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香川の島からめんそ~れ 〜島らっきょうが獲れました〜

沖縄そばではなく、うどんだらけの香川県。

収穫できました。島らっきょう。島らっきょうをまさか自分で収穫する日が来るとは思わなんだ。

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さかのぼること昨年8月。この島らっきょうは香川県三豊市の農家さんから分けてもらった種球から「分結」して今に至ります。たしか畑に植えたのは昨年9月頃なので、収穫までにかれこれ8か月くらいかかりました。

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三豊で見せてもらった種球。ここから4つほど分けてくださいました。

分結で増える作物として身近なのはらっきょう以外で言うと、ニラニンニクでしょうか。一つの玉から新たな新芽が出てきて増えていくというイメージだそうです。今回の島らっきょうは1つの種球から14個に増えていました。

さてさてそんな島らっきょうを調理していきたいと思います!

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まずは葉を落として水に浸します。水に浸すと薄皮が剥きやすくなるんだそうで。

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あら綺麗。真っ白な姿がお目見え。黙々と皮を剥いたらっきょうたちがこちら↓

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ほんとびっくりするくらいに鮮やかな白色です(鮮やかな白色って言葉が矛盾しているような気もするけれど、やっぱり鮮やかな白色がぴったり)。そのまま食べてみたら、あの独特のクセは感じますが、私が今まで食べてきた島らっきょうと少し違うような、、、

調べてみるとどうやらいわゆる沖縄旅行で食べる島らっきょうは「塩漬け」状態だったようで、ここから1~2日ほど塩水につけてみます。

ただ葉が余っているので、こちらも沖縄料理を目指します。

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豚肉、玉ねぎを炒めます。ちなみに緑色のネギみたいなものは

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玉ねぎの葉っぱです。ちょうどこの日、いつもお世話になっている島の師匠のおじいちゃんから玉ねぎをもらいました(全くの余談ですが、昨日水揚げポンプを川に落としたらしい)

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そしてそうめんをどーん。個人的にはここでサラダ油をしっかりまとわせるのが美味しくなるコツだと思うんです。美味しいものは脂肪と糖でできている。これしかし。

そして主役を。

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島らっきょうの葉は少ししんなりするまで熱を加えます。最後に塩コショウ・醤油で味をつけたら、

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ソーミンチャンプルー完成!熱を加えると島らっきょうの葉からしっかりと甘みが出ます。そうめんってゆで時間が短いから、案外便利説。なんてことを考えていると、どうしても頭にちらつくモノが。

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泡盛。我が家には泡盛が常備してあるので、ここぞとばかりに水割りを一杯。少しこってり感のある料理には、爽やかな泡盛がとても合いますね!

後日、

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天ぷらにもしてみました。うまく揚がらない天ぷら。油を多く使う勇気なのかなぁ、、、ただ味はしっかり甘みも香りも出てバツグンです!

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9月に種球を植えて、食べられるのが4月という気長な栽培スタイルですが、らっきょうは川の土手でも育つと言われるくらい強靭な作物です。

ベランダらっきょうをぜひ☀

というわけで、本日はこれにて!
ご清読ありがとうこざいました!

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