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自分の得意を知ろう【内向型人間だからうまくいく】

内向型の性格を欠点だと
悩まないでください。

外向型と内向型の違いは、単に、
脳がもたらす特性の違いなんですから。

『優劣』ではなくて、
『男と女』といった性別の違いと
同じようなもの。

積極的にならなくてはいけない。
社交的にならなくてはいけない。

と自分を責めなくても、

内向型である自分を知り、
その特質に合った生き方をすれば、
強みを生かせて、豊かな人生となるでしょう。


「内向型人間だからうまくいく」

「内向型人間だからうまくいく」

この本を読んで、

①内向型人間の脳の特質を知り、
長年悩んでいた自分の性格の謎がわかった。

②自分が内向型人間なのに、
外向型の性格になろうと努力していたことに
気づいた。

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3人に1人は、内向型人間であると言われます。
つまり、3人に2人は外向型人間だから、
社会では、外向型人間が標準であるとされます。

積極的で社交的な人が優れている。
消極的で人づきあいが悪い人は劣っている。

みんな外向型人間の性格になろうと努力します。

作者の言葉を借りれば、♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*

長距離ランナーなのに、短距離ランナーを目指して、
毎日、短距離のトレーニングをしている。

長距離を走れる実力を持っている自分に
気づいていないまま。

♪:*:・・:*:・♪・:*:・・:*:・♪:*:・・:*:・♪

もっと早く、自分の持っている資質を知り、
それに合った生き方をしていれば・・!
と後悔しかありません。

周囲に合わせるのに疲れ、
生きづらさを感じておられるなら、
この本を読んでみてください。
本当の自分がわかるかもしれませんよ。


内向型人間の脳の特質

脳の特質を知ることで、
今まで欠点だと思っていた行動の理由がわかります。
脳がこういうしくみなら、
仕方がないと納得もできます。


①外部からの情報処理をする神経経路が、外向型人間よりも長い。

情報処理の間、ずっと考えているから、
感情が表情に出ない。反応が遅い。リアクションが薄い。

その代わり、
喜びや楽しみを何度も反芻して味わうことができる。
自分の中で小さな幸福がずっと続くのです。
空想や想像を楽しむこともできます。

②脳へ流れる血液量が多い。→脳が活性化していて思考や感情が盛ん。

常に熟考している。感受性が高い。
仕事の処理やメールなどに時間がかかったり、
優柔不断なのは、
思考が遅いのではなく、
考えることが多くあるからです。

③ドーパミン感受性が高い。→少ないドーパミンで満足できる。

だから、刺激が苦手。家で一人でいるほうが落ち着く。

常に、大量のドーパミンが必要で、
刺激を欲する外向型人間につきあうと、
疲れるわけです。 
飲み会、2次会、3次会と行きたくないのも当然。


④副交感神経が優位。

常にリラックス。のんびり、落ち着いている。
ピンチの時にも副交感神経が優位だと、
冷静で落ち着いた行動がとれます。

火事だーと聞いて、瞬時にバケツを持って飛び出す
外向型と違い、火元の確認や通報に気が回る。

冷静すぎて、冷たい、行動が遅い
と言われてしまうことも。

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反応が遅い、言葉がすぐに出てこないのは、
頭の回転が遅いわけじゃなくて、
考えることが多くあり、思考が深いから。

内向型にしかない素晴らしい資質が
あると知ると、

欠点だと悩むどころか、
自分のことが好きになり、
自信を持てるようになります。


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人づきあいの悩み

内向型人間は、人づきあいにおいて
最もコンプレックスを抱き、悩んでいると思います。

✅脳の特質
✅エネルギーの補給方法

この違いを知り、悩みが解決し、納得できた
ことを書きます。

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一人でいるのが好きだからといって、
人が嫌いなわけではありません。

*広く浅いつきあいが苦手なのです。

外向型人間のように、すぐ反応して、
テンポよく会話を進めることができない。

じっくり観察して、相手を深く知りたいと思うから、

形だけの雑談や社交辞令やお世辞が苦手、言えない。

そもそも、

誰とでも友人になりたいわけではなくて、
吟味して友人を選びたいのです。

友人関係に望むのは、
✅相手を深く知りたいし、理解したい。
✅自分の考えもきちんと考えてから、伝えたい。
✅本音で深く語り合いたい。

友達100人はいりません。
2、3人でいい。
気心が知れて、
安心して本音で語り合える友人がいれば
十分満足。

大勢にドッと来られると、
一人ずつを吟味して関係を築けないから、
キャパオーバーになって、疲れるわけです。

だから、大勢が集まる場所に誘われると、
気が重くなるのです。

4〜5人くらいのグループが落ち着きますよね。


✅外に出て、人と交流することで
エネルギーを得る外向型人間。
✅一人で過ごして、自分の内側を充実させることで、
エネルギーを得る内向型人間。

エネルギー源が単に違うだけで、
人づきあいが悪いから、苦手だから、
自分はダメだと思う必要はありません。

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まとめ

✅外向型と内向型の違いは脳の特性の違い
✅外向型と内向型はエネルギーの補給方法が違う

外向型、内向型に優劣はありません。

内向型だから劣っていると悩んだり、
外向型人間になろうとするのではありません。

内向型の特質を知り、生かすことで、
外向型人間と両輪となって
社会を動かしていく役割を担うのです。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

#note大学読書コンテスト

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