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キャベツの百切り

先日、キャベツの千切りを作りながら思った。
「百切りじゃね?」
とんかつ屋さんで出てくるキャベツが千切りだとすれば、私のまな板の上にあるのは百切りではないか。

さて、これを機になんとなく数字が入った表現と私の周囲の実情を比べてみることにした。

万事休す。どうしようもならないとき、万事休すと口にする。もちろんこれは例え話だが、もし1万通り解決案を用意できたら問題は解決できるのではなかろうか。

千に一つ。極めて珍しいこと。ただ餃子は一日100万個作る中華料理チェーンがある現代では千は案外小さな数字かもしれない。たぶんこれは単位の問題で、「千年に一人の美女」というように千の後ろに何をつけるかで変わってくる。

百年の恋も冷める。よほどじゃなければ人間は100年も恋はできない。10歳で恋をしても、あと90年を耐え忍ぶ必要がある。ただ逆考えれば、これから抱く恋心は冷めずに人生を終えられそうとも言える。

どの表現もモノゴトを誇張して、インパクトや分かりやすさを追求しているのだから、こんな屁理屈を並べても仕方ない。つまり、キャベツの100切りだとか、3787事休すなんて表現ではピンと来ない。

そして、こうして思ったことをただ書き連ねてみるだけではオチが見つからないというもの。

オチ探しに苦するのは中八分かっていたはずだ。とはいえ、私はこの記事を人ではなく一人で書いているので文殊の知恵には出会えない。心不乱にオチを探してもいまだに文章の行く末は里霧中。頭の中は転三転。このままでは四時中、頭をひねらなければならないかもしもしれない。

一、二、三、四、五、六、八、九、十。

どうも七の入る表現が浮かんでこない。
こんなグラグラした記事はきっと曲とでも呼ばれるのだろうか。

ーーー

余談ですが、札幌から函館は5回曲がれば着くらしい。

というわけで、本日はこれにて!
ご清読ありがとうございました!



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