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生きて、生きて、活きていこう 〜 「旬」 椎名林檎

ライフシフト、人生100年時代

長寿化は、社会に一大革命をもたらすと言っても過言ではありません。人々の働き方や教育、結婚の時期や相手、子どもをつくるタイミングも変わります。余暇時間の過ごし方も、社会における女性の地位も変わるでしょう。
長寿化を恩恵にするためには、まず視野を広げること。長く生きられるようになった年月の大半を、私たちは健康に生きることになります。人生の締めくくりの時期への準備だけでなく、人生全体を設計し直す必要があるのです。
『LIFE SHIFT』著者リンダ・グラットンより

人生100年時代が訪れようとしています。実際100年生きることになるのかはさておき、これに伴って大きく変わってくることもあると思います。

それは、多分、人の意識が変わることによる変化。

例えば、、

1、 健康への意識

一番気になるところです。生きるためのベースとなる要素。

100年前には考えられないくらいの医学の進歩がありますし、嫌煙に顕著なように数十年前の日本では考えられないような健康への意識が高まってきているのも事実。

健康への意識も一層高まると思います。

2、働き方

これも大きく変わってくると思います。
100年続いている会社がさほど多くないように、会社自体も多くが生まれては消えていきます。

その中で、どのように働いていくか。資本主義が続いている前提としてもどういう風に稼いでいくか。これもまた重要な要素。日本では、おそらく設立当初から将来上手くいかないことはわかっていたはずの年金制度には頼れないわけですし。

年金の代わりにベーシックインカムになるのかもしれませんがそれがすべてを支えることにはならないような気もします。どこかで稼ぐ意識が必要になってくるかと思います。

3、家族の在り方

多分、昔の大家族や三世帯式に戻っていくような気もします。働き方改革で場所はフリーになったわけですから。高齢化による支え合いが必要になると見ています。支え合うならば、近くにいた方がよくて。プライバシーが気になるなら二世帯や近い場所で別々に暮らしても良いかと。

そして我々を守る存在としての自治体がクローズアップされるかも知れません。

本当の意味でのライフシフト

ライフシフト、人生100年がクローズアップされてから、変わるものばかりが語られるようになりました。

変わる時代だからこそ、変わらないものにきちんと目を向けていくべき。

変わらないもの。時代が過ぎて行こうとも変わらないもの。普遍的なもの。

それは、生きている意味を問うこと。自分なりの人生や生命の意味を持つこと。

それは、他者や自己へのいたわりや愛かもしれないし、何かを成し遂げようとする意思かも知れません。

人生100年時代、何歳になろうとも、生きている今こそが旬。今こそが一番大切。

年齢に嘆かず、来たる永遠の別れを恐れず。今という時代、時間を愛と意思で生きていく気概。

変わりゆく時代には、むしろ、変わらないものこそが、大切になるのだと思うんです。

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