東京一年生。
実は明日から転職先へ初出勤なのです。
会社は「渋谷」
まさか自分が「東京」で働く事になるとは。
働く場所、働く内容。どちらも初めての事。
「ワクワクが70%、不安が30%」
転校先に初めて登校する前のような、そんな心情です。
この記事は
「仕事に行き詰まった時や、調子に乗っている時、目標を見失った時」
の自分用に見返す為としても残しておきます。
「この会社で働きたい」
今年で27歳。
どちらかというと「おじさん寄り」になってきたこの頃。
ソフトバンクを「引っ越すから」という理由で辞めてから、あえて「ニートになること」を選びました。
ニートを選んだ理由
⑴ 何ヶ月か暮らせる貯金があった
⑵ 急いで仕事を探すと「やった事がある仕事」を選びそうだったから
⑶ 自分が本当にやりたいことは何か?を本気で考える時間が欲しかった
⑷ 単純に旅行に行きまくりたかった
あんまり深く考えるタイプではなくて、直感とノリで物事を決めてしまうタイプなので簡単に辞めました。
そしてここ3ヶ月、遊びまくりました。
沖縄に行ったり、ディズニーに泊まりで行ったり、イルミネーション4つも巡ったり鬼怒川旅行に行ったり、美味しいもの食べに行ったり、買い物したり。
計算してないですが、50万は確実に消費しました。
いやー楽しかった。これは本音です。
ただやる事の幅が狭い事も感じました。
50万をこんな風にしか使えない自分。
そして、最近は自分が今できる範囲のニート生活に飽きました。
なんでもしていいよ!って状態でお金も時間もあるのに、こんな遊び方しか出来ないのか。って。
こんなに楽しみが溢れている世の中で、自分が入っていける世界がこんなに狭いのかって。
自分が知る世界のスケールが小さいって事と、知らない事ばっかりだったって事。
自分自身で生き方を制限している気がしたんです。
これは働いている時にも、自由なニートである時にも何故か付きまとって離れませんでした。
誰だってお金持ちになりたい。こんな仕事したくない。好きなことだけしたい。好きなだけ寝たいって思ってるはず。
だけど生きていく為に「仕方なく」働いていたり、我慢していたりするんですね。
「こんな事に自分の人生を使いたくない」って内心思いながら働くのが普通。みたいな風潮がなんとなくあるような気がしました。
そんなのつまらないし、嫌だ。
だからニートのうちに考えました。
世間体を気にしてニートはダメだって焦って仕事を決めるのか、それとも人生のうちの3カ月を使って自分の人生の方向性を見つめ直すのか。
後者の方が、これからの自分にとって大切だと思いました。
「この3カ月の方向転換で、これからの人生が大きく変わるかもしれない」
そんな気がしました。
ポケモンのサトシだって、色んな街に行ってジムリーダーを倒して、成長していってるんです。
ずっとマサラタウンにはいません。
まぁ、ずっとマサラタウンにいる人生も幸せなのかもしれませんが。
今の自分はそう思いませんでした。
このタイミングで、自分もマサラタウンから出たいと思いました。
自分がやりたい事ってなんだろう。好きで没頭出来そうな事はなんだろう。
それであって自分の価値を高めてくれる事ってなんだろう。
そしてそれが出来た後に求めてくれる人が多い事。
自分が好きな事で、自分を高めてくれる事ならやるべきです。
そんでもって、確実に今の自分よりレベルアップしてたい。
やりたい事が仕事に出来て、今の自分には無い能力と人脈を掴めて生活ができてたらいいな。
そして答えが出たんです。
「自分の好きなものを広めたい」
「SNS時代の今とこれからに関わっていたい」
「たくさんの人と知り合って、刺激を受けたい」
大きなポイントはこの3つでした。
そしてやりたい事が定まり、仕事を探して面接に行った時
久しぶりに「ここだ!!」って本気で思いました。
面接をしてくれた方の考え方、求めている人物像、会社が目指している物。
まさに「こんな会社無いかなー」って探していた場所でした。
本気で入りたい。一緒に働きたい。
本気で好きな女の子に告白するみたいなテンションでした(笑)
そりゃもう必死ですよ。
未経験の仕事だったんで、この業界の経験も実績もないですから、今までの仕事の経歴と実績をどうこの仕事に活かせるか、自分がどうなりたいのかだけを必死にアピールしました。
これで落ちたら相当落ち込むなあ。ってくらいの熱意で面接受けたつもりです。
そして、
その思いは、
、、、伝わってくれました。
最後の面接で「一緒に頑張りましょう」って握手された時は嬉しすぎて涙目でした。
本気で伝えようとすれば伝わる事もある。
この時の気持ちを忘れないようにしよう。
さて、明日から
「 東京一年生 」
楽しんできます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?