ほしの

人事です。書籍化目指して頑張ります。

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  • 就活_単発記事

    私が書いた就活関係の単発記事のまとめです。

  • 就活ガール

    就活について女の子と一緒に学んでいく小説です。基本的に1話完結なので好きなところからどうぞ。

最近の記事

楽しい会社のサボり方

皆さんこんばんは。今日も楽しいブラックジョークのお時間です。 いよいよ桜が咲き、春がやってきましたね。もうすぐ命懸けの奴隷労働が始まる新卒の皆さんにとって、これが純粋な心で桜を見ることのできる最後の機会になるかもしれません。マスクもしなくて良くなったことですし、思う存分お花見を楽しみましょう。 え、来年も穏やかな気分で桜が見たい? うーん、、、困りました。いえ、あまりダラダラと前置きを引き伸ばしても仕方ないですね。 本当は秘密なのですが、いつも応援してくださっている皆様に向

    • 就職先選びの考慮要素まとめ

      皆さんこんばんは。約1年ぶりにNoteを書きます。 今回は、就職先を選ぶ際に多くの人が考える考慮要素について、それぞれの特徴や留意点を書いていこうと思います。 1年前ほどのモチベーションがなくダラダラと箇条書きで書き散らかすので、メリットとデメリット、事実と推測と感想などが順不同で混ざるかもしれません。多少読みづらいかもしれませんが、参考にしていただければと思います。 なお、他の考慮要素と比べて特に特徴的だと思う点や特に重要だと思う点を太字にしました。 また、特に記載がない

      • 就活ガール#317  配属ガチャを気にしても仕方ない

        これはある日のこと、キャリアセンター前のカフェで同級生の美柑に就活の相談をしていた時のことだ。 「なぁ。やっぱり配属って気になるよな。」 「そうね。物理的に僻地に飛ばされるのも嫌だし、仮に東京だとしても部署によって当たりとハズレがあると思うわ。」 「田舎でのんびり暮らすのってちょっと憧れるけどなぁ。」 「なに言ってんのよ。本物の否かっていうのは、音彦の想像する何倍も生活しづらい場所なのよ。それに、仕事しに行くのにのんびりできるわけがないでしょう。」 「まぁそうか……。」 「

        • 就活ガール#316  賞与の額の決まり方

          これはある日のこと、バイト先のコンビニで店長の薫子さんと一緒にシフトに入っていた時のことだ。テレワークが浸透した現在ではすっかり客足が減ってしまったオフィス街の店内で、今日も就活相談会が始まる。 「すみません。相談してもいいですか?」 「ええ、どうぞ。」 「給与が低くて賞与が多い企業ってありますよね。あれってどう思いますか?」 「うーん。一般論としてはあまりいい印象は無いわね。」 「やっぱりそうですよね。賞与って企業側が割と簡単に増減できますもんね。」 「そうね。じゃあ今日

        楽しい会社のサボり方

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          就活ガール#315 面接に遅刻したら

          これはある日のこと、ゼミ室でアリス先輩に就活相談をしに来た時のことだ。 「すみません。この前面接に5分くらい遅刻してしまったんですけど、こういうのって不合格になりますかね?」 「理由は?」 「忘れていたからです。シャワーを浴びている時にアラームが鳴って、慌てて出て準備したって感じですね。」 「それで5分の遅刻で済んだのはすごいわね。」 「10分前に鳴らしてたんですけど、シャワーの音にかき消されてアラームが聞こえづらかったんです。それで気付いた時には2分前くらいになってしまっ

          就活ガール#315 面接に遅刻したら

          就活ガール#314  新卒エージェントは大手を紹介できない

          これはある日のこと、同級生の美春と就活について相談していた時のことだ。 「ねぇ。新卒エージェントってどう思う?」 「うーん。結論から言うと、使う必要はないと思う。」 「どうして?」 「俺たちが就職することでカネを稼いでる奴がいるって、なんか気持ち悪いだろ。」 「えっ、そんな理由なの?」 「タダより高いものはないっていうだろ。こういう感覚的なものって意外と当たってると思うんだ。」 「まぁ確かに、いろいろと不気味ではあるわよね。エージェント以外にも就活生をうまく利用してお金を稼

          就活ガール#314  新卒エージェントは大手を紹介できない

          就活ガール#313 志望動機を過去の経験と繋げる

          これはある日のこと、アルバイト先のコンビニでのできごとだ。客足が少ない時間を見計らって、今日も後輩の日野原さんと就活談義が始まる。 「突然ですけど、志望動機って難しいですよね。」 「難しいな。ガクチカと1、2を争う王道の質問だけど、一番難しいと思う。」 「はい。しかもガクチカと違って企業によって全く違うことを答えないといけないので、使いまわしが難しいと思います。使いまわしができるような答えをすると、じゃあ競合の〇〇社でもいいじゃんという話になってしまいます。」 「で、最終的

          就活ガール#313 志望動機を過去の経験と繋げる

          就活ガール#312 志望度アピールは重要!

          これはある日のこと、同級生の美柑とキャリアセンター前のカフェで就活について話していた時のことだ。 「ほら、これ見てちょうだい。」 「なになに、企業の採用担当者に聞いた採用活動の課題を調査するアンケートか。」 「ええ。大企業から中小企業まで様々な企業が回答していて、業種もいろいろと混ざってそうね。」 「それで、何が課題なんだ?」 「まず1位は内定辞退の防止よ。複数回答可能なアンケートだけど、この回答だけが唯一50パーセントを超えてるわね。」 「1位でも50パーセントってあまり

          就活ガール#312 志望度アピールは重要!

          就活ガール#311 OB訪問の日程変更

          これはある日のこと、バイト先のコンビニで店長の薫子さんとシフトに入っていた時のことだ。 「就活について相談があります。」 「どうしたの?」 「OB訪問を体調不良で急遽欠席してしまったんです。こういう時にどうすればいいのかなって……。」 「なるほどね。怒られたんだ。」 「いえ、少なくとも直接は怒られてはいないです。謝ったら許してくれたんですけど、代わりの日にやろうっていう流れにはならなかったので、内心では怒ってるのかなとも思って。」 「どういうやり取りをしたの?」 「まず、謝

          就活ガール#311 OB訪問の日程変更

          就活ガール#310  大学院生は有利?不利?

          これはある日のこと、ゼミ室でアリス先輩と話していた時のことだ。といっても話の内容は卒業論文に関するものではなく、就職活動や進路に関するものである。 「今年の4年生は全員就職するみたいですね。」 「えっ、そうなの? ニートになる人とかフリーターになる人もいるって聞いてるけど。」 「あ、はい。そうでした。Fラン大学あるあるですね。あとはいつのまにか失踪して退学する人とかもよくいるらしいです。」 「いるいる。全員就職どころか半分くらいはそんな感じのよくわからない進路に進むんじゃな

          就活ガール#310  大学院生は有利?不利?

          就活ガール#309  『全通』はあるのか?

          これは夏休み中のある日のこと、カフェで同級生の美春と就活について話していた時のことだ。 「なんだか最近、忙しくなってきたわ。」 「インターンか?」 「うん。夏のインターンシップがたくさん入ってるのよ。そのほとんどは選考が無かったり、あってもエントリーシートだけっていう緩いものだったりするけど。」 「ガッツリ選考ありのインターンシップは参加が難しいよな。」 「うん。エントリーシートの内容的に目立ったアピールポイントがあるわけではないし、ウェブテストで落ちてることもあると思うわ

          就活ガール#309  『全通』はあるのか?

          就活ガール#308  定量化は売り上げだけじゃない

          これはある日のこと、バイト先のコンビニでの話だ。後輩の日野原さんと一緒にシフトに入ると、就活について話すのが定番となっている。 「すみません。就活について相談してもいいですか?」 「うん。」 「ガクチカに数字を入れて定量的に話せっていう風潮についてどう思いますか?」 「必須ではないけど、入れた方がわかりやすいとは思う。ただ、むやみに入れすぎると読みにくくなったりとか、人事に不自然さを与えてしまうから注意が必要だとも思う。」 「読みにくくなるのはなんとなくわかります。数字の

          就活ガール#308  定量化は売り上げだけじゃない

          就活ガール#307  退職金制度がなくなってきている

          これはある日のこと、同級生の美柑に就活の相談をしていた時のことだ。 「なぁ、このグラフって本当かな?」 そう言いながら、美柑にスマートフォンを見せる。見せたものは、経団連が断続的に調査している退職金に関するアンケート結果だった。 「退職金について?」 「うん。企業が退職金に使うお金の平均値が、2003年から2018年の15年間で約半分にまで減ってる。」 「ふーん。ここでいう退職金の定義は?」 「退職年金と退職一時金の合計だ。」 「なるほどね。じゃあ確定拠出年金なんかも含んで

          就活ガール#307  退職金制度がなくなってきている

          就活ガール#306 インターンでの自己紹介

          これはある日のこと、バイト先のコンビニで店長の薫子さんと雑談をしていた時のことだ。会社員経験を経てフランチャイズでコンビニオーナーになった薫子さんには、社会人としての立ち回り方などについて聞くことが多い。今日もそんな感じの話の流れでの一幕だ。 「すみません。中長期のインターンについて相談いいですか?」 「どうしたの?」 「インターンに限らずグループディスカッションとかもそうなんですけど、いわゆるアイスブレイクとか自己紹介の時に何を話せばいいのか分からなくって。」 「な、なる

          就活ガール#306 インターンでの自己紹介

          就活ガール#305 早期選考に応募する人が7割弱

          これはある日のこと、ゼミ室でアリス先輩に就職活動の相談をしていた時のことだ。 「アリス先輩って、俺がこのゼミに配属された頃には既に就職活動を始めてましたよね?」 「ええ。あの頃はゼミよりも就職活動を優先していたわ。よくゼミを休んで谷川先生に怒られていたもの。」 「そんなアリス先輩が今一番熱心に卒業論文を書いてるっていうのは先生も驚いたでしょうね。」 「就活って早く始めた人ほど早く終わる傾向にあるから、私もその一般論に当てはまったってだけよ。他の人達は始めるのが遅かった分、今

          就活ガール#305 早期選考に応募する人が7割弱

          就活ガール#304  聞いてはいけない質問を聞かれたら

          これはある日のこと、同級生の美春と就活について雑談をしていた時のことだ。話が落ち着いたところで、美春が新たな話題を持ち出してきた。 「ねぇ。就活してるとさ、たまに親のことを聞かれない?」 「聞かれる。多いのは親の職業かな。あとは居住地も聞かれるけど、まぁこれはほとんど影響がないと思う。一人暮らしの場合にしか住宅手当がでないっていう会社もあるから、事務手続きの一環として聞いてるだけっていう印象かな。」 「あとは、親が子供、つまり私のことね。私の就職先にどの程度関心を持っている

          就活ガール#304  聞いてはいけない質問を聞かれたら