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【わたしの本棚】

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立花隆『知のソフトウェア』

立花隆『知のソフトウェア』


【立花隆『知のソフトウェア』】

【読書百遍】立花隆『知のソフトウェア』

【読書メモより】

1984年(昭和59)の読書メモが出てきた。立花隆さんの「情報に當たる」意味(,本意)が、解った。

▶ 情報のインプット
情報の意味を読み取るスキルを磨く
ひたすら雑念を捨て集中する
「目的先行型読書法」本に當たる

読むに値(あたい)しない本とわかったら直ちにやめる。
始めからノートを取らない。

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「情報リテラシー」を養う

「情報リテラシー」を養う


【情報リテラシー】

情報リテラシーとは?
(英: information literacy)
情報(information)と識字(literacy)を合わせた言葉で、情報を自己の目的に適合するように使用できる能力を意味しています。

「情報活用能力」とも表現しますが、文部科学省が定義する「情報活用能力」とは意味合いが異なります。
情報リテラシーの定義には、情報機器の操作などに関する観点から定

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【読了】『ネット情報におぼれない学び方』

【読了】『ネット情報におぼれない学び方』

この本の目的
1) 確かな情報源を探す方法を学ぶ。
2) ネットだけで何でもわかると云う思い込みを解き、本や図書館を活用(利用)した方法を身につける。
3) 確かな情報を集め、自分ならではのテーマを探究していく面白さを知る。

情報リテラシーを身につける

情報リテラシーとは、世の中に溢れるさまざまな情報を、適切に活用できる基礎能力のことです。
リテラシー(literacy)は、英語で文字の読み

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【情報を集めすぎて困らないために】

【情報を集めすぎて困らないために】

情報の収集と整理

【はじめに】

『情報の収集』に関する本は、これまで何冊か出版されています。

しかし、情報を集める前の心構えや、集めた情報を捨てることについて書かれた本には、なかなか会えない。

そんな中、手元に
『情報整理学』川勝久 著(1970)
『考える技術•書く技術(続)』板坂元 著(続/1977)
『企画力が身につく本』岩崎隆治 著(1987)の3冊がありました。

出版年は19

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【読了】『情報化社会』

【読了】『情報化社会』

はじめに
情報が氾濫する社会に、私たちは どう対応していったらよいのか・・・
現代社会で言われている事が既に50年前に問題提起されている。
古書店で見つけた。
読んでみることに。

情報化社会とは

情報化社会とは「インターネットなどの通信技術の進歩やコンピュータ利用の普及、 情報産業 の発達による情報の大規模な生産・加工・処理・操作・消費によって、従来の工業化社会における社会規範や価値観がかわり

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【私の蔵書4冊について】

2023年1月8日に投稿した記事に、
一部タイトルの変更や、シェアなど修正しました。

シェアした記事
要約『人を動かす』

https://note.com/horippy0724/n/n89a1e57b8129

2024.05.18. 加筆•修正

『本をつくる』河出書房新社

詩人が紡いだ言葉を、イメージどおりに伝わるように書体を設計し、活版印刷で、製本するまでの軌跡。

谷川俊太郎詩集『私たちの文字』ができるまでのドキュメント。

【広告における文章表現を考える】

【広告における文章表現を考える】


【はじめに】

文章には「文学的な文章」と「事実を伝える文章」があるとの事。
では、広告の文章は、どちらだろうか?
また、どちら寄りだろうか?
考えてみる。

かつて、コピーライターは「広告文案家」と言われていたそうです。
主に文学部系を卒業した人達が企業の宣伝部に所属して広告制作を行なっていました。
その1人 向井敏さん
1930年 大阪生まれ
大阪大学 文学部 仏文学科卒業
電通勤務のあと、

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『時ひらく』を読む

『時ひらく』を読む

三越創業350周年・文藝春秋 共同企画
6人の作家が紡ぐ三越物語り

『時ひらく』を読んだ感想

単なるエッセイではなく、三越ライオン像の由来や、三越の屋上にある三井家の守護社 三囲神社(みつめぐりじんじゃ)の話など、内容は濃いです。文学的なエッセイの域を越えていました。

目次

「思い出エレベーター」辻村深月
階下を見下ろしている泣きそうな顔の子どもがもし、いたら。

「Have a nice

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【最近の読書傾向から思うこと】

【最近の読書傾向から思うこと】


はじめに

最近の読書傾向から思うこと。

現役時代は、仕事に直結したマネジメントや、マーケティングなどのハウツー本が主だった。
理由は、読んだ本からノウハウ(知識)を得るため。

現役引退後は、やはりマネジメント系が多かったかな?(笑)
理由は、ある程度 基礎知識があり、読んでいてもスンナリ理解出来た。

しばらくしたら、新しく出版される本は、現役時代に読んだ本の切り売りかな?と思うようになり

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「植草甚一」を読む

「植草甚一」を読む


自己紹介より

勝手に師と仰ぎ(笑)
座右の書としている本
ちくま文庫の同じ本を持っていますが、この本は「堀江さんに一番ピッタリ」と、古書店主から薦められて購入しました。

現在入手が可能な「ちくま文庫」の本

『ぼくは散歩と雑学がすき』

この本の内容
1970年、遠かったアメリカを誰よりもフレッシュな感性と軽妙な語り口で綴った代表作。
映画、小説、音楽はもちろん、風俗から政治まで、膨大な知識

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『出西窯と民藝の師たち』を読む

『出西窯と民藝の師たち』を読む

1947年(昭和22年) 島根県斐川町出西の地で、素人の青年たちが陶器づくりを始める。
地名をとって「出西窯(しゅっさいがま)」と名付けられた。
戦後の大きな価値転換を経て目指したのは「工芸共同体」だった。
柳宗悦・河井寬次郎・濱田庄司・バーナード•リーチらの民藝の師父たちに導かれ、今や島根を代表する窯元となった出西窯。
仕事の喜びとは何か。
生涯の生き甲斐とは何か。
創業者の多々納弘光氏が語る共

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【座右の書にしたい本】

【座右の書にしたい本】


【座右の書にしたい本】

今回、自身が体調を崩してから、本の内容に対する関心が変わった。
それまでは、企画や発想などクリエイティブな本や、社会科学系の本が多かった。
逆を言えば、文学系のノンフィクションは、読まなかった。と云うより興味が無かった。

▶『人を動かす』『道は開ける』

D.カーネギー

『人を動かす』と『道は開ける』の2冊は、管理者(職)研修で読まれた方も多くいらっしゃっるのでは。

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