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トルコのピザは舟形でして

トルコにもピザ、いいえ「ピデ」がございまして。トルコでピザを食べるってあんまりトルコ旅行としてはイメージが湧かないかもしれませんが、トルコにもピザ屋が数多くあります。しかも本格的な窯焼きだったりもして、ぜひトルコに行かれた際には立ち寄ってみてほしいところです。

さてさて家でもトルコ料理を真似しようと試みている2021年。フォロワーさんからオーブントースターでピザを作ると美味しいとのアドバイスをいただいて、週に一回程度ピザづくりに勤しんでおります。

レシピはこちらから

材料はシンプルだなと思いつつ、他方で思ったより塩を入れるんだなと驚きつつ、強力粉・砂糖・塩を混ぜ合わせます。そしてそこに水(ドライイースト入り)を入れ、お箸でなじませる。(レシピは5人前ですが、私は3人前で準備)

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ほんとにまとまるのか?と思いながら、水を少しずつ足していく。

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一つになりそうだなというところまで来たら、手で一つにしていきます。

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あとは心ゆくまで、、、嘘、レシピ通り「耳たぶくらいの柔らかさ」くらいまでこねます。たぶん10分くらいはこねたり、叩きつけたりしてました。生地は叩きつけると中の空気が抜けてイイ感じになるらしい。
その後20分ほど生地を休ませます。

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20分後、イーストのおかげで少し膨らんでます。さてさて3等分して、綿棒で楕円形に伸ばします。

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ギュイーン。強力粉オンリーだとこんなに伸ばして戻ってくるのか・・・諦めも肝心ということで、中心に好きな具材を盛っていきます。

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ココ、本題!具をのせたら記事を舟形に織り込みます。
上がケチャップと野菜(トマトソースがなかった・・・)と下がチーズ。
レシピにはフェタチーズとありますが、なかなか売ってない、、、。フェタチ―ズもどきは牛乳を分離させればできるっちゃできますが、この日は時間がないのでピザチーズオンリーで。チーズにはバジルを振りました。
※このフェタチーズ、トルコのチーズの定番で、特に「タ―キッシュ・ブレックファスト(Türk kahvaltısı)」では高い確率で登場します。

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焼く前に生地に卵黄を塗ります。卵黄を塗る場面としてはヨーグルト入りのパン「ポアチャなんかもありますね。あとはオーブントースター(我が家は1000w)で12~15分。生地の厚さによるのかな、焼き時間は・・・

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チン!ということで、焼けました!卵黄を塗ると途端に美味しそうにみえる 現象に名前を付けたい。名付けて「卵黄を塗ると途端に美味しそうに見える現象」!レタスは畑から採れたてをセット。

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一口サイズに切れるので、丸いピザよりも食べやすい説。そして、ここに

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香川本鷹(私のメイン作物の唐辛子です)・ローリエを漬け込んだオリーブオイルで食べると。こんなに合うものが存在していいものかと思えます。
もし冷蔵庫にヨーグルトがあれば、ヨーグルト・塩・水で作るドリンク「アイラン」でトルコ感マシマシになります。

ピザってなんかわからないけど、贅沢した気分になるのは何でなんですかね。夏野菜はまだまだ小さな苗ではありますが、ピザの上の具材が増えていくかと思うと、今から楽しみです。

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余談ですが、トルコのブルサという街で知り合った写真家のおじさんに、ピデを奢ってもらったことは今でも忘れられません。

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画像を編集して後日送ってくれました。手に持っているのがアイランです。

ブルサではその日何かしらのパレードをしていて、隊列の子どもからもらったトルコ国旗を振っていたら、このおじさんが「写真を撮らせてくれと」と話しかけてきたのです。

またこの話は後日、記事にしてみようかなと思います。余談で書く思い出としては量が多いので。

というわけで本日はこれにて。
ご清読ありがとうございました。







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