての煩悩を呼び覚ますのだ。煩悩の抑制、島はこれにうってつけである。物欲という煩悩に迫られる場面が極端に少ない島。

「なんか小腹空いたから、おやつを」
「せっかくだし、このお菓子やジュースも買おう」
「めんどくさいし、お惣菜とかカップ麺でいいか」

と思う頻度が激減する。

ちなみにだが、私の島でお金を使えるのは自動販売機だけである。島の自動販売機で買うコーラは、ほかの町のコーラよりも美味しく感じるのは気のせいだろうか。

秘策②買いだめでお菓子から逃げる。


私はおよそ2週に1回、島外のスーパーで肉類や生活必需品を買いだめする。また自分では育てていない野菜も購入する。

台車にダンボールを乗せてスーパーに向かうわけであるが、ダンボールは野菜や肉を買うと案外すぐに満杯になる。そのため、お菓子は自動的に買わなくなるし、カップ麺も意外に場所をとるので諦める。

買いだめでお菓子から逃げるのだ!なるべく!できるかぎり!

それでも食べたいお年頃。
そんな私が見つけた島生活最強のお菓子は「クラッカー」だ。それにジャムやあんこをつけて食べる。クラッカーの箱はある程度大きさが画一化されているので、ダンボールの中でも場所を有効利用できる。

クラッカーはよくあるクッキーのような洋焼菓子とは違い、バター使用量が少ないor0なのでカロリーが低い。無論、フライしてあるポテトチップスなど敵ではない。

秘策③ビールから蒸留酒へ

台車で押すとは言っても、体力的に荷物運びは辛いモノ。特に腹が立つのが液体である。ジュース、ビールといった品々。

私は気づいた。蒸留酒は水やお湯で割れば、長く楽しめる。つまり、一度重いのを我慢すれば、あとは気にしなくていいのだ。

私は泡盛を愛飲するので、時たまに泡盛を買うことにしている。もちろんだが、ビールよりも蒸留酒の方が太りにくい。

私はビールも大好きだが、買い物で重くなるのが嫌で、350ml缶2本までと決めている。そのため、結果的に2週でビール2本という素晴らしい脱ビール生活を行えているのだ。

秘策④畑で痩せる

畑作業は痩せる要素が山ほどある。中腰はもちろんだが、土の上を歩くというのはアスファルトと違って踏ん張りがいる。

無論、クワやスコップを握れば鬼に金棒だ。
というか、鬼も金棒よりもクワやスコップを持つべきである。

また自分で野菜を育てると、ナスやミニトマトは食べきれないくらいに実がなることを知る。とはいっても、捨てるのはもったいないので、野菜を食べきろうとすると酒を飲む余裕がなくなってくるのだ。

つまり、野菜で腹を満たす。そして飲めない。なんて健康的なのだろうか。

私から痩せたい皆様へ

あなたの通うジムの前には、コンビニがあるのではないでしょうか?

そこでついつい、自分を甘やかしていませんか?

島にはジムもなければコンビニもありません。
それでも痩せられる環境が揃っています。

島ダイエット、カモン、エブリバディ。

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先日島民のおばちゃんたちとお昼ごはんを食べる機会があり、痩せたという話をしたら、

たこ飯 3杯
そうめん 3杯
芋のかき揚げ 3個etc

といったように半ばフードバトル然とした食事会になりました。

「そんだけ食べたら、気持ちええね」

とおばちゃんたちは言ってくれるので、食い意地と大食漢は私の長所ということにしておきます。

というわけで、本日はこれにて!
ご清読ありがとうございました!

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