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整理収納アイデアに関して

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「整理収納アイデア」に関するもの。人様のnoteも含みます。
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2022年2月の記事一覧

私が捨てられないものの話

私が捨てられないものの話

これだけ毎日のように「要らないものは捨てようぜ!」と発信している人間ですが、そりゃ私にだって捨てられないものの一つや二つはあります。
というわけで今日はそういうもののご紹介を。
中でも特に「馬鹿だなぁ…」と思うこの1点に焦点を当ててみたいと思います。

■イタリア旅行で自分用に買った洋服まず、私は洋服に全くこだわりがありません。とにかく着れればいい。センスが悪いと言われても全く気にならないし、とり

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収納だけを目的にするとどうなるか。「収納しすぎて家失いました」を読んで

収納だけを目的にするとどうなるか。「収納しすぎて家失いました」を読んで

amazonのレビューを参考にして本やモノを買うことが多いと思うのですが、これは「レビューがあまりに酷評過ぎて逆に気になった本」でした(笑)。

レビューの冒頭に「タイトル詐欺」という文字が踊り、自称ファンだという人からも「一番胸糞悪かった」「収納や売却の参考にはならない」とのコメントが相次いでいて…

いやいや、実体験に基づくものだし、どんなにひどい本でもきっと何か得るところがあるはず! と思い

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整理収納業とはまさしく「プロセス・エコノミー」

整理収納業とはまさしく「プロセス・エコノミー」

偶然拝読したこちらのnote。
これからは「アウトプット・エコノミー」ではなく、「プロセス・エコノミー」が流行るだろう、というものでした。

プロセス・エコノミーは完全に僕の造語なのですが、プロセス・エコノミーとは「プロセスを共有するところがお金を稼ぐメインとなる」みたいな形のイメージです。

商品という完成形を売るのが「アウトプット・エコノミー」だとすると、その商品を作る過程を売り物にするのが「

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「ドイツ的お片付け」に学ぶ

■ドイツ人は使うもの収納するが、日本人は使わないものを収納するこれってすごく面白い観点だと思うんです。

皆さんは収納場所と言われると何を想像しますか?
片付けの現場に行くと、多くの方から「これは使わないからとりあえず収納しておきたい」って言われるんですよね。
つまり、日本人にとって収納場所というのは「使わないものを押し込んでおく場所」、さらにいうなら「隠すための場所」なんです。

昔はこれを、「

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パートナーが片付けないケース

パートナーが片付けないケース

どこのお家でも言われるセリフが「私は片付けるばかり(なのに家族が散らかす)」というセリフ。
特にご夫婦の場合、どちらかが(渋々)折れて、我慢して、いやいやながら暮らしているというケースも多いもの。
今日はこれについて書いていこうと思います。

■「なぜ」を繰り返す(自問自答する)片付けに関しては、「なぜ」を繰り返す、というのがとても大切な行為なのですが、これが一番難しいみたいです。
というのも今の

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「オタクの逝き方」は最高の教科書

「オタクの逝き方」は最高の教科書

「オタクの逝き方」

「全オタクはこれを読むべし!」というレベルの充実した内容なのにおそらく表紙絵のせいで手に取ってもらえない! 残念過ぎる!!
ただしこの表紙絵からも察せられる通り、どちらかと言えば男性オタク向けの内容となっております。
しかしながらとても内容が充実していて、自分の死後に残される嫁(=推しキャラのグッズ)のことを少しでも思う心があるのなら、ぜひ元気ないまの内にこそ読んでいただきた

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片付けられず今も後悔が残る現場のこと

片付けられず今も後悔が残る現場のこと

以前、大手で勤めていた時のこと。
異様に衣類の多い家にお伺いしていたことがあります。

■異様なほどに衣類が多い家そのお客様、地元では有名なタワーマンションにお住まいで、週に2度、家事代行にお伺いしていたようなお宅です。ご夫婦ともに別個の会社経営をなさっていらっしゃいました。
そのご夫婦にはお子さんがいらっしゃいませんでした。ご病気でご主人様を亡くし、奥様は数年の間、遺品整理などもせずに思い出とと

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