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筋トレで肩の筋を痛めたら、回復後にやってはいけないことは何?

  肩腱板断裂。
 鉄アレイを、ぐいっと持ち上げる。
 一瞬、肩の筋が伸びて、プツンと切れる。
 やってしまいました。腕が上がらず、泣きたくなった。
 整形外科でMRI検査で一万円。お薬はロキソニンの貼り薬。安静に。
 日々のトレーニングは中止。静かな生活。でも、仕事は辛い。どうしても、腕を使う。腕を使わない生活なんて、考えられない。
 夜、寝るときだって、痛めた肩を上にして、横に眠る。横寝は手足を使わない。布団の中で、胎児みたいにまるくなると、不思議とよく眠れることを発見。
 こしうした、日々の中で、肩が回復してくる。
 ついに痛みがなくなる。
 腕を回す。整形外科で、「もう、いいでしょう」だって。
 やったぞ、でも、本当に治ったのかな。
 ここで、体育会系の悪い癖が出始める。
『自分の限界に挑戦』
 元水泳部。
 この程度の重み、大丈夫かな。
 こりくらい、平気だよな。
 まだまだ、もう少し。
 どうして、自分の限界に挑戦する必要があるのか。つい自分を試したくなる。傷口の耐久性の限界を知りたくなる。
 限界を超えたらどうなるのかなんて、考えていなかった。水泳なら新記録なのに、肩腱板断裂なら・・・・・プチン。再発。やっちまったあ。
 トホホ。
 この性格、何とかならないの。
 また、ロキソニンのお世話に。恥ずかしくて、整形外科には行かず、薬屋に直行。肩にロキソニンを塗りこめる日々。
 ようやく、悟りました。
 車の免許と肩腱板断裂は同じ。
 最初は若葉マーク。慎重運転。怪我の回復時も同じ。若葉期間を長めにしましょう。
 じゃ、若葉期間が過ぎたら、どうすんの。
 そりゃあ・・・・・安全運転でしょう。
 ずっとね。
 限界超えたら、スピード違反。
 これを肝に銘じて、肩をいたわる日々。
 ただし、ゴルフは大丈夫らしいです。先日、ドライバーを練習場で万振りしてみましたが、肩は大丈夫でした。
 スィングは崩れて、レッスンプロが呆れておりました。
 私は一言、レッスンプロに言い訳を。
「どうも、誘惑に弱いもんで」
 肩腱板断裂の別の課題。
 今度は限界挑戦癖でなく、誘惑に打ち勝つ忍耐力・・・・ですかね。
 でも、クラブをもっと、振っても、大丈夫そうでした。腰の筋肉痛が残る程度。
 肩腱板断裂後のゴルフ練習では、飛距離は落ちませんでしたね。方向性はいつもの通り。ゴルフより野球場の方が、向いているかもという程度。
 家に帰って、念のため肩にロキソニンを練った次第。
 では、おやすみなさい。
 左肩を下にして、寝る習慣。
 『夢は枯野を駆け巡る』でなく『夢はゴルフコースを駆け巡る』なんてね。
 肩を気にせず、ラウンドしたいもので。
 
 


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