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本が売れない時代に、移動式本屋を始めた恋人。
私のパートナーは1年ほど前から趣味で移動式本屋を始めました。
名前はbook and board game shop "caravan"といいます。
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私は、現在同居していることもあり、イベントの出店の際は基本的にお手伝いをしています。また、デザインが少しできるので、お店のロゴも作りました。
移動式本屋は車でやられている方がほとんだと思いますが、彼は手始めに自転車で始めました。
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この木箱の中に大量の本が入っています。街を歩いていると、おじいちゃんおばあちゃんに、「紙芝居屋さんかい?」と聞かれます。
「いえ、移動式の本屋をやっていて、、」というと、ニコニコしながら「?」という顔をされます。わかります。
会社員をやりながらなので、基本的には土日に地域のマルシェや、カフェのテラススペースでの出店や、あらゆる本のイベントに出ている形です。
また、ボードゲームも取り扱っているので、ボードゲームのイベントにも出店しています。
本が売れない時代にどうして移動式本屋を始めたのか・・・?
今の時代はどんどんスピードが速くなっていって、考える時間がどんどん少なくなっていっています。
合理性が正義となっている現代では、
考える時間はもはや無駄な時間になっているのかもしれません。
その結果、こんな人生で良いのかと悩む人も増えているのではないでしょうか?
僕は自分と対話を重ねることの重要性を信じています。
本当に自分がやりたいことはなんなのか、
自分は何に対して楽しいと感じるのかを考えることは、どんなタイミングでも遅すぎることはないと思います。
自分と対話をするには読書と一人旅が最も適していると考えています。
読書離れが進みどんなことでもスマホで調べられるようになったいまこそ、
読書の効用は大きいのではないでしょうか?
その結果、僕は独立書店を開くことにしました。
彼は一人旅が好きで、世界一周をした経験もあり、その中で学んだことや、心が軽くなったことがあったようです。
そんなパートナーですが、実際どんな人物なのかというと、とてもゆる~~~~い人間です。彼なりの哲学は持っていますが、基本的にこだわりがなく、とてもやさしい人間です。アラサーなのにいまだに年齢確認をされます。
私はHSP気質なのもあり、人とかかわるのが苦手な方なのですが、彼と一緒に移動式本屋をやることがとても楽しいです。
一冊の本があるだけで、今まで関わりのなかった人とつながることができ、笑顔になり、一冊の本を読むことで自分自身と向き合う時間が持てる。
私はすぐに利益出そうぜ!!と考えがちなのですが、利益ももちろん大事ですが、この忙しい現代に直接人と出会い、話せることに価値があると感じます。
また、ボードゲームが好きなのもあり、ボードゲームも取り扱っています。
ボードゲーム体験会を今年から始め、昨日は象棋(シャンチー)麻雀という台湾のゲームをメインに、タイのトランプゲームや紙ペンゲームなどなど、初対面の方も含めた6名で行いました。
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初対面の方々同士でも、ゲームをすると子供のように楽しめちゃうのが不思議で、これは遊びの持つ本来の力なのかなと感じました。
パートナーが移動式本屋をきっかけに知り合った方のご自宅で、とてもおいしいお酒とお料理を頂きながらの開催となりました。
コミュニケーションが希薄な現代で、このように人と人が関わり、ポジティブなエネルギーを交換し、またそれがどんどん広がっていくのが面白く、私自身も変わってきていて、彼にはとても感謝していますし、これからも彼のサポートをしていきたいな、と思います。
ぜひ、ご機会があればInstagramやTwitter、WEBショップをのぞいてみてください!
今回はご紹介だけでしたが、今後は彼のおすすめの本の内容やイベントのレポートなど書いていけたらと思います。
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