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『菊と刀』 ①


【はじめに】

「リードフォーアクション」と云う読書会で、話題になった本。

「リードフォーアクション」と云う読書会は、本を読んでいなくても、集まった人達から知識を得る事が出来る。
また、必ずしも 本からだけではなく、
その人の経験などから得た発言から参考になる事があります。
この本が取り上げられた切っ掛けは「外国人に日本の文化や風習を教える場合、どう伝えるか?」でした。
数人の方々と話をするうちに『菊と刀』が紹介されました。

『菊と刀』ルース•ベネディクト
長谷川松治 訳
講談社学術文庫 (2005.05.10.)

【第一章より】

徳と不徳とは、西欧人の考えているものとはまるで違ったものであった。
その体系は(日本)独特のものであった。
それは、仏教的でもなく、儒教的でもなかった。
日本的だった。
p.33

【第四章より】

天皇と将軍との二重統治 
徳川勢力により二重統治が終末を告げた
p.97
明治維新に関する記述
pp.97〜120.

【第五章より】 

日本語における「恩」
obligation (忠誠)
loyalty (忠誠)
kindness (親切)
love (愛)

【第六章より】


「恩」は負債であって返済しなければならない。
ところで、日本では「報恩」と「恩」とは全く別な範疇に属するものと考えられている。
obligation[義務・恩義]
duty[義務・任務]
第六章 pp.142〜164.

「日本人の義務ならびに反対義務一覧」
pp.144〜145.
「恩」受動的に受ける
「義務」積極的に返す
「義理」負目

【第七章より】

義理
日本人のよく言う言葉に「義理」がある。
人は「義務」を返済せねばならないと同様に「義理」を返済せねばならない。
第七章pp.165〜178.

【第八章より】

汚名をすすぐ
「名」に対する「義理」とは、自分の名声を汚さないようにする義務である。
p.179

2023.01.24. 第八章まで
以下 随時追記する予定

『菊と刀』 第九章から

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「リードフォーアクション」と云う読書会について。
神田昌典さん

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