ですけ

福岡在住。 主に母についてのことを書いていきます。 モットーは心に優しく、です。

ですけ

福岡在住。 主に母についてのことを書いていきます。 モットーは心に優しく、です。

記事一覧

母がいた-26

最近梅雨が明け、どんどん気温があがってきて、隣家からコバエ?が飛んでくるようになった。映画を観てるときなんかに視界の隅でフッとちらつくので大変イラっとする。 前…

ですけ
4日前
7

母がいた-25

先日、友人からご飯のお供をもらった。名古屋コーチンの肉みそのようなもの。これがめちゃくちゃご飯に合う。炊き立てご飯にちょんと乗っけて食べるとたまらない。良いもの…

ですけ
5日前
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母がいた-24

昨夜観たホラー映画が、自分には合わなかった。ホラー映画が大好きという記事を書いておきながらアレだが、僕はあまり楽しめなかった。要素をあげるとキリがないのでここで…

ですけ
6日前
10

母がいた-23

僕はホラー映画が好きだ。おどろおどろしい音楽、緊張感のある映像。不気味な小物に練り上げられた脚本。本来は人それぞれであるはずの「怖い」という気持ちを、1本の映像…

ですけ
7日前
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母がいた-22

今日、友人と映画を観にいった。台湾ホラーの「呪葬」という映画だ。幼い娘を一人で育てる母親(主人公)が、とある事情で長い間疎遠だった実家を訪ねると不可解な現象に襲わ…

ですけ
10日前
9

母がいた-21

今とてもカラオケに行きたい。カラオケに行って、おもいきり叫んだりしっとりとしたバラードを自分に酔って歌い上げたりしたい。僕はカラオケが好きだ。人が歌っているのを…

ですけ
12日前
10

母がいた-閑話

今、一件用事を済ませ、このあとの友人との約束まで少し時間が空いたのでカフェでコーヒーを飲んでいる。もう7年ほど通っているカフェで、僕はいつも「バニラ和三盆ラテ」…

ですけ
13日前
10

母がいた-20

昨日、僕が中学生までを過ごした町に行った。十数年過ごした町はやはりどこを見ても懐かしく、ああここのコンビニで母のタバコを買っていたなとか、この居酒屋さんの提灯は…

ですけ
13日前
7

母がいた-19

今日、友人の運転する車に乗って父が生まれ育った家を見に行った。父方の祖父母は早くに他界し、その後家は長いこと空き家となっていたので老朽化が進んでいた。ところどこ…

ですけ
2週間前
8

母がいた-18

今日、県外から来られた方にお土産でクッキーをもらった。西光亭のくるみクッキー。粉砂糖の中から小さく丸いクッキーを拾い口の中に入れると、ほろほろとくずれてクルミの…

ですけ
2週間前
9

母がいた-17

今日、知人の経営するゲイバーが7周年を迎えるらしい。Twitter(なんか意地でもXって言いたくない。頑固?)でその情報を今しがた見かけたので、このあと飲みに行くつもりだ…

ですけ
2週間前
8

母がいた-16

今日、はじめて地元の公営体育館に行ってきた。想像していたよりもずっと立派なトレーニングマシンが並び、想像していたよりもずっと幅広い層の人がいた。大学生くらいの筋…

ですけ
2週間前
14

母がいた-15

僕は何かを表現するのが好きだ。絵だったり、文章だったり、会話だったり。誰かに「いいねえ」と言ってもらえたり、「わかるわー」と共感してもらえたりすることが、とても…

ですけ
2週間前
12

母がいた-14

ハリーポッターの原作を読み返し始めた。文体が児童文学っぽくて懐かしい。これがあんな激重ストーリーになるなんて誰が想像しただろうか。おもしろいのでウェルカムなんで…

ですけ
2週間前
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母がいた-13

先日記事にしたのをきっかけに、ハリーポッターを観返した。ラスト死の秘宝2本立てまでの計8本。ついさっきエンディングを観た。長い戦いだった。やっぱすげーっすわJKロ…

ですけ
2週間前
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母がいた-12

今日、しばらく手を付けられていなかった仕事がほんのり進んだ。諸般の事情で現在フルタイムでの勤務が難しい僕は、個人受注でデザインやイラストの仕事をやっている。似顔…

ですけ
3週間前
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母がいた-26

最近梅雨が明け、どんどん気温があがってきて、隣家からコバエ?が飛んでくるようになった。映画を観てるときなんかに視界の隅でフッとちらつくので大変イラっとする。 前々から思っていたのだが、コバエやゴキブリなどの虫たちは視界にさえ入らなければ別に気にならないのに、どうしてわざわざ絶妙にちらつくのだろうか。完璧に隠密行動してくれていればこんなに嫌われることもないだろうに。いや冷蔵庫や家具の裏にひしめき合ってたらそれはそれで嫌なんだけど。 まあそんな話は置いておいて、決して多くはな

母がいた-25

先日、友人からご飯のお供をもらった。名古屋コーチンの肉みそのようなもの。これがめちゃくちゃご飯に合う。炊き立てご飯にちょんと乗っけて食べるとたまらない。良いものをいただいたなあと思いながら最近は白米の消費量が増えている。もともとお米が好きというのもあるのだが。 食べることが好きだった母も、もちろんお米が大好きだった。朝昼晩の3食では何かおかずを作ったり酢の物を作ったりしていたが、夜食は決まって白米とご飯のお供だった。特にお気に入りだったのが、ちょっと高級な海苔の佃煮。小さめ

母がいた-24

昨夜観たホラー映画が、自分には合わなかった。ホラー映画が大好きという記事を書いておきながらアレだが、僕はあまり楽しめなかった。要素をあげるとキリがないのでここでは割愛するけれど、映画レビューアプリで初めての星1をつけてしまうくらいには相性の悪い映画だった。 唐突だが、僕は鑑賞したホラー映画の感想をTwitterに投稿するようにしている。その映画のポスターなどと一緒に、ここが楽しかった、ここが良くてね、という「ふんわりした前向きな感想」を添えてシュポっとインターネットに放流す

母がいた-23

僕はホラー映画が好きだ。おどろおどろしい音楽、緊張感のある映像。不気味な小物に練り上げられた脚本。本来は人それぞれであるはずの「怖い」という気持ちを、1本の映像で同時にたくさんの人から引き出す作品。たまらない。 最近暑くなってきて、そろそろ全国的に梅雨も明ける。さあ夏本番という感じがしてきたので、大好きなホラーをみんなにも観てもらうためにおすすめホラー映画ランキングまで作ってしまった。よろしければ下記からどうぞ。 ですけの作ったおすすめホラー映画ランキング10選 いつか

母がいた-22

今日、友人と映画を観にいった。台湾ホラーの「呪葬」という映画だ。幼い娘を一人で育てる母親(主人公)が、とある事情で長い間疎遠だった実家を訪ねると不可解な現象に襲われ….という感じのストーリー。ジャンプスケア(びっくり演出)が盛りだくさんで、複数人で観るにはちょうど良い感じの映画だった。 実家に帰るといえば、こんな話を思い出した。母の実家は当時住んでいた福岡市内の家から車で2時間ほど。今は新道が開通して1時間強で行けるようになったが、当時は曲がりくねった峠道を通る必要があった

母がいた-21

今とてもカラオケに行きたい。カラオケに行って、おもいきり叫んだりしっとりとしたバラードを自分に酔って歌い上げたりしたい。僕はカラオケが好きだ。人が歌っているのを聞くのも好きだし、一緒に歌うのも好き。まあとにかく歌うのが好きなのだ。上手下手は置いといて。 母も歌が好きだった。好きだったし、上手かった。料理をしながら、掃除をしながら、よく歌を歌っていた。演歌だったり、アイドルソングだったり。僕が小さいころは、家族でよくカラオケに行った。田舎の国道沿いにある、トレーラーハウスが並

母がいた-閑話

今、一件用事を済ませ、このあとの友人との約束まで少し時間が空いたのでカフェでコーヒーを飲んでいる。もう7年ほど通っているカフェで、僕はいつも「バニラ和三盆ラテ」を頼む。和三盆の優しい甘みもありながら、しっかり苦くコクのあるこのラテが、僕は好きだ。 いつもはパソコンで記事を書いているが、今日は出先でパソコンも持ってきていないので、スマホでたぷたぷ書いている。スマホで書いているからか、なんとなく日記を書いているような気分になる。これも悪くない。 noteを書き始めて、なんだか

母がいた-20

昨日、僕が中学生までを過ごした町に行った。十数年過ごした町はやはりどこを見ても懐かしく、ああここのコンビニで母のタバコを買っていたなとか、この居酒屋さんの提灯はまだ破れたままなんだなとか、そんなことを思った。 新しくできているお店や建物も多くあったが、やはり残っているものへの気持ちの方が大きく、懐かしさを感じる。そんな町の隅にぽつんとある町中華で、夕飯を食べた。日焼けして薄くなった看板と、室外機の上に置かれたお客さん用の灰皿が懐かしい。 僕はここの酸辣湯麺が好きだ。酸味と

母がいた-19

今日、友人の運転する車に乗って父が生まれ育った家を見に行った。父方の祖父母は早くに他界し、その後家は長いこと空き家となっていたので老朽化が進んでいた。ところどころ朽ちてしまった家の中を歩きながら祖母の顔を思い出そうとしたが、その顔は浮かんでこなかった。 時間というのは良くも悪くも何かを忘れさせるものだ。今日祖母の顔を思い出せなくなっていたように、いつかは写真を見なければ母の顔も思い出せなくなる日がくるのかもしれない。そう思うと、こうして母との思い出を記事にすることには何か意

母がいた-18

今日、県外から来られた方にお土産でクッキーをもらった。西光亭のくるみクッキー。粉砂糖の中から小さく丸いクッキーを拾い口の中に入れると、ほろほろとくずれてクルミの香ばしさと甘さの広がる優しいクッキーだった。びっくりするくらいコーヒーによく合うお味。ごちそうさまでした。 これまでも何度か触れてきたが、母は大の甘いもの好き。その中にはもちろんクッキーも含まれていた。今日は、母だけのクッキーについて書こうと思う。 物心ついたころには、我が家ではおやつの区分がされていた。どういうこ

母がいた-17

今日、知人の経営するゲイバーが7周年を迎えるらしい。Twitter(なんか意地でもXって言いたくない。頑固?)でその情報を今しがた見かけたので、このあと飲みに行くつもりだ。賑やかだろうな。覚悟して行こう。 母はお酒の強い人で、飲むのも好きな人だったが、家ではあまりお酒を飲まなかった。晩酌をするのはいつも父で、母はそれを見ながら砂糖を大量に入れたコーヒーを飲んでいた気がする。 母のお酒の強さに関しては下記に書いたので、今回は割愛。 最初に晩酌をしないと書いたが、そんな母が

母がいた-16

今日、はじめて地元の公営体育館に行ってきた。想像していたよりもずっと立派なトレーニングマシンが並び、想像していたよりもずっと幅広い層の人がいた。大学生くらいの筋肉モリモリ男子達、運動不足を解消したいらしいもちもちの男女、それから足腰を鍛えにきた年配の方々。 僕はランニングマシンで2時間ほど歩いたのだが、それだけで汗だくのひいひいになってしまい、運動不足を痛感した。調子に乗って傾斜をつけすぎた気がする。ふくらはぎがぱんぱんだ。 体育館を出て駐車場を歩いていたら、さきほどみか

母がいた-15

僕は何かを表現するのが好きだ。絵だったり、文章だったり、会話だったり。誰かに「いいねえ」と言ってもらえたり、「わかるわー」と共感してもらえたりすることが、とてもうれしい。 その根本にあるのは、やはり母との思い出だった。母は保育園に勤めていたことがあるらしい。その時の経験からか、僕が小さいころにはよく絵を描いてくれていた。動物や、草花の絵が多かったような気がする。ピアノを弾いてくれたり、自分で考えたお話を語り聞かせてくれたりもした。小さな僕は「おかあさんは何でもできるすごい人

母がいた-14

ハリーポッターの原作を読み返し始めた。文体が児童文学っぽくて懐かしい。これがあんな激重ストーリーになるなんて誰が想像しただろうか。おもしろいのでウェルカムなんですけどね。 第1巻「賢者の石」の中には、読者をワクワクさせる描写がたくさん出てくる。ハリーにとって見慣れない魔法の道具や何に使うかもわからない草花、タイトルだけで興味をそそられる書物の数々。そんな文章を読んでいると本当にワクワクするし、自分も行ってみたくなる。 などと考えているうちに「なんとなくこの気持ちに既視感が

母がいた-13

先日記事にしたのをきっかけに、ハリーポッターを観返した。ラスト死の秘宝2本立てまでの計8本。ついさっきエンディングを観た。長い戦いだった。やっぱすげーっすわJKローリング。これから原作読み返します。あと映画のエンドロールで余韻浸ってるときに突然関係ないアニメの予告に飛ばすNetflixを絶対に許してはいけない。 母は確か映画を最後まで観てなかったような気がする。原作は最後まで読んでいた。感想なんて言ってたかな。うわー忘れた。 そういえば母は、あまり作品の感想を人に共有しな

母がいた-12

今日、しばらく手を付けられていなかった仕事がほんのり進んだ。諸般の事情で現在フルタイムでの勤務が難しい僕は、個人受注でデザインやイラストの仕事をやっている。似顔絵を描いたり、フライヤーを作ったり、なんかまあそういう仕事だ。そして最初に書いた通り、なかなか触れていなかった仕事を進めることができた。お待たせしているクライアントさんには大変申し訳ない限りだが、ぶっちゃけ今日の僕はもう満点なのだ。じゅうぶん。えらい。 仕事に一区切りつくと、僕はタバコが吸いたくなる。それに甘いものと