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#外山滋比古

【読書百遍】『思考の整理学』

【読書百遍】『思考の整理学』

『PRESIDENT』2024.08.30号に外山滋比古さんが『思考の整理学』について書かれていた。
pp.72〜73.

外山滋比古さんの著書は、ワイド版や新版が出るたびに購入していた。(笑)
それだけ、最初に読んだ印象が共感出来る内容だった。

【印象に残ったコトバ】

受動的に知識を得る「グライダー能力」
自分で物事を発明・発見する「自力で飛行する能力」
詰め込みだけのグライダー能力だけでは

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【『忘却の整理学』】

『思考の整理学(新版)』を読み終えた。

つぎに、帯の見返しにあった
『忘却の整理学』を読んでみようかな。

【『忘却の整理学』ブックレビュー】
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480438706/

『思考の整理学』(新版)

『思考の整理学』(新版)


【はじめに】

『思考の整理学』(新版)が発売された。
これまでに、幾度か読み返しているが、新版で、追加された「東大特別講義 新しい頭の使い方を読んでみる。
pp.231〜249.

『思考の整理学』を読んだ皆さんへ伝えたいこと。で始まる。

【知識と記憶】

明治時代から日本人が "勉強" として努力してきたものは、多くが外国を真似るだけの受身型の勉強であった。
ただ本を読んで、それを頭に詰め

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何のために「学ぶ」のか

何のために「学ぶ」のか

ちくまプリマー新書は「プリマー(primer) 入門書」の名前のとおりベーシックなテーマを初歩から普遍的に説き起こされているそうです。
この本も「大学で、何を学べるのか」良質なアドバイスを、経験豊富な先生方が書かれています。

はじめに

大事なのは知識じゃない。
正解のない問いに直面したときに、考え続けるための智恵である。

この本では、7人の先生方が寄稿されていますが、代表的な外山滋比古氏の内

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『何のために「学ぶ」のか』(1/2)

『何のために「学ぶ」のか』(1/2)

正確にはタイトルに「中学生からの大学講義1」がついてきます。
学生さんがターゲットです。でも、大人でも学べる部分は多いです。

一緒に学びましょう!

どんな本か

7人の先生方が「学問」を紹介します。

各先生の専門分野から見た話なので面白いです。
また、お一人ずつ「若い人への読書案内」として本を紹介されているのも面白い。学びが広がりますね!

私が本書で気になったポイントのメモが5,000字以

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