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息子語録

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ひとりで楽しむにはもったいないので息子の1言を呟いています。
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2021年1月の記事一覧

成人式。息子の時は20歳?18歳?と思いながら、あと何年?と思いを馳せてみる。本人にはまだまだ未知の未来なので、本日もお家で工作タイム。今日は紙粘土。二人でいろいろと制作。工作しているとわたしの方が夢中になってしまうのだけれど「楽しかったね」と言ってくれたのでよしとしよう。

最近、見つけた息子の寝ているときの癖。手をベッドとわたしの体の間に差し込んでくる。
なぜ、寝ているのにわたしの位置がわかるのだろうか?謎はあるのだけれどわたしの体に指が刺さることなくスッと隙間をめがけて手が入り込む。そして「お母さん、踏んでるよ」と時々、お叱りお受けるのだ。

幼稚園で作ってきた鬼のお面をつけて「look at me! 」と言いながら向かってくるではないか。何にも教えてないのに英語とは!
わたしの聞き間違えか?
それとも天才が現れた!
まったく予想の斜め上どころか想定外をかましてくれるあたりはやっぱり天才だ。

穴堀が得意な黄色いチュンチュクという息子が考えた鳥。口を尖らせ両手の人差し指を口元で伸ばしてツンツンつついてくる。親子で「チュンチュク、チュンチュク」と言ってはつつきあいをする。つつき愛なのだ。悩みや心配事の日々だけれど、こんな瞬間がたまらなく楽しくて、まーいっかと笑える時に感謝

ゲームをクリアするとコインがたまったり、プレゼントがあったりするせいか、最近、折り紙で何やらアイテムを作っては箱に入れてリボンをつけたプレゼントをわたしにくれる。「お母さん、これでレベルアップだよ。頑張ってるからね」バタバタ忙しいけれど、嬉しい励ましに元気が出る日々。頑張ろう。

「お家って売れるの?どうやってお店に持っていくの?大きくて売れないじゃない」との質問。なるほど、お店の仕組みは理解しているようだ。と言うわけで家を売るにはどうするか説明してみた。お家は作ることもできるけど買うことができると気づいたよう。大きい家を買いたいらしい。

時々、哲学者みたいなことを言う息子。「お母さん、心がなくなったらどうなるの?」君はなぜそんなことを思っているんだい?と思いながら心について考える。泣いたり、笑ったり、分かっていてもできなくなるのかもしれない。そんな話をした。
「あった方がいいね」と心が思ったそうだ。

お風呂で「水は透明なのにどうして見えるの?」と質問される。光の反射と関係があるのだろうけれど…説明を試みるもののいつもわたしがなんでだろうと考えてしまう。息子は黙ってきいて他の遊びに移っていく。いつかあの時のあの話がこれかとなればいいと種まきをしているようなお風呂タイム。

茶碗を洗っていたらやって来て「カステラブルブルって何?」と聞いてきた。カステラ?ブルブル?ここからわたしの推理が始まる。ちょうどテレビでは持続可能な未来へなんて感じのCM が流れていた。おそらくサスティナブルのこと。最近、よく言葉の意味を訊かれる。わたしも負けずに勉強しなきゃ。

玄関で「今日は雨が降るような気がするから長靴と傘にする」といつものサンダルを長靴に変える。幼稚園に着くまでに本降りの雨になる。雨の気配が分かるのか、長靴にすると言った日は雨が降る。何処かに出かける時は嵐が追いかけてくる。そう、息子は雨男どころか嵐を呼ぶ男。天気の変化に敏感な子。

昨夜、寝る前に「お母さんは今日、眠れないと思うよ」と根拠のない予言をされたからか眠れなかった。更に「寝れないときにゲームしてるでしょ?僕にはわかるんだよ」と見てるかのような指摘。時々、こんな風に鋭い観察力で何かをいってくるのでついつい先生と呼んでしまう。侮れない5歳だ。

クッキーを作ることにした。焼いているときに「僕、あまり役立たなかったなぁ」と一言。実際、そんなことはなくいろいろやってくれた。あれもこれもしてくれて助かったよ、ありがとうと伝えたけれど、もしかしたらもっとやりたかったのかもしれない。今度は焼くまで任せてみてもいいかもしれない。

わたしの滑舌が悪いようで「ふくらはぎ」を「ふくろはげ」と覚えてしまった。響きがいいのか即席で♪ふくろ、ふくろ、ふくろはげ♪と歌っている。一体、ふくろはげとは何かとたずねたら「筋肉!」と自信たっぷりの返答。この絶妙な言い間違えの一端はわたしの滑舌の悪さが担っているのかもしれない。