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過干渉と共依存に陥る親には共通することがある


ひきこもりを解決する上で

「過干渉」

は避けて通れない問題です。

ひきこもりになる原因の根っこであり
すべての要因とも言えます。

過干渉とは、
必要以上に子供に関わりすぎる事です。

また、
子供がしてほしくない事を続ける事
でもあります。

親御さんによっては、

「本人に関わらなければ気が済まない」

という過干渉の方もおられますが、

これは「共依存」の状態でもあります。


過干渉は母親との「共依存」状態時に
よく見られます。

ひきこもりの共依存は、親御さんが
自分自身の事よりも、ひきこもり
という問題ばかりに気を取られて
問題の解決よりも後始末に夢中に
なることです。

本来は、本人がやるべき行動を母親が
代わりにやってしまう事です。

ひきこもりの子供を助ける為に
世話を焼くことで献身的な母親を
演じ自己満足しています。

日本女性は特に

「我慢して尽くすこと」

が美徳とされてきたので

「我慢して世話を焼く」

ことがひきこもり問題を解決すると
勘違いをしているのです。


共依存の母親は、
ひきこもりが続いている間は、
自分に満足した状態でいられるので、
なかなかそこから抜けられません。

また、
ひきこもりを解決しようとすると
自己価値(献身的な母親像)が
失われるので本気で解決しようと
前向きにはなれなくなります。

そして、ひきこもっている本人は
共依存の母親が身の回りの世話を
言わなくてもやってくれるので、

「ひきこもっても何とかなる」

と無意識で勘違いしてしまいます。


そのため
自分自身で問題を解決しようという
気持ちがなくなり

結果ひきこもり状態を
長引かせてしまうことになります。


「共依存」は過干渉の典型的な
状態です。


本人が本来持っていたであろう

「問題を解決しようという自立心」

を、しなくてもいいんだと思わせて
しまうことで自立する機会を奪う事に
なります。


そして親は子供がしてほしくない事を
やり続けることでひきこもりを
長引かせているのです。


ひきこもりの当初には、
一時的に尽くす必要がある時も
ありますが、ずっと尽くし続ける事は
逆効果を招きます。


続ければ続ける程解決は遠のき、
何時まで経っても自立心が育ちません。


共依存については自分でわからない
という場合も少なくないので家族等に
客観的に見てもらう必要があります。


最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。


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