穂鶴

栃木在住、26歳。日常のこと、ふと考えたことを独り言のように綴ります。普通の中に美しい…

穂鶴

栃木在住、26歳。日常のこと、ふと考えたことを独り言のように綴ります。普通の中に美しいものって潜んでいるよね。

最近の記事

独立記念日 21日目

 定期的に投稿していこうと思っていたのに、気づいたら年の瀬を迎えている。今年中にはパスポートを取ろうと思っていたのに、戸籍謄本を取りに行かなくてはならないとことから面倒でなかなか行動に移せない。新規の申請のため時間がかかることが目に見えているからだ。(行けばあっという間に終わるのだが…)  恋人と、来年こそ海外に行きたいよねとの話から始まったパスポート新規申請物語。無事取得なるか見届けてほしい。  今年、5分でもSNS離れできる機会を作ろうと思い10月から日記をつけ始めてい

    • 独立記念日20日目

      夜になると、碌でもないことを考えてしまうと良く言われている。夜、仕事が終わって食事を終えてのんびり過ごす。何をすることもなくネットの海を漂う。今流行りのとか、バズった〇〇だとか、某ネットショッピングサイトを意味もなく見つめ物欲だけが募る。そしてネガティブな感情に囚われて戻れなくなる気持ちに襲われる。 そんな自分が嫌で日記をつけ始めた。もう3週間ほど続いている。ただのマスノートに今日の天気のこと、咲いている花のこと、自分はこれがダメだとか、こんな人は嫌だよねとか、そんなつまらな

      • 独立記念日19日目

        久々の投稿になってしまったが、誰にも覚えられていないのだろうというのが本音だ。以前投稿が春の始めだったような朧げな記憶を掘り起こすが定かではない。 久々の投稿を再開したのは理由がある。私は要点を絞ることが苦手で、文章を書くことでそのリハビリになるのではないかという理由だ。国語は得意だったが、現代文の「作者の気持ちを答えよ」という問題がめっきり苦手であった。作者にしか本当の気持ちなんてわからないじゃないかというなんともへそ曲がりなことを考えていた(ちなみにその考えは今も変わら

        • 独立記念日18日目

          年の瀬から春がすぎて、気づいたらうだるような暑い夏を迎えてしまった。友人の話によると、"異常な暑さ"の夏は10月まで続くという。暑さには人一倍苦手と自負しているわたしには何とも痛い話である。 その異常な暑さから今年は自宅にいるときにはずっと弱めのクーラーを付けている。でないとやっていられない。そして、季節の野菜で美味しいご飯を作る、食べる、寝ることを意識している。ある人は中国の方なのだが、「夏は種のあるもの、つまりナスやピーマン、ズッキーニ、トマトが体を冷やすから積極的

        独立記念日 21日目

          独立記念日17日目

           寒さも増してきたこの頃。暖かい飲み物が幸せをひとしおにさせる季節がまたやってきた。最近は朝の気温が一桁になっていたり、日中の気温も10度くらいなのを見ると、冬がやってきたんだなと思わされる。  冬が本格的に始まったが、上京してから服がない問題に悩まされている。いや、今に始まったことではないだろう。久しぶりに雑誌に手を取って見てみるが、なんだがピンとこない。自分のしたいファッションが何かわからない、と言った方が正確だろう。好きなものがなんだったのか、日常やSNSでブランドで

          独立記念日17日目

          独立記念日16日目

           不穏なハロウィンも過ぎ、ポッキー・プリッツの日も過ぎ、着々と年の瀬に向かっている。職業柄、年末年始、祝日も関係がない。でも、クリスマスや新しい年にはどこか落ち着かない気持ちになってしまう。きっと、クリスマスツリーや赤、緑、白の色が街中の至る所に散りばめられているからだろう。  最近の趣味になりつつあるのが食費の節約である。一気に食材を買い込み1週間の買い出しの頻度を抑えあるだけの食材で低コストであるが質素でもない食事を作ることが楽しくなっている日々である。同じような献立に

          独立記念日16日目

          独立記念日15日目

           栃木から上京して、7ヶ月が経とうとしている。  転職もして、毎日があっという間で。慣れない土地、人混み、価値観に慣れようともがいていたら半年以上が過ぎていた。  止まってしまっていた日記帳のような、ブログのようなここの更新をまた少しずつ再開しようと奮起した。というより寂しさから逃れるためでもあるのかもしれない。そして、成功していく友人が眩しくて、羨ましくて、自分も何かできないかと考えても何もない喪失感を感じたくないからかもしれない。  昨夜、「花束みたいな恋をした」とい

          独立記念日15日目

          独立記念日14日目

          3月から上京している。高所恐怖症なのに条件に合うのが14階しかなく、高所恐怖症の矯正中である。これから慣れていければいいな、と思っている。気づいたら桜も咲いて、菜の花も黄色く色づき春めいてきている。季節は進んでいる。 3/23に3年ぶりにカネコアヤノのライブに大好きな同期であり親友と行ってきた。3年ぶりに訪れるライブ会場、コロナ前しか知らないので、座席があるのがまず違和感を感じた。そして拍手のみで歓声も口笛もない。ただ、ただ彼女の音楽と魂を聴くだけの時間のようで、でも会場が

          独立記念日14日目

          独立記念日 13日目

          クリスマスも過ぎ、相変わらず仕事に追われながら生活している。年の瀬になり、忙しさと共にどこか浮き足立っているのがなんとなく肌に感じる。 今年のクリスマスは親とのんびりほうとうを食べた。ほうとうのあのもちもちの麺とほわほわのかぼちゃをはふはふ、あちちと食べるのは最高に幸せの瞬間だ。 冬になると、チョコレートも美味しいものが増えてくる。コンビニに寄る機会が多いが、期間限定と出ている商品を見ると思わず手にとってしまう。そして、美味しい。仕事終わりの甘いものは至高である。でも、脂

          独立記念日 13日目

          独立記念日 12日目

          今日は個人的な気持ちを連ねていこうかと思う。でも、わたしの感情や主観なのでそれは違うと言いたい人もいるだろうが、どうぞそっとしておいて欲しい。 そんな前置きをして話を始めるとしよう。 わたしには下品な話も、恋愛話も気楽に話せる先輩がいる。しかし、いつもその先輩とどうも根本的に違うと考える部分がある。「若さ」「美しさ」の感覚の違いだ。先輩は年齢が若ければ若いほど良い、肌が綺麗でシワがないものを美しいと考えている。でも、わたしにはそれはどうもしっくりとこない。もちろん、高校生

          独立記念日 12日目

          独立記念日 11日目

          とうとう師走になった。季節はあっという間なもので2021年も終わろうとしている。 以前よりも空気は冷え、乾燥も感じる。霜が降りるようになり、冬をしみじみと感じている。 落ちた街路樹の葉が車の風で舞うのもダンスしているようにみえるし、霜が朝日に照らされてきらきらしているのがダイヤモンドにみえるし、夏よりもハッキリとした夕方の空のグラデーションはカーテンがかかっていくようにみえる。 そんな心、いつまでもあってね。ほら、茨木のり子さんが言ってたじゃない? 「自分の感受性くら

          独立記念日 11日目

          独立記念日 10日目

          とうとう投稿が10回目になった。不定期ながらも続いている、我ながらに褒めたい。 朝の寒さが厳しくなってきて、今朝の出勤では車のフロントガラスが凍っていた。こんな季節もまた来たのか、と季節の移ろいに毎度感心してしまう。霜も降りてようやく冬の到来と言えるだろう。 季節が巡ると次の季節が恋しくなる。でも、今の季節がすぎてしまうとあれやこれをやっておけばよかった、と後悔する。来年は何をしようと考えるのも幸せなのかもしれない。 さて、今年の冬は何をしようか。

          独立記念日 10日目

          独立記念日 9日目

          最近、グッと気温が下がり始めた。天気の良い日も多く、散歩したいなと職場の大きな窓から外を眺めることも多くなった。あまりスタバに来ないのだが、久しぶりに来てみると色んな人がいて、話している人の会話に思わず耳をそば立ててしまう。忙しそうにパソコンを操作する人、楽しそうに新作を嗜む高校生。旦那の愚痴を話す主婦の井戸端会議。様々な人がいるものだ、と考えてる。 最近、Netflixで話題の「地獄が呼んでいる」を全話見終わった。わたしは特に信仰している宗教はないが、昔は新興宗教の2世と

          独立記念日 9日目

          独立記念日 8日目

          日々の移ろいは早いもので、冬が着々と訪れている。柿の実から林檎が旬となり、カットソーからニットへと季節が巡ってきている。 空もこの季節は高くなっていき、朝も白い息を見せ始めた。わたしは冬の明け方から朝日が昇る時間、そして日の入りの時間帯が一番好きだ。天気は曇ることが多いが、冬の晴れた空の朝は凛として、どこかそっけなくて、わたしを一人にしてしまう孤独感のある冷たい空気が渦巻いている感情を忘れさせてくれる。朝、玄関からでたら深呼吸する。冷たい空気を肺いっぱいに入れ込む。寒い、で

          独立記念日 8日目

          独立記念日 7日目

          noteを始めて約1ヶ月が経った。忙しさに殺されそうな中、どうにか息をしている。まともな気持ちを持つことさえ最近はやっとなくらい忙殺されている。 先日、学生時代の友人の結婚式に参列させてもらった。なんとも感慨深い気持ちになった。学生時代毎日顔を合わせていた友人たちに久しぶりに会って、近況を報告し合う。そんなことでさえ久しぶりに感じて日々時が過ぎることの早さに改めて気づいてしまった。 結婚とは、始まりであると感じながら一つの人生の節目でもある。ある意味関係性の位置付けを確立

          独立記念日 7日目

          独立記念日 6日目

          仕事に復帰して、気付いたら約1週間たっていた。 久しぶりの忙しさに帰ってストレッチしてお風呂に入って、が限界であった。人と関わるのは疲弊するが、人の笑顔を見ると嬉しくなる。 連日の寒さと暑さの押し問答が続いていたが、やっと秋らしい陽気になってきて今日は最近買ったニットをウキウキで着ている。 また、この時期になると4年前ほど前の淡い恋心を思い出す。ちょうど今の時期に一回り程年上の上司と食事に行ったりお茶しに行ったりよくしてもらっていた。相手は結婚をしていたし、ただお茶をし

          独立記念日 6日目