「趣味って何ですか?」に答えるために
「遊ぶのとか休むの下手よね」
苦手な質問「趣味って何ですか?」
私が苦手としている質問の栄えある第一位!
「趣味って何ですか?」
昔からのこの質問が非常に苦手である。これといって趣味がないと感じる毎日なのだ。そのためこう返すほかない「へへ、、、」。
学生の頃からこの調子なのだが、一年間ほど会社にいた頃だけは趣味が明確化されていたように思う。それは趣味となりうる娯楽に使えるお金が増えたこともあるが、単純に仕事との線引きが明確だったからだろう。例えば、私が休日にバレーボールや筋トレをする時間は会社での業務に全く関係がない。
他方で現在の生活で言えば、作物の栽培は趣味となりうる能力を持っているが、これは売りに出す商品作物である以上やはり仕事の感はぬぐえない。また学生時代も、一応は勉学に精を出した学生だったため、勉学が趣味化することはなく本分、いうなれば仕事となっていた。
いつ、なんどき、どのくらいやれば趣味なんだ?
結局のところ趣味が仕事となっているといえば聞こえがいいのかもしれないが、「趣味って何ですか?」という問いに答えられないというのはコミュニケーションの構築に難をきたす。たとえば、初対面の人との話が盛り上がりにくいのだ。
そして挙句の果てには、「いつ、なんどき、どのくらいやれば趣味なんだ?」という疑問がふつふつと湧いてくる。これさえ国だか県だかが定義してくれれば、私も自信をもって趣味はこれです!と語れるように思うのだが。
趣味を自覚できなければ
そしてなにより趣味を自覚できないことの最大の欠点は「休めなくなる」ことだ。すなわち休みができてもすることがないので、結局仕事をしてしまったり、そもそも休みを取ろうと思えなくなってしまう。
大学院時代とある先輩から「からちゃん、遊ぶのとか休むの下手よね」と言われて早丸2年。相も変わらずこの調子なので成長を感じられないものである。当時は休みの日も一日中研究室に、今は畑や掃除に。
趣味は仕事を休む装置
ともすると、趣味を自覚するというのは私にとっては「仕事を休む」装置みたいなものになるのかもしれない。実際、ラジオを聴きながら本を読んだり、ゆっくり料理をしながらお酒を飲んだりとやりたいことはあるっちゃある。しかし、どれも今のところ、おざなりのままで趣味です!と言い切るほどの域には達していない。
一応虚勢を張るならば、頑張ろうとしてもしなくても、どうせ頑張らざるを得ないシステムのこの世だからこそ、趣味に講じる時間もあっていいように思えてきた。
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こんな記事、趣味や時間にお金をちゃんと使える人からすれば当然のことなのかもしれませんが、私としてはnoteという場で有言実行しないと相も変わらず「遊ぶのが下手」なままで終わりそうな気がしてきました。
というわけで、まず水曜の晩は休むことにしました。平日日中は市のバイトがあるし、毎朝の水やりは当面は続きそうなので、とりあえず小さな一歩を。
現状はこんな感じ↓
平日
朝 水やり等
日中 市のバイト
夕 畑作業諸々
休日
朝 水やり等
日中 古民家の掃除
夕方 PC事務作業
「頑張ってるアピール・自己顕示欲がゴイゴイスー」と思いながら書いておりますが、みなさんが島においでいただいたときに疲れ切った状態でなく、余裕のある状態でお出迎えできるようになるための訓練ということで、、、優しく見守っていただければ。
というわけで本日はこれにて!
ご精読ありがとうございました!
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