にんにく雑談 サグラダ・ファミリア 教会付属小学校
価値観がひっくり返るほどの衝撃。
ガウディの作品はどれも魅力的です。サグラダ・ファミリアはあまりにも有名ですが、私のイチオシはすぐ側にある『サグラダ・ファミリア教会付属小学校』です。
世界的に有名な建築家コルビジェさんも、この小学校にカルチャーショックを受けたようです。
ガウディはただただ奇抜なデザインをする建築家と思われがちなのですが、実のところ自然に対する深い観察力からくる理にかなったデザインをされる方なのです。
柱一つとってもその懐の深さに脱帽します。
なぜ曲線なのか。
それは建設当時、最も安価に手に入る資材を使って強度をだすためでした。
「カタラン・ボールト」という薄いレンガを何層にも張り合わせる伝統的なレンガ積み工法で施工されています。ガウディと職人さんたちはその使い手だったのです。
ここまで魅力的なデザインは他に類をみません。あくまでも私個人の感覚ですが、ガウディ建築をみたあとは平面的な建築物をみると違和感を覚える程です。
強度とデザインとコストの問題をこの曲線で解決しているのです。
人は幸せに仕事をしていれば、事故は起きない。
この教会は130年余り造り続けられていますが、その間、一度も死亡事故が起きていないそうです。
その理由こそが、サグラダ・ファミリア教会で働く労働者の子どもたちのために小学校を建てたことにあります。
往時、親にとって子供が教育を受けられる事ほど幸せなことはありませんでした。ガウディは未来の若者たちが少しでも希望を持って生きられるようにと願い、この小学校を建てたのです。
彼は、いつも未来を見つめていたのです。
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