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【最近の読書傾向から思うこと】



はじめに

最近の読書傾向から思うこと。

現役時代は、仕事に直結したマネジメントや、マーケティングなどのハウツー本が主だった。
理由は、読んだ本からノウハウ(知識)を得るため。

現役時代に、バイブルのようにしていた
マネジメントや発想に関する本。

現役引退後は、やはりマネジメント系が多かったかな?(笑)
理由は、ある程度 基礎知識があり、読んでいてもスンナリ理解出来た。

しばらくしたら、新しく出版される本は、現役時代に読んだ本の切り売りかな?と思うようになりました。
時代は、デジタル時代と言われ、ツールはデジタル機器だけど、基本的な事(内容)はアナログ時代に言われていた事だなと。

情報のインプットからアウトプットまで
今でも時々、読み返している本。

そうこうするうちに、ヒョンな切っ掛けから『菊と刀』に出会った。

『菊と刀』ルース•ベネディクト
長谷川松治 訳
講談社学術文庫 (2005.05.10.)

切っ掛けは、ONLINE読書会でファシリテーターの方から紹介があった本。

戦後間もなく出版された「日本人論」
先ずは、本の分厚さに躊躇したが、読破してみようと思った。

途中で挫折しないように「Note」の "つぶやき" で呟いた。 

次に「Note」に書き込みながら読んでいった。
さすがに、全体は長く難解な部分で止まりながら読んでいった。(文章の背景を理解するのに)

でも、読み終えた時の感じは、充実した感じだった。

『菊と刀』 ①

『菊と刀』 ②

次に『君たちはどう生きるか』

『君たちはどう生きるか』 ①〜②

『君たちはどう生きるか』 吉野源三郎 著
マガジンハウス (2017.08.24.)

映画化された事が切っ掛けで、読まれ出したようです。
岩波文庫版とマガジンハウス版が、あったが、マガジンハウス版が読みやすそうだったので、マガジンハウス版で読んだ。

読み終わり、ある所で漫画版に出会ったので、漫画版もパラパラと読んだ。

やはり、キチンと読もうと思ったら、活字版でしょうね。

古本夜話『君たちはどう生きるか』

最近、読み始めた本

『日本近代短編小説選』昭和編1
岩波文庫 緑 194-4

読みたいと思ったのは
太宰治の『待つ』pp.359〜363.
内容は【毎日、買い物の帰りに駅に立ち寄り、冷たいベンチで、誰ともわからない人を待つ女性がいた。その運命の人が現れたら命を差し上げたいとまで思い詰めている。
日本が戦争に突入し、不安で落ち着かない心境から、空想に逃げ込み、運命の人にすがりたい気持になる。】
この短編が発表された年は、1942年(昭和17年)6月
ミッドウェー海戦が始まった時である。

この3冊を読んで思ったこと

以前に出版され、話題になった本(特に復刻・再版)を読む時は、その時代の社会的な背景も、併せて理解しないと十分に把握出来ない。

2024.03.14.

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