ほがらか堂

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記事一覧

あいにくの雨でとイントネーションが北関東の故郷のよう

潮来市の紫陽花寺に着くまでに三回超えた利根川の橋 濁流の川より低い家々が雨に霞むよ関東平野

ほがらか堂
11日前

好きな花「菜」の名をもつ子ら思う笑顔の似合う大人になった

ほがらか堂
3か月前

木の枝で校庭に書いたキャラクターすごいすごいと見てくれた友

漫画家の次は本屋で保育士も夢は不思議と子に伝わったのか

ほがらか堂
3か月前
2

マウントにもニッコリしちゃえば直ぐ戻る誰よりも好きな大切な私に

ほがらか堂
4か月前

明日こそ食べるぞたい焼き食べようと思ってからもう丸2日も経つ

ほがらか堂
4か月前

ママ友がヨガ友になりうん十年ババ友は続くよどこまでも

ほがらか堂
4か月前
1

チチチチと耳に嬉しい鳥の声 見上げ口開く 梅に青映え

シジュウカラ、メジロ、ヤマガラ、ジョウビタキ。人が多いひはかくれてしまうけと゛

ほがらか堂
4か月前
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ネガティブなケイパビリティとは

『鬼平犯科帳』の作者である池波正太郎氏がある月刊誌で編集者と対談した時の記事を、三五年以上も前に読まれたそうだ。 編集者の質問に、 「いや私も実は分からんのだよ…

ゆく川の流れは、動的平衡

前回は乗り換え駅のある市で借りた。 私の居住地である市には蔵書が無かったからだ。 どうしてももう一度読みたくて、でも電車に乗って他市の図書館に行くのは嫌だなぁと…

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それはきっと必要ない

できそこないの男たち 福岡伸一 光文社新書

第七章をまた読む。繰り返して何度も読んでいる。 アリマキ(アブラムシ)たちは基本的にメスからメスが生まれる。 「アリマキたちは、ロシアのマトリョーシカのような『入…

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あいにくの雨でとイントネーションが北関東の故郷のよう

あいにくの雨でとイントネーションが北関東の故郷のよう

潮来市の紫陽花寺に着くまでに三回超えた利根川の橋

濁流の川より低い家々が雨に霞むよ関東平野

好きな花「菜」の名をもつ子ら思う笑顔の似合う大人になった

木の枝で校庭に書いたキャラクターすごいすごいと見てくれた友

漫画家の次は本屋で保育士も夢は不思議と子に伝わったのか

マウントにもニッコリしちゃえば直ぐ戻る誰よりも好きな大切な私に

明日こそ食べるぞたい焼き食べようと思ってからもう丸2日も経つ

ママ友がヨガ友になりうん十年ババ友は続くよどこまでも

ネガティブなケイパビリティとは

ネガティブなケイパビリティとは

『鬼平犯科帳』の作者である池波正太郎氏がある月刊誌で編集者と対談した時の記事を、三五年以上も前に読まれたそうだ。

編集者の質問に、
「いや私も実は分からんのだよ。来週になれば大方の見当はつくと思うが」
と答える池波正太郎氏のすごさ。

そのときのこの帚木氏の感想が面白い。

また、ご自身で小説を書かれるようになったら、「四枚先は読めません」とおっしゃる。

「小説を書くのは、まさに暗闇を懐中電灯

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ゆく川の流れは、動的平衡

ゆく川の流れは、動的平衡

前回は乗り換え駅のある市で借りた。
私の居住地である市には蔵書が無かったからだ。

どうしてももう一度読みたくて、でも電車に乗って他市の図書館に行くのは嫌だなぁと、四月から再開したばかりの自宅から最寄りの図書館に、今朝行った。

私が以前にこの本を借りた市は協定を結んでいるから、リクエスト用紙に記入すれば、取り寄せてくれるはずだ。上手くすれば、市の在庫として、買ってくれるかも。

リクエスト用紙を

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できそこないの男たち 福岡伸一 光文社新書

できそこないの男たち 福岡伸一 光文社新書

第七章をまた読む。繰り返して何度も読んでいる。
アリマキ(アブラムシ)たちは基本的にメスからメスが生まれる。
「アリマキたちは、ロシアのマトリョーシカのような『入れ子』になっているのだ。母の胎内に娘が育つ。そして娘は、まだ産み落とされる前に、すでにその胎内に次の娘を宿している」

その彼女たちが冬の訪れ(気温の変化、夜の時間の長さを計る)を予感するころ、秋も深まったある日、オスを作り出すという。

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