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独立記念日 21日目

 定期的に投稿していこうと思っていたのに、気づいたら年の瀬を迎えている。今年中にはパスポートを取ろうと思っていたのに、戸籍謄本を取りに行かなくてはならないとことから面倒でなかなか行動に移せない。新規の申請のため時間がかかることが目に見えているからだ。(行けばあっという間に終わるのだが…)
 恋人と、来年こそ海外に行きたいよねとの話から始まったパスポート新規申請物語。無事取得なるか見届けてほしい。

 今年、5分でもSNS離れできる機会を作ろうと思い10月から日記をつけ始めている。学生が使うような方眼ノートに大体ページの半分暗いを目安にペンで書く。それが地味に続いていて、3日は空かないようにしている。日記、というより感想やポエムのようなことをただつたつらと書いているだけ。内容は大体暗い。私はダメな人間だ、何もない人間だ、とそんなところだ。でも、時々何かのイベント前後には少し浮ついた内容になるので、馬鹿正直な人間だと自分でも分かりやすくて良い返すと苦笑いしてしまう。それでも、2ヶ月以上続いているのだから、生活に取り込みやすいのだろう。これからものんびり続けていきたいところだ。

 12月に入り、賞与が入り財布の紐が緩みに緩んだ私はスマホのメモにある「読みたい本」リストにある中の3冊(それにハードカバー!)を購入した。
 「私に会いたい/西加奈子」「鬱の本/点滅社」「夜を着こなせたなら/山階基」
それぞれ表紙カバーも美しく、内容も楽しみである。それぞれを同時並行で読み進めているが、どこかハッとさせられる描写であったり、言葉の並びに宝石箱の中を覗いている気持ちになる。きっと読むタイミング、気持ち、環境で感じる場所も変わっていくのも読書の醍醐味に感じる。10年後、きっと涙するほど感動したり共感する場所は変わっているのだろうし、何度も咀嚼して、噛み砕いて、因数分解のように解いていった先の答えも違うだろうし、わからなくていいのかもしれない。今年は去年より新しい生活に慣れて落ち着いてきたので余裕ができてきた。来年はどんなことが待っているのだろうか。悲しいこと、楽しいこと、嬉しいこと、残念なこと、思いがけないこと…。まだまだ知らないことばかりで経験不足の自分を、己と出会いと勇気でどれだけ高められるのか楽しみである。

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