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女性の活躍は男性にとってもチャンスである

男性の役割を女性も、女性の役割を男性も。

※ジェンダー(社会的性差)について、明確に2分するのは暴論でありますが、今回の投稿を分かりやすくするために便宜的に2分して論を展開したいと思います。

私の考え:やりたい人がやればいい

大前提ですが、私は女性の社会進出に対して推進派です。

たとえばリーダーになるとか、管理職に就くとか。
別に家事や育児も女性がしなければならないと思わないし、逆にいえば、「男なんだから出世を目指せ」なんていう言説はこの世から消え去ってしまえばいいと思っています。

ただこう考える理由としては、女性の社会進出を応援したいという以上に、

出世にしても、家事にしても、男女関係なく、やりたい人がやればいい

と考える点にあります。

女性が社会進出すれば男性の選択にも幅が出る

「やりたい人がやればいい」という究極的にはどっちつかずの思想を持っている私が、なぜ女性の社会進出について推進した方がよいと思うのか。

それは、女性の場合、女性という理由だけで、チャンスをつかみにくくなっているから(特に昇進・出世などの働く場面において)。
また彼女らの社会進出によって男性の選択にも幅が出るからです。

たとえば、私は出世についてあまり興味がありません。他方で、これまで何度も出世したい女性に出会ってきました。

もし私と彼女が同じ会社にいて、出世に興味のない私が昇進し、彼女が現状維持だとすれば、それはお互いに不満がたまります。また会社にとっても、はっきり言って、損失です。
それでもし私の方が能力が低いとしたら、目も当てられませんね。

また、私が会社員ならば育休を超絶に取りたい派です。
男性の場合、「男のくせに育休」「男だったら家庭を支えてナンボ」みたいなムードもあるように思います。
ただ、なぜ労働を理由に育児の楽しみを諦めなければならないのかが理解できません。なぜ男性が育児を楽しんではダメなのでしょうか?他方で育児もいいけど、働きたいという女性もいることでしょう。

遠慮なく言えば、これまで男性が何気なく背負わされていた「社会的役割」を女性にも担ってもらえばいいのです。その逆も大いに然り。

これからの時代は「やりたい方がやりたい役割を担う」というようにならないかなぁと。

マンモスを追いかけていたら別だけど

確かに、男女における生物的な差はあります。
単純に言えば、女性は男性よりも筋量が少ないのです。

そりゃ、いまだに男性がマンモスを追いかけるような社会なら、男性はどんどん労働するしかないように思います。

でも、もう我々が生きる社会では、マンモスを追いかけることはなくなりました。

中には男性の力仕事を前提とした職業もありますが、多くの労働者は机に座って、PCと向き合っているのです。

今、多くの労働者が追いかけているのはマンモスではなく、
数字です。
文字です。
しかもデジタル化された。

デジタル化された情報を追う能力の大小は男女差ではなく、個人差です。

男性にもきっと良いことあるよ

ジェンダーの問題は、どこか女性の問題のように議論されているように思います。

とはいえ、実際は、この問題のよりよい着地点を探ることで、男性にもいいことがあるはずです。

もし意欲ある女性によって「男性の地位が危ぶまれる!」なんてことを考えている男がいるとしたら、どうぞ努力してください。
あなたが男性というだけで、無自覚に見下してきた女性に負けないために。

私はあまり地位に頓着がないので、意欲ある女性を全力で応援します。
もしその女性が女性というだけで担わされている社会的役割があるとすれば、肩代わりをしたいとも思っています。

ただ私は100%女性の味方でもないし、100%男性の敵でもありません。やはりジェンダー問題に対する私の基本的な考えは、

「やりたい人がやればいい」

それ以上でも、それ以下でもないのです。

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少しセンシティブな内容でしたが、皆様はどのようにお考えになりますでしょうか?

というわけで、本日はこれにて!
ご清聴ありがとうございました!


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