沢山の後悔がある。 沢山、自分を責めたことがある。 ゆるせなかった自分を、少しだけ、ゆるせ…
余白をもつ その余白に 息を吸い込むように 夜明けの静けさが流れ込む ゆっくりと 気が付い…
身体の調子に引き摺られて、 ぼろぼろと泣きながら、今日、気づいた。 本当についさっき、気づ…
涙を隠して笑うことも嘘だというのなら 世界は嘘吐きで溢れてる 貴方の唇から途切れ、震える…
涙の意味は色々あって その時々によって違う 違うのに、ひとつとして重ならないのに 同じ色し…
誰かの声が聞こえないこと それが、寂しさだと思っていた そばに、誰かの温もりが感じられない…
ちょっぴり、遠くへ歩いてみたら 知らない景色が、ぽつん あら、こんな場所、あったかしら?と…
足もとまで届く光のなかで あなたの心が好きだと思った あなたの形を愛しいと思った 砂利の…
心を大事にしよう 言葉で彩ろう いつしか、独り歩き 傘の下で濡れそぼつ ぽつり、影には目も…
いつも、いのちの価値を考えている 塞がらない大穴に 風の冷たさがしみる度 深くなる夜に寄り…
踏んだり蹴ったり、転がりながら 今日も、息をしているよ ごめんな。って 力不足を責められな…
夜の雲間を流れ落ちた たった一瞬の瞬きは 淡い軌跡を繋ぎながら 何処を目指して行くの 健や…
あの子が冷たい朝を迎えた日 空は きれいな青をたたえていた 久しぶりに顔を出した太陽が 静…
僕の音と君の音が重なって、和音 さざ波、駆けて、環音 手の中の宇宙 想像はどこまでも自由…
りん、りん。 祈りが、貴女のそばで揺れているのを見た。 やわらかな若草色は、鮮やかで。 封…
鉛色の空も 飛び散った意志も いつか、教科書の1頁 それにもみたない数行の羅列になって 年代…